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トイレは1つでも大丈夫?~マイホーム計画におけるトイレの個数の考察

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。


今回は、トイレの個数についての考察となります。

平屋の場合や、建物の面積が比較的小さい場合に、トイレは1つでよいとされる方もおられます。

また、「今住んでいる家が1つだから」「掃除が面倒だから」なんて意見も。

もちろん、コスト面でトイレを削減する方もおられます。

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どうしても1つしか設置できない理由があれば別ですが、トイレは複数ないと、超・不便なものです。

トイレが1つの場合、様々なデメリットが生じる可能性がありますので、こちらをお読みいただき、しっかりイメージして、検討しておきましょう。

◆トイレの度に階段の上り下り

トイレの場所は近すぎても嫌ですが、トイレが遠いのも不便なものです。

特に、階数が異なると階数の上り下りがたいへん。

寝ている時間、トイレに行くこともありますから、寝ぼけて階段を使うのは危ないこともあります。

若いうちは良いですが、歳を重ねると寝室の階にトイレが欲しいと感じるものですからね。


◆トイレ使用中

これも困りますよね、使いたい時に「使用中」・・・

トイレが長い人もいますし、日によってはお腹の調子が悪い人もいて、トイレが長く使えないこともあるもの。

また、家族が多いと、朝はトイレラッシュとなることもあります。

いつもは待っていれば済むかもしれませんが、「我慢できない」時もあるもの、、、

こればかりは生理現象ですから、行きたい時に行けないのは、結構、きついです。

◆故障したらどうする?

困るのはトイレの故障のときです。

滅多にないものではありますが、水漏れしたり、詰まることもあります。

お風呂やキッチンなら、使えなくても何とかなります。

しかし、トイレだけは使えないと生活できませんよね。

最悪、お隣やご近所の家に借りに行くことにも。そんなことができなければ、直るまでホテル暮らしになるかもしれません。

滅多にないですが、可能性はありますよね。


◆まとめと対策

このように、トイレが1つだと不便に感じる可能性が高いものです。

トイレの個数は、基本は階数で決めるのではなく、家族の人数で決めることをおすすめします。

家族が4人以上になると、平屋でも複数のトイレを設置したいものです。

できればトイレは2箇所確保しておきたいものですが、コスト面もありますし、掃除も面倒だから「必要になったら考えたい」って方もおられると思います。

ですので、まずはトイレは1つにして、いざとなったらトイレにリフォームできるスペースを確保しておくことも良い選択です。

排水管や給水管を用意しておけば、比較的安くリフォームできますからね。


トイレはひとつでいいって方も、一度検討してみましょう!


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