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【82】もう一つの物語

ここまでお読み頂きありがとうございます。

これまではToneさんを中心とした解毒へと向かう流れでお話しをさせて頂きました。

ここからはもう1つの解毒へのお話しを書いて行きたいと思います。

僕が両親に対する考え方や人生の生き方を変えてくれたToneさん。

そして、僕が最も許せなかった母親への決定的な解毒へと繋がったA子さん。

そんなA子さんのお話しです。

この時に少しだけ紹介してますね!

是非是非お楽しみ下さい(^^)


時は2012年…


当時30歳だった僕は、プロボクサーをやりながらスポーツジムでのパーソナルトレーナーやボクササイズのインストラクターなどの仕事をしていました。

そして、この当時僕が担当するボクササイズのレッスンに毎週のように参加してくれていたのがA子さんでした。


当時の僕からすると、よくレッスンに参加してくれる1人の女性の会員さん!て感じでしょうか…

それでも毎週参加してくれていると少しずつですが挨拶をするようになったりお話しをしたり、徐々にではありますがコミュニケーションをとるようになっていきました。


ただそこはまだまだ会員さんとインストラクターとしての一般的な社交辞令的コミュニケーションだったと思います!

そして当時ボクササイズのレッスンを担当していた僕は、自分自身が本職のボクサーだったということもあり、どうしてもシャドーボクシング的なボクササイズだけではもの足りなさも感じていました。

『実際にグローブを着けて打てたほうがもっと楽しいのにな~』

そんな思いから社員さんに相談しボクササイズのレッスン後ちょうどスタジオが空いていたこともあって、有料のボクシングサークルとしてスタジオを使わせてもらえることになったのです。

そしてサークルを始めるにあたって、まずはボクササイズのレッスンによく参加してくれていた皆さんに声を掛けていったんですがその中の一人がA子さんでした。

A子さんは開催初日からサークルに参加してくれ、その後もほぼ毎回のように参加してくれたのです。

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