行動を阻害するものは何か?

皆さんこんにちは。『自力開眼』『地力向上』を目指す、能力再生相談所、内匠です。

22年まであと2週間足らずとなりました。今年の目標の達成度合い、そして次年に向けての目標や行動計画の練り始め、しておられるでしょうか。私はまだ途上ですが。

10年位同じ目標を立て、ことしもどうやら・・・という方もいらっしゃるかもしれません。私もそういうのがいくつかありましたが長年同じだったものが今年ようやく一つ解決しました…結婚相手を見つけるというやつが、今年ようやくカタがついたわけです。いろいろ葛藤がありましたし、この決断の時には、現状維持バイアスですか、そういうのが働いたりして自分の頭の中では結構エネルギーを使いました・・・。

さて、そんなことを思いながらふと目にしたネット記事ですが、これはまさにそういう感じのことでしょうか。まずはご紹介します。

「1億円が当たっても貧乏になる人」の脳内では何が起きている? | チームが自然に生まれ変わる | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

この記事で私的に重要と思えるポイントが二つありまして、一つが、Have toをやめてWant toをやる、もう一つが、それをみつけてもやらないのはなぜか、というところです。

まず一つ目のところ、Want toですが、これはまさに自分が一番大切にしている“価値観”から来ています。それがわかるとこの記事にあるようにそれこそ涙を流して喜ぶ、みたいなことが起きるのですね。私自身は涙は出ませんでしたが、今までそういうことを望んでいたのか、と納得はしました。

実際それは簡単なワークで(とはいえ頭とそれに伴う体力は使います…なぜなら今まで自分でそんなことを考えたことがないので、考えが及んでないことにはなかなか頭が動かないものですから)見つけ出すことができます。

しかしこの記事にもあるように、それを見つけて喜んでいるだけでは結局元の木阿弥なわけです。それは記事では次のように書かれていますしまさにそうだと思います。以下引用します。
これと同様、われわれの心にも「現状(Status quo)からの逸脱を妨げようとする機能」がある。

 いわば心理的ホメオスタシスとでも呼ぶべきものだ。 実際、認知科学の領域においても、ホメオスタシスをモデル化しようとする研究は存在している。 卑近なところで言えば、ダイエット後のリバウンドは、このモデルを使えばかなり整合的に説明できるだろう。 心理的ホメオスタシスとは、「変わりたくないと思う無意識」そのものだ。

 これがあるかぎり、いくら外的刺激を与えても、人は「これまでどおりの日常」へと無意識のうちに戻っていこうとする。
 より居心地のいい現状は、コーチングや人材開発などの文脈では「コンフォートゾーン」と呼ばれたりもする。
 頭では「変わらないといけない」とわかっているのに、ほとんどの人が変われないのは、ホメオスタシスが強烈に働き、コンフォートゾーンへと引き戻されるからなのだ。

特に後段のところは皆さんも経験的にお分かりだと思います。三日坊主というのはまさにこのことですから。

こういう状況から逃れるにはどうするのか…自力で簡単にできるのであれば、10年も同じ目標を掲げたりしないでしょう、残念ながら。

対策の一つとしては“伴走者”を見つけることです…有償でも無償でも、それは状況によりでしょう。目標は違っても、行動を相互に報告しあう“同志”を見つけることができれば、それは無償の伴走者になりえます。

そういう方を見つけることができない、そして自分自身では解決が難しいとなれば、有償で伴走者を見つけることも一つの手です…能力再生相談所はそういう位置づけでサービスを提供していこうと思っていますので興味のある方はご一報いただければと思います(Line 公式でお友達になっていただければ幸いです)

ということで今日もご一読いただきましてありがとうございます。

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