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あんまり宜しくないトイレ~家づくりの失敗ポイント「トイレ編」

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。


先日、zoomどの相談で、

「トイレの位置で気をつけておきたいことを教えてください」

という相談がありましたので、今回は「よろしくないトイレ」についての考察です。

実は、トイレって小さいわりには結構、難しいスペースなんですよね。


◆部屋にベッタリのトイレ

部屋にトイレがベッタリくっついてる間取りは、嫌ですよね。音が聞こえてしまいます^ ^;

壁を遮音の仕様にすることもできますから、多少の消音効果はできますが、トイレを流す音は聞こえがちです。

トイレは、なるべく部屋にはくっつけずに、廊下やホールを介したり、間に収納を挟んだりして、直接、音が聞こえにくいようにしたいですね。


◆トイレが狭すぎる

トイレは1帖の大きさが普通です。畳1枚分ですね。

少しなら奥行きを狭くしても使えますが、1.4mくらいまでですね。

それより狭くすると、「出入り」がしにくくなったり、中で動きづらくなってきます。

また、歳をとると狭すぎるトイレはかなり使いにくく、また、介助も困難ですから、なるべく1帖以上はキープしましょう。


◆窓がないトイレ

たまに窓のないトイレがあります。

外壁側に配置できなかったり、外壁面にあるのにわざと窓をつけないことも。

窓があるとプライバシー性やセキュリティ面で良くないとの事で付けない方もおられますが、、、

暗くなるというのもありますが、やっぱり、最も「臭い」のあるスペースですから、臭いがしみつかない対策が必要です。

換気扇の換気では、臭気も湿気もすぐにとれませんからね。

小さくても良いので、トイレには可能な限り窓をつけて、ちょくちょく自然換気をして、爽やかにしておきたいところです。


◆トイレが遠い

トイレは、普段はあまり目につかない場所の方が好まれますから、リビングからはちょっと離れた場所に設置されます。

若いうちは良いのですが、歳をとるとトイレまでが遠いと、なかなか大変なもの。

また、起きている時間帯は、多少遠くてもそんなに苦にはならないのですが、就寝時のトイレが遠いと、結構、不便なものです。

トイレが「遠すぎない」間取りを心がけましょう。

◆まとめ

トイレって、近すぎても良くないですけど、遠いのも不便ですし、なかなか難しいものですよね。

トイレの位置や仕様には、完璧な正解はないものですから、何かしら妥協があるものです。

色んなデメリットを知っておき、失敗の少ない家づくりをしましょう。

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