家づくりは業者との関係性も非常に大切!~避けるべき3つの形~
こんにちは。
建築コンサルタントのtakumiです。
普段、私が家づくりのフォローをさせて頂いているときに、業者さんとの関係性についていろいろと思うところがありましたので、記事に書き留めることとしました。
家づくりは良くも悪くも業者さんとの「関係性」につきます。
もちろん、業者さんの実績や技術力、担当者の士気は当然ながら必要ですが、お客さんと業者さんとの関係性が良くないと、家づくりはうまくいきません。
以下に、業者さんとの関係性で、良くない3つの形をあげて、解決策を解説しています。
ぜひ、参考にしていて頂ければと思います。
◆良くない関係性①「ハッキリ言えない施主」
良くない関係性のひとつは、「言いたいことを言えない」ということ。
女性の方に多いように思いますが、男性の方でも業者さんにハッキリと指示できない方がおられるようです。
実は、これが一番よくないことです。
言いたいことを言えない関係では、こだわりを実現するどころか、家づくりが進めば進むほど残念な気持ちが積み重なり、最終的に後悔ばかりが残るの家づくりとなります。
「言いにくい」となるのは、やはり間取りのやり取りですね。何度も修正してもらっていると、また検討して直してもらうのが申し訳なくなり、希望を伝えるのがおっくうになってくるという。
これは大変もったいないので、絶対に回避しましょう!
解決策としては、シンプルですが「頑張って伝える」しかありません。
コツとしては、面と向かって要望を言いにくい方が多いと思いますので、打ち合わせの中では即答せず、持ち帰って要望事項をまとめて、「メール」などの文書で送るようにすると伝えやすくなります。
◆良くない関係性②「イエスマン設計士」
設計中は業者の設計士や営業と施主さんとで、議論を交わすことが良い結果となります。
もちろん施主さんは素人、業者さんはプロなので、施主さんがあーだこーだとこだわり、要望を伝える中で、プロの業者さん側から良くないことには「それはやめた方が良い」というアドバイスが出ることが通常です。
しかし、それをしない業者さんが結構増えてきています。
「ハイ、ハイ」と、イエスマンの担当者。
施主さんの要望をそのまま叶えてあげる方が後悔が少ない、と思っている担当者もいるようですが、全くの間違いです。
施主さんの要望やこだわりの「デメリット」を説明してあげなければ、完成した後にそのデメリットで後悔する可能性も高いですからね。
他にも、そもそも説明するのを面倒に思う担当者も存在します。
ただ、この場合は解決策は簡単です。
間取りを含め設計内容を第三者の建築士に見てもらいセカンドオピニオンを得ることで、何も言ってくれない業者の場合でも、設計のフォローをしてもらうことが可能です。
私の間取りフォローのお客さんの中でも、「業者さんが何も言ってくれないので」という理由でセカンドオピニオンを求める方も多くおられます。
◆良くない関係性③「説明不足の担当者」
いちばん多いのはこのパターンです。
なんにしても、説明が少ない、または説明がへなくそな担当者が多いようです。
「理由は分かりませんが、ダメみたいなんです」
としか言えない施主さんが、とっても多い。
希望を伝えているのに、できない理由をしっかり説明してくれない。
そうなると、施主さん側としては「モヤモヤ」が残っていき、希望が「何故か」叶わなかったことで、業者さんへの不信感が少しずつ大きくなり、途中でトラブルになることもあります。
改善策としては、「きちんと説明してください」とハッキリ言うことです。
よくあるのは、プロの業者側は「当たり前」だと思って簡単な説明で理解してもらっていると勘違いしていることです。
「わかってるだろう」の業者側と、「説明してくれない」の施主さん側。すれ違いだけのことも多いもの。
なので、説明をきちんと求めるだけで解決することはよくあります。
◆まとめ
家づくりは、業者さんとの二人三脚。関係性が良くないと、ベストな家づくりにはなりません。
要望をはっきりと伝えることができ、それに対してプロの目線でしっかりと受け止めて、アドバイスをしてくれる業者。
業者選びをする時には、「担当者との相性」も大事ですので、このようなことも意識して探すことをオススメします。
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