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生成AI時代における「暗記」の重要性


どうも! 本村です。

テクノロジー界隈より「ChatGPT」を中心に「Midjourney」や「Stable diffusion」等のいわゆる生成AIが爆誕しました。
*ChatGPTが中心と言うよりも知名度が圧倒的に高い話です。


こちらが質問すると面白いくらいに高い精度で返事がきたり(ChatGPT)、ある条件を指定して条件に合致する絵柄を出力するよう命じると、その通りの画像が返ってくる(Midjourney、Stable diffusion)。


恐ろしいくらいに凄い。


特にOpenAIが開発したChatGPTに至っては異常なまでのスポットライトを全世界から浴びた。


それもそのはず、これまでかなりの時間と労力を費やしていた知的作業自体を短縮することが可能になったからである。


ホリエモンこと堀江貴文さんは、ChatGPTを「大脳の機能拡張」と謳っておられました。

どストライクだと思いました。


速く走る能力の拡大版として、自動車が誕生し、泳ぐ能力の拡大版でも船が誕生。


これまでの科学技術の変遷を振り返っても多くの拡大がありました。


そして、生成AIの代名詞的存在となりつつあるChatGPTは、学習や勉強と好奇心に加え、広げると教育分野の拡大版としてポジションを確立しつつある現状です。


また、人間の精神面のカスタマーサポートを最大限行なってくれる点も長所の一つとして上げられます。


そして、ここまで来ると見えてくるのが、勉強に関してです。言い換えると「暗記」。

今回のテーマでもあります。

勉強を行う上では前段階として、暗記処理が必要になります。


時々、暗記は必要無いと言う方がいますが、人間は脳みそが暗記や物事を覚える・記憶するステップを無自覚で踏んでいるので、そういった方達は自分で気付いていない場合がほとんどです。

覚えるというより、そもそも脳みそが高速でフル稼働している状態です。


でも、それらの方達は一部の特異な人である為、今回の主題には含めません。

あくまで勉強を行う上で行なっている「暗記」という作業についてのお話しです。


話を戻します。

人間の頭脳を最大化させることに成功した暁には、暗記行為を無視して暮らすことが可能となりました。


しかし、冷静に考えると脳みそ自体は、暗記処理等の活動とそれに付随する複雑なステップを経て成熟しています(覚えるお作法と経験がないと社会に出ると、やり方が分からない状態になって困ってしまう)。

その為、暗記処理は必要と位置付けることができます。


暗記と聞くと即効で思い浮かぶ作業が学生時代の内容かと思われます。

いわゆる学校の勉強で行うような活動です。
例①:社会のテストで高得点を取る為にオレンジ色のペンと赤シートを使用して暗記する(理科等についても同様のことが言えます)。
例②:数学のテストで高得点を取る為に問題集を繰り返し解く(解く過程で一連の流れや数式のパターンを記憶する)。

上記の事柄を世間では暗記と捉えており、私も同じです。そして、その重要性も理解しています。


ただ、ここに拍車をかけるかのように登場したのが生成AIと呼ばれるものです(主にChat GPT)。

人間がものを覚える作業と初期段階で一般的な事象はインストールされているChatGPTのタスクはものの見事にバッティングしています。


強いて言えば生成AIの方が人間よりも精度の高いアウトプットを出すことが可能とも言えます。


それでは、人間が処理することは生成AIに任せれば良いのでは?と考えれます(話題に上がるのはこの辺り)。

しかし、どうもそうではなさそうです。


人間は何かしらの脳内処理を行わないと発達していきません。50歳前後まで進化し続ける脳を持ち合わせているにも関わらず、生成AIに全て任せっきりにしてしまうのは、あまりにも勿体ないということです。


自分で調べ物を行い、試行錯誤を交えてその過程で好奇心が芽生え、それらをベースに生成AIとタッグを組み勉強を継続していく方がよいと考えることができます。

その為、勉強を行う上での可視化されない土台として、「暗記」が重要性を増すということです。


基本的には何事も初期の時点では、あまり面白味を感じず、関心も低いもの。それらを乗り越えてから面白いエリアに到達することができるので、先ずは面白いエリアを目指して創意工夫を凝らす方がよいと考えた今日この頃でした。




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