ADHD

私は昔から詰めが甘い・抜けている・小さなミスが多い・当たり前のことができないなどよく言われてきた。

本当はもっと色々言われてきたがキリがない。

また、天然・不思議など私のことをよく知る人はそんな感じではないと言われるが、関係の浅い人などからはよく言われてきた。

理解されるには時間がかかるタイプなんだと思っていた。

しかし、この当たり前のことをするのに苦労するという点が社会人になってから顕著に出始めた。

ケアレスミスが多い。

「何回も言わせないでくれ。」

「社会人はみんなできてるんだから。」

「得意な人なんていないんだから。」

「苦手と思っているからできないんだよ。」

と以前上司に言われたことで珍しく考え込んでしまった。

当たり前のことができない人だっているのにな。

以前、私はADHDかもしれないとお話した事があるが、しかしそれは自分の推測な訳であり、上司の言っていることもわからないではない。

確定していないADHDを逃げ道にしようとしているような気がして気持ちが悪くなった。

なのですぐに病院に連絡して後日診療していただいた。

結果はADHDとのことだった。

ただ、診療の90%は誤診であるとインターネットには書いていたので話半分に事実を受け止めた。

この診断を受けて、上司を含む会社の人には誰にも言わないつもりだ。

まだそこまで理解されているものではないと思っているからである。

何かするたびに「ADHDだから。。。」と言われるのも癪なものなのだろうと思う。

また、このADHDを免罪符にこれからは開き直ってやるぜ。

というわけではない。

当たり前のことを当たり前にできるようになる事は諦めない。

社会人がよく使うPDCAとやらをぶん回しして改善してやるつもりである。

ただ、できなくて上司にガツンと言われても凹む必要もなくなった。

自分の中で失敗理由を理解して改善策を練るだけだ。

それに関しては少し気が楽になった。

スティーブ・ジョブズに近づけたと思って躍進していこうと思う。