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写真家が旅を仕事にするということ。

大好きなのちさんがいっていること。
「旅をしながら仕事をする。」「旅を仕事にする。」
この2つは違うっていう、お話。

-旅をしながら仕事をする。

例えば、東京で住んでいる人が、東京でもらった仕事を、海外や地方を旅しながら仕事をする、ということ。旅先でディレクションやライター・編集のお仕事をするということ。

-旅を仕事にする。

例えば、NYでの旅を本にする、とか。
僕でいえば、旅先で撮影すること。
旅、そのものが仕事になる、ということ。


どちらがやりたいかなあと考えた時、
僕は旅を仕事にしたいと思っています。

旅を仕事にする。


写真の圧倒的なメンターの市橋織江さんが、モデルケースになっています。

ANAさんの広告でシアトルへの就航の際の撮影を担当していました。
市橋さんの視点で、自由に撮影してください、というお題のその自由な広告案件はとても魅力的であり、織江さんらしいものになっていました。


同時に、写真集や作品展の撮影での海外を旅するということ。

「TOWN」や「BEAUTIFUL DAYS」。
この制作で作品を撮りにいく。

大好きな言葉の中に、こういったものがあります。

「作品を作っていくことが、仕事のアイデアになり、結果になる。」

この言葉は、何事にも深くつながることだと思います。
意味を考えて、練習すること。制作すること。
なんでもないと思っていたことも、
目的と結果を見据えると、彩りが見えてくる。


いま僕自身がやっていくこと。

まずは、今回のニューヨークでの写真を5月の作品展に向け、作品として準備していきます。
作品にするにあたって、何度も何度も撮りためた写真を見返して、毎日変わるその感情と旅の時の感情を思い出して、いま伝えたいことにしていく。

もっと、旅を通して、繋がりを増やしてもっと伝えられることを増やしたいなと思います。

世界は急激に変わるからこそ、その世界を伝えたいし、その変わる世界があるからこそ、身のまわりの世界をあらためて、見まわせればいいなとおもいます。

少しでも僕を知ってくれた人が、僕の作品を通して、なにか行動のきっかけになったら嬉しいし、いつか僕自身が見返した時に、また、その時に僕自身に伝えられるものがあったら。

次は、どこへ行こうか。


サポートいただけましたら、作品制作に全力で投資させていただきます…!ありがとうございます!!