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人間は進歩してるのか・・・?

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。
先日ご紹介した『ストア派哲学入門』、現在も少しづつ読み進めてるわけですが、紀元前の人たちの言葉を見るにつけ、人間って進歩してるのかどうか・・・と疑問に思わずにはいられなくなります。

今日は次の言葉をご紹介します。

どれほど多くの者が君の人生を奪ってきたことか、君が何を失っているか気づきもしないうちに。詮のない悲しみや愚かな喜び、どん欲な欲望、こびへつらいの付き合いによって無駄にした時間を数えてみよう。どれほどわずかな時間しか、君には残っていないことか。そのうちわかるが、君は自分のための時間を使う前に死んでいくだろう。

これは、セネカの「生の短さについて」からの引用となっています。今や紀元前と違って人生100年時代と言われるほど長寿で恐らく倍以上の平均寿命になっているものと思いますが、それほど長寿になってもこの言葉はズシッときます。

そして、このブログを書く前につい見てしまったyoutubeのこととか、まったくあたしはおバカさんだなと思ったりするし、今日もそういえば本、ちょっとしか読まなかったよな、もっと読めたはずだよな、と思う日々です。

実際問題として5分、10分が積み重なっていくと1年で大きな差になる、しかし残念ながらその瞬間にはそれを実感することがなかなかなく、1年たった時に、あーと思う・・・。
とは言え、今このことに気づいた瞬間に、昨日より5分でも読書量が増えたならば、昨日よりは進歩していることになるかもしれない・・・。

年末年始だから普段より余計にこの自分の怠惰な瞬間に目が行くわけですが、だからこそ、少しでもより自分を成長させることに時間を使いたい、そう思った次第です…私もまだまだです。

ということで今日もご一読いただきましてありがとうございます。

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