【詩】手編みのマフラー
編み物が好きだった君に
ねだった手編みのマフラー
ベタでも重くても上等
いつでも君を感じられた
一緒に糸を選んだね
赤がいいとか白がいいとか
ちょっと派手な気もするけど
どこへでも巻いて出掛けた
新しいコートの隙間から冷たい風
使い古したマフラーに首をすくめる
服を変えて髪型を変えて
僕は変われているのかな
本当に欲しいものは物じゃなくて
目に見えないから物に託して
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