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住まいの外観の「邪魔者」とは?

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

家づくりは外観にもこだわりたいものです。

我が家が、道路から見てどう見えるのか、遠くから見るとどう映るのか。

そういう目線も当然ながら必要となりますよね。

特に、間近で見た時に、あまりに生活感があったり、ごちゃごちゃと設備・機械的なものが見えてくるのは避けたいところです。

せっかくこだわった外観が、パースや立面図といったイメージと「なんか違うなぁ」と思うのは、見た目に邪魔になるものがあるのも理由のひとつです。

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そんな、残念な外観になってしまう3つのパターンをご紹介しましょう。

◆「生活感にじみだし」パターン

まぁ、生活をしているのですから、生活感がどこかに出るのは当たり前ではあります。

ただ、それを「目立つ向き」にはなるべく出さない方がベターですよね。

生活感が見えてくるのは、自転車とか、あとお子様の屋外で遊ぶおもちゃ、他には干してある洗濯物も生活感が出ますし、そもそもプライバシー的にも少し隠したいところです。

◆「設備や機械的な要素丸出し」パターン

建築というのは、設備的、機械的な機能が無いとまるで使い物にならないものですが、設備的、機械的なものは、なんともデザイン性に乏しく、外観とはマッチしません。

例えば、室外機給湯機器メーターボックスがそうですね。

見えなくて良いものですから、できるだけ影に隠そうとします。

また、縦樋(たてどい)なんかも質感が異なりますから、あまり見せたくはないもの。

他には、2階トイレ排水管を外部に出している場合もあります。維持管理上は外部に出す方が理にかなっていますが、見た目は最悪です。

さすがに、排水管は建物の前面には出したくないですね。

◆「ミスマッチなデザイン」パターン

家の外観のデザイン性を決める要素というのは、多くの場合ほ外壁素材、窓の位置や形状、そして屋根のであると思います。

しかし、これらの外観の要素とはまた違う材質が前に出てくると、これまた違和感になります。

屋外物置カーポートですね。

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屋外物置というのはユニットのこういうやつです↓↓↓

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屋外物置は金属的な外観、カーポートはアルミなどの金属的な柱に、光を通すために屋根がポリカーボネートとなっていることが多いと思います。

こういった既製品の屋外施設は、多くは建物の外観とはミスマッチになりやすい要因です。

ただ、これらは隠しようがない場合が多く、しかも要るものは要るのでなんともしようがないことも。

対策としたら、建物本体とある程度色を合わせたり、逆に目立たない色を選択することも有効なことがあります。

設計時に建物本体だけでなく、こういった付帯施設も一緒に屋外パースで入れてもらい、総合的な見映えを確認することが大切です。


◆まとめ

家の外観は、立面図やパースだけを見て確認していると、これらの図には反映されない、分からないものが多数あります。

ただ、設計士はわかっているはずですから、まずは設計中に外観(立面図)では何が見えてくるのか書き込んでもらい、可能な限り隠したり、位置を変えたりすることが必要になりますね。


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