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命の時間を生きる~あなたの持つ素晴らしいものを活かす~

こんにちは。セーラー服男子のなんでも相談屋さん、たくみです。

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あなたは今、何歳でしょうか?

自分で自分はまだまだ若い、と思いますか?


やりたいことはたくさんあるけれども、まだまだ

やりたりない!・・・とお考えでしょうか。


しかし、もし・・・明日しんでしまう・・・

となってしまったら、どうするでしょう・・・?


極めて低い確率ではありますが、

ゼロであるとも言い切れません。

今回は、人生の時間の短さについて

そして、少しでもよい人生だったと思える

生き方を考えるヒントを

お話ししたいと思います。


1.時間の自覚



たくみさんも、自分がしぬ間際に、

「何を思ってしぬのだろうな?」とか

「これだけは絶対にやっておきたいな」ということが

勿論あります。


まだまだできていないこともあります。

このたくみさんとしての活動も

やっててよかったなと思うことの一つです。

自分がもっと自分になれる時間。

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この自分が生きることができる時間。

残りの時間がどれ程であるかは、

誰も正確に自分で知ることはできませんが、


もう残りの人生の時間があまり長くはないと

自覚する人たち

あるいは、もう長くない運命にある方々の

お話を聞いている中で


自覚をしていない時ほど、何をして生きるのかを

よく考えて生きた方がいい


と思うようになりました。


人生の時間は、命の貴重な時間です。

自分で思うほど、人生は長くないかもしれません。

時間の感じ方が同じではないように。


楽しい時間はあっというまだけど、

苦しい時間が長いように。


あれをやっておけばよかった、

もっと思いを伝えておけばよかった。


そうすれば、もっと違った人生だっただろうと

多くの人たちが

自分の命の灯が消えかかっている中で

思われていることなのです。


2.人生の意味を見つけ出す


自分の人生の時間は、永遠ではありません。

60歳で退職してからが自分の人生・・?

いや、70歳でしょうか・・・?


本当にそこまで、無病息災で

生きることもできるのでしょうか?


あなたは、どう生きたいですか?

どういう思いで死に旅立ちたいですか?



80歳台でお亡くなりになられたSさんのお話を

少しさせて頂きます。


Sさんは第2次世界大戦の最中、

大学生でした。

大学は、今のようにそれなりの数があって

だいたいの人がいけるような場所ではなく

限られた数しかない学校に

進学できるのも、優秀な方でなければなかなか入学が叶わないような

そんな学校でした。


そこで、日々歴史の研究に打ち込んでおられたSさんは

例にもれず、学徒出陣で

出征を命じる赤紙を受け取ります。

理系の学生は免除されることもあったそうですが、

文系の学生は根こそぎ連れていかれた感じだったそうです。


既に太平洋諸島での戦線縮小が始まり始めていた時期でしたから

ろくな武器もなく

取り組んでいた訓練では

一升瓶に火薬を詰め、

敵の戦車の下にもぐりこんで

玉砕する訓練だったそうです。


鋼鉄で覆われた戦車を相手に生身の人間が

一升瓶サイズの火薬を持ったところで

どれほどの戦果を挙げるものであったかを

考えてみるまでもないことかもしれませんが


そう命令されたら、そうするしかない。

それが、自分の最後の瞬間になるだろうと

Sさんはいつも考えていたそうです。


同じく、大学からの学友の

T君という方もいらっしゃり、

2人はよく、「戦争が終わったら

教師になって、戦争のない世の中を作るための

教育に邁進しよう」と

話し合われていたそうです。


そんな訓練が続いていたある日、

空襲によって、学徒たちは空からの激しい攻撃に襲われます。

T君と二人で、急いで防空壕に向かって走りました。

もうあと50mほどで逃げ切れると

思ったその時、

隣から

「う”--!!」


っと背中から血を噴き出して

T君が倒れたそうです。


Sさんは、止まりたいのを必死にこらえて

走り抜きました。


空襲が止んで

戻ってみると

そこには、変り果てたT君の姿があったそうです。


あの時、辺り所が悪ければ、

Sさんの方が死んでいたかもしれない。


でも、Sさんは生き延びました。

戦争が終わって、

自分もT君の後を追おうか

悩みぬいた末に、


天国であいつが待ってるから、

そこに行くまでは、

必死になって生きてみよう。

そして、天国についたとき

「どうだ?見てたか?」

とT君に恥ずかしくない人生を

送ろうと決意されたそうです。


Sさんは、その後、中学校の社会科教師

校長や塾の講師を70台まで続けられたそうです。

体調悪化により、一線は退かれましたが

こんな世の中を見られてよかった。

天国に行ったら、良い報告ができるだろうと

いつも語っていらっしゃいました。


もう、今頃は天国からこっちを

見てくださっているのでしょうか。

きっと、よい報告ができていることと思います。



3.時間に対する捉え方


自分の人生の時間を

どれだけ自分のことに注ぎ込むことができるのか?

それが時間の充実度をあげる指針になるでしょう。


バタバタと、目先のことに囚われて

忙しくしていると、

あっという間に人生は終焉してしまうでしょう。


そうならないようにするためには、

時間に対する捉え方を

きちんと自覚することが大切です。



・時間を浪費しないようにしましょう
・特に”若い”間の時間は無駄にしないようにしましょう


若い、の定義は色々あると思います。

たくみさん的には「自分が若いと思っている」ことが

重要だと思いますので、

何歳が若いとか、そういう括りで

自分を若くない方にカテゴライズする必要も

ないかと思っています。


その間に、何ができるのか?

何をしてしまいたいのか?


若い間は、がむしゃらに活動することができます。

年を取ってくると、それを経験によって

効率的なやり方に変えていくことができます。

がむしゃらになることも、

効率的に活動することも

どちらも同じくらい重要です。


時間の流れは、3つです。

過   去
現   在
未   来


未来は、まだまだ変えることができます。不安に思う時もあると思います。

しかし、希望をもつこともできるのです。


現在は、今目の前にあるものです。すぐに過去となっていってしまいますが

これこそが、常に自分が向き合っているものです。

過たずしてすごせば、素晴らしいものになります。


そして、過去。

過去だけは他の2つと違い、

変えることができません。

そむけたくなるような、嫌な思い出もあるでしょう。

もう一度訪れてほしいような、まぶしい思い出もあるでしょう。

そして唯一、変わることがないからこそ

不安になることもない唯一の存在なのです。

悲しくて仕方なかった

過去の自分を、

今の自分が抱きしめてあげることができるのです。


それは財産と言っていいでしょう。

過去は、あなたの財産なのです。

長く生きれば生きるほど、

あなたの過去という財産は

少しずつ蓄えられて行っています。


過去の人生の活かし方を

自分としっかりと向き合い、

内省し

そこにしかなかったことを

もっと高い視点から眺めてみるのです。


時間をさかのぼってたどれる神様のように。

今、この瞬間を見守ってくれている神様は

未来の自分なのかもしれません。


その過去を見つめる自分が必要です。

その時なかったこと、

考えて得た結論、

言われた言葉の重さ。


それを受け止めることによって

これからの人生、

今と

未来を

変える手掛かりにすることができるのです。


惰眠や快楽に溺れるのではなく、

本当の自分の喜びの為に


自分の人生の時間を

最大限燃やし尽くすために

自分が持っている財産である

過去を

最大限に活かしてください。

そこに、あなたが

人生でなすべきことの

ヒントが眠っているかもしれません。



4.最後に


Sさんは、戦争と

亡くした友人という過去と

向き合うことによって

自分の人生の

指針を固め

その道をしっかりと歩まれました。


あなたに何もないなんてことは

絶対にないはずです。


人生の時間は

終わってみると

思っているよりも

ずっと短く感じられるかもしれません。


その時に、

良い人生だったと思えますように

自分の財産の

過去と向き合ってみてください。


どうしてもわからないという方は

こっそりとたくみさんに

相談してみてくださいね。









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