見出し画像

少しでも良くなったかな?

こんばんは、毎日更新がきいて呆れますが、今日は真面目な話。

長野市災害ボランティアに行ってきた話の続編のような形であれからの変化など個人的に思ったことをまとめました。
早いものであの台風から2ヶ月が経ち、生活している面では新幹線以外は元どおり、外国人観光客もスノーモンキーの時期ということでたくさん来ていますし、日常に戻ったといった様子です。
災害ボランティアの方も、寒さが厳しくなってきたということもありますが、今週から活動日は週末(金土日)に限って、行うようです。

画像1

https://m.facebook.com/naganoshivc/photos/a.103380551090088/136243084470501/?type=3&source=48&ref=page_internal

片付けが済んできたというのもあり、ボランティアに出来ることは少なくなってきているようです。

これまでボランティアに来てくださった方、本当にありがとうございます。
僕はあの1回しか行けていないのですが、多くの方、6万人以上の方が来てくださり、人の力を感じました。
正直、僕はこの災害の前までは、ボランティアの力について疑問を持っていました。
「ボランティアに来るなら、その分寄付してもらったほうがいいのではないか?」
そんなふうに思っていました。
しかし、実際に身近なところで災害が起き、多くの方がボランティアとして信州を訪れてくださり、また自分もボランティアに参加して
「こんなにたくさんの人がわざわざ長野まで来てくれているんだ」と感動して、被災者の側からしても、多くの方が手伝ってくださることはとても力になると感じました。

僕は家が被災していませんが、見慣れた千曲川がよく通る道の近くで氾濫し、特別警報で長野県が紫に染まり、いつスマホの緊急アラームがなるかわからないという状況はとても怖く、翌朝新幹線が水没している映像を見た時は絶望感に襲われました。
長野にとって、新幹線は最強の交通手段なのです。(個人的感想) 
新幹線が止まったら基本的に長野県は陸の孤島になります。実際2014年2月の雪で新幹線が止まった際は、高速は通行止め、一般道も大渋滞か通行止めで松本空港が唯一動いていた(空港の防災としての有用性をその時も、今回の台風でも実感しました)という状況だったので、新幹線がしばらく復旧しないという状況は絶望感でお先真っ暗でした。
そんななかで月曜日には新幹線を長野ー東京間で動かしたJR東日本はさすが、と思いました。
鉄道ファンながら、値段の関係で新幹線より高速バスを使う僕ですが、新幹線使って応援しないと!と思っています。

話をボランティアに戻して、まだ暫くボランティアは続くと思いますが、終わりが見えてきたと思います。
復旧次は、復興です。
災害後の恒例行事となっていますが、今回台風被害が大きかった県で、観光庁による旅行代金や宿泊料を助成するふっこう割が始まります。

https://www.fukkouwari-nagano.com/

ながのふっこう割では、

10,000円以上の旅行・宿泊商品
上限5,000円
6,000円以上10,000円未満の旅行・宿泊商品
上限3,000円
の助成があります。

※ビジネス目的の宿泊商品やパック商品は対象外です。
※令和元年12月17日~令和2年2月28日までの宿泊が割引対象となります。
(令和元年12月28日~令和2年1月4日までの宿泊を除く)
※割引上限額は1人1旅行あたり15,000円となります。
注意事項と、予算が決まっているので予算がなくなり次第終了ですが、かなりお得に信州を旅できます。
被害の大きかった地域のみならず、南信中信東信北信、県内全域が対象となっています。

ボランティアに来たけど観光が出来なかった、そんな方ぜひまたお越し下さい。
軽井沢•白馬だけではありません。
調べれば調べるほど信州には素晴らしいものがあります。県民も知らないくらい多くのものがあると思っています。

このノートを読んだのも何かの縁です、信州の魅力、発見しませんか?

最後に、このノートのサムネ写真ですが、今日大学の食堂で昼飯を食べていてふっと外を見たらひこうき雲が4本も見えたので写真を撮りました。
災害直後はヘリのプロペラ音が絶えず聞こえていたような空も、飛行機が悠々と飛べる空に戻ってきた(高度が違うというツッコミは受けません)のだなぁと感じ、このノートを書くきっかけになりました。
不定期更新になるとは思いますが、たまには見にきてくれると嬉しいです。
よければ長野県•信州に来てね!
ありませんございました。