その間取りにプライバシーはありますか?~家族といえども、プライバシー配慮は必要!
こんにちは。
建築コンサルタントのtakumiです。
本日は、間取りにおける、家族間の「プライバシー」について。
家族といえども、プライバシーは大切です。
お子様が小さいうちはあまり考えませんが、大きくなってくると、色々考えてあげないといけないことも。。。
見落としがちな家族間のプライバシー、なかなか細かい配慮も必要になります。
では、プライバシー配慮の例をご紹介していきましょう!
◆「吹き抜け」による「筒抜け」の状態
今どきの間取りって、「オープン」とか「開放的」って感じ、多いですよね。
LDKにまあまあ大きい吹き抜けがあって、
吹き抜けの周りに2階の各部屋が面する
家全体が一体感がある
という感じ。
このような感じで、2階は各部屋が吹き抜けに近い配置↓↓↓
いや、別に悪くはないですし、そういうのも良いとは思うんですよ。
ただ、生活スタイルは変わっていくのと、お子様が小さいうちはそういう一体感は良いのですけども、
大きくなってきたら、ちょっと嫌がるかもなぁって。
自分の部屋の声も漏れてますし、
リビングの声は各部屋に筒抜け。
さらに、吹き抜けでつながってるから、トイレの音までひびきわたることに^^;
典型的な、「最初は良かったけど、、、」
という後悔がありがちな、吹き抜けで家全体がつながる間取りは、音の筒抜けに要注意!
◆リビング階段の短所
もはや、戸建て住宅ではかなり当たり前の間取りになってきているリビング階段。
よく聞くのは吹き抜けと同じようにエアコンなどの冷暖房が効きにくいといったものです。
リビング階段の何がプライバシーに問題あるかと言いますと、
「子供が友達を連れてくる時に、LDKを見られる」
というのがプライバシー的なところで最大のデメリット。
子供が友達をよぶタイミングに合わせて、掃除片付けを、せっせとしなければいけないという。。。↓↓↓
まぁ、たまには片付け上手なご家庭もありますけど、皆さんがそうでは無いですよね。
◆トイレの音問題
トイレの音って、気なならない人は少ないはず。
家族間でも、トイレの音は聞かれたくないし聞きたくもない。
それなのに、なぜか部屋にトイレが接しているプランがちょいちょいあります↓↓↓
家の壁なんてペラペラですから、音は筒抜けです。さらに、遮音仕様の壁にもできますけども、「多少は聞こえる」という結末。
修正できない間取りなら遮音仕様でするしかなく割り切って妥協するしかないのですが、できればトイレは部屋には接しないように、収納や廊下などを緩衝地帯として挟むことが基本です↓↓↓
◆子供部屋に接している寝室
これもよくあるところです。
ご夫婦の寝室という、かなりのプライバシー性が求められる部屋が子供部屋にベッタリ接している間取り。
・・・いろいろ聞こえちゃいます^^;
家族といえども、プライベールームはプライバシーを確保したいものです。
家族みんなで川の字で寝るのも、お子様が小さいうちだけ。
これもトイレと同じく、間に緩衝地帯の収納や廊下を挟むことが鉄則ですよ↓↓↓
夫婦の時間を大切にできる間取りを考えてみましょう。
◆脱衣と洗面を分ける
これは面積が少し多く必要ですので、できれば取り入れたい項目です。
脱衣と洗面が同じ一室だと、誰かが入浴などで脱衣を使っている間って、洗面を使いづらいものです。
↓↓↓洗面と脱衣が一緒
お子様が小さいうちはよいかもしれませんが、大きくなってきたら、気になるところどもあります。
もちろん奥様も気になるところ。
できれば、「脱衣室」と「洗面室」というふうに別々の部屋として、脱衣も洗面も同時に使えるとベストです。
↓↓↓洗面と脱衣を分けている
面積的に難しい場合は、洗面脱衣室一室でも、カーテンなどで脱衣と洗面とに中で分けても良いですね。
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