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間取りでは通路幅を心得ておくこと!~家づくりの失敗は「イメージ」と「実際のスペース感覚」の違い

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

家づくりを進める上で、身につけなければならない「幅の感覚」があります。

特に、通路幅はメジャーなどで確かめておかないと、

あれ?こんなに狭かったの?

ということになってしまいます。

まず、基本的なところですが、設計図にある寸法線は柱や壁の「芯」を指す数値ですので、「有効寸法」というのは少し小さくなります。

◆メイン通路の幅

廊下の幅は、下の図がわかりやすいですね。

新廊下の図

さきほど言いましたように、柱や壁(石膏ボード)の厚みを引いた「内法(うちのり)」の寸法が、有効寸法となるわけです。

上の図のように、柱芯の寸法で91cmほ廊下の場合は、有効幅は78cmとなります。

これが一般的な廊下幅ですね。

同じように、通常で91cm幅(有効が78cm)の場所に「トイレ」や「階段」、「バルコニー」があります。

※法律で規定のある幅の寸法としては、建築基準法において、階段の幅が75cm以上と決められています。

この78cmが、通常の「メイン動線」の最低幅と考えてください。

(78cmはメジャーで確認しておきましょう!)

メイン動線は、「ものを持って移動したり」「すれ違う」ことを想定すると、これ以上狭くすると使いにくくて支障が出ることになります。

そのため、LDK内でも「メイン通路」となるところは、70~80cm程度の通路幅は欲しいことになりますね。

また、メイン通路では無いかもしれませんが、キッチンのスペースも80cm(できれば90cm)は欲しいところです。


◆サブ通路の幅

サブ通路は、「ダイニングの椅子の後ろ」「ベッドの横のスペース」、「ウォークインクローゼット内の通路」というような通路ですね。

支障なく通ることができれば良い場所ですので、サブ通路の有効幅は50~60cm程度が一般的です。

これは、「肩幅の寸法」から来る数値です。肩が通れば、スムーズに通過できますからね。

肩幅の平均的な数値は、男性だとは45cm前後、女性だと40cm前後ですので、50cmあれば男性も通ることができます。

(50cmの通路幅もメジャーで確認しておきましょう!)

例えば、ウォークインクローゼットではこのことをふまえて設計しないと、効率の悪い空間になってしまいます。

下の写真のように、ウォークインクローゼットは奥行50cm程度の両側収納として、真ん中の通路を50~60cmとすることが最も効率的となります。

(クローゼットの収納では、男性のジャケットなどのアウターの「肩幅」を50~55cm程度として計算します。)

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たまに、91cm(有効78cm)の幅のパントリーやシューズクロークがありますが、何とかギリギリ使える幅ではあります。

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↑↑↑上の図のようなパントリーですね。

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↑↑↑シューズクロークもこんな感じです。

ただ、有効幅が78cmですので、棚の出幅を30cm未満としないと、通路幅が狭すぎることになります。

要注意ですね!

◆まとめ

通路の幅の考え方としては

「メイン通路」では有効で70~80cm

「サブ通路」は有効で50~60cm

ということでした。

もちろん、これを基礎として「ここはもう少し広いスペースが欲しい」「余裕が無いのでここは少し狭く」といった調整をすることはとても有効です。

そのほかにも、「寸法」についてはブログ記事で解説していますので、こちらもぜひお読みください↓↓↓

注文住宅の間取りを考える上で覚えておきたい単位「モジュール」と「各部の寸法」

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