吉田 拓真 / スリーシェイク

スリーシェイク社の代表取締役社長。SRE/データエンジニアリング/セキュリティの業界に…

吉田 拓真 / スリーシェイク

スリーシェイク社の代表取締役社長。SRE/データエンジニアリング/セキュリティの業界にいます

最近の記事

2024年上期振り返りと下期に向けて

スリーシェイクの吉田です。 今回は、以前スリーシェイクの社員総会で全社に向けて発表した上期の振り返りの内容を中心に、経営進捗や各事業の状況、また後半戦に向けた経営戦略について書きます。 経営進捗の振り返りスリーシェイクを運営していて、毎年前半戦はあまりいいニュースがないんですね。 そういう意味では例年通り、上半期は苦労が多いフェーズでした。(それはまた別の機会にお話したいと思います) 一方で下半期に入った今、各事業での試行錯誤が芽吹いてきました。 Sreake事業はこれ

    • Google Cloud Next'24 にて Google Cloudの生成 AI エコシステムはなぜ良いのか?について発表しました

      Google Cloud Next'24のJapan Sessionにて、生成AIがエンジニアリングだけでなく、エンジニアリングがコアになるビジネス(SIer, ISVベンダー,SaaSベンダー)自体をどう変えていくのかについて登壇してきましたので、その話をしたいと思います。 生成AIはエンジニア不足を解消し、新しいビジネスモデルを提供する生成AIは予想以上に我々の日々の業務を変えようとしています。 例えばGemini単体だけでなく、Gemini Code Assistや

      • Google Cloudが生成AI(Gemini)で本気すぎて衝撃すぎた… ~ Google Cloud Next’24(ラスベガス)参加レポート(2) ~

        Google Cloud Next'24に参加して興奮さめやらぬスリーシェイクの吉田です。 前回はラスベガスのデジタル事情を交えつつ緩めのレポートをさせていただきました。 今回は本編としてGoogle Cloud Next'24のレポートをします。 Google Cloud Nextとは?Google Cloudが主催する年次カンファレンスで、クラウド業界においてはAWS  re:Inventに次いで最大級のイベントです。 エンジニアだけでなく、マネジメント層や営業/マ

        • ラスベガスのデジタル事情 ~Google Cloud Next'24(ラスベガス)参加レポート(1)~

          はじめにスリーシェイクの吉田です。 今回は、ラスベガスで4月9日~ 11日にかけて開催されたGoogle Cloud Next'24 に参加してきましたので、番外編ということでイベントやセッション以外のことについてレポートしたいと思います。(次回、イベントの中身についてレポートします) なにもかもが大きい!!!ラスベガスに限った話ではないですが、道路も建物も食べ物も全部がびっくりするぐらい大きい 空港が大きい 年間利用者が5000万人と日本でいうと羽田空港(6000万人

        2024年上期振り返りと下期に向けて

          スリーシェイクの経営戦略を公開してみた(2024年)

          はじめにスリーシェイクの吉田です。 今回は、スリーシェイクのFY24戦略について年始の全社会議で発表した内容をご紹介しながら「今会社として何を注力しているのか?」という点についてお話ししたい思います。 大前提はミッション・ビジョン・バリュースリーシェイクは、インフラをシンプルにして、イノベーションが起こりやすい世界を作ることをミッションに掲げています。 優れたアイデアや資金、優秀なメンバーがあっても、複雑な仕組みでは誰も幸せになれません。ですから、よりシンプルな社会を目指

          スリーシェイクの経営戦略を公開してみた(2024年)

          112名の社員に手書きでメッセージを渡したインナーブランディングの話

          はじめにスリーシェイクの吉田です。 今回は、メッセージカードを使ったインナーブランディングの取り組みについて話します。 企画のきっかけスリーシェイクはSREやセキュリティ、データ連携、HRエージェントなどテックドリブンな事業を運営している企業ですが、実はブランディングチームが存在します。 テックカンパニーだからといって、技術以外のクリエイティブやカルチャーや認知形成もおざなりにしない!ということで22年冬に立ち上がりました。 (またこの話は別の機会に) そんな中、ブラン

          112名の社員に手書きでメッセージを渡したインナーブランディングの話

          スタートアップ企業はコンパウンド戦略かマルチプロダクト戦略どっちが良いのか?[後編]

          はじめにスリーシェイクの吉田です。 前回はコンパウンド戦略とマルチプロダクト戦略の概要について解説しました。 後編では、スリーシェイクがマルチプロダクト戦略を選択した理由と推進する上でのポイントを解説します スリーシェイクはなぜマルチプロダクト戦略なのか?そもそもシングルプロダクト戦略ではだめなのか? 前提としてシングルプロダクト戦略は経営戦略として秀逸だと思います。1つのプロダクトに集中することは、ヒト・モノ・カネが限られたスタートアップにおいてとても有効な戦略です

          スタートアップ企業はコンパウンド戦略かマルチプロダクト戦略どっちが良いのか?[後編]

          スタートアップ企業はコンパウンド戦略かマルチプロダクト戦略どっちが良いのか?[前編]

          はじめにスリーシェイクの吉田です。 我々スリーシェイクはベンチャー企業ですが、4つのサービスを展開しています。「なぜ4つもサービスやってるの?」という質問をいただく機会が多いので、改めてお話したいと思います。 弊社はいわゆる「マルチプロダクト戦略」を採用しています。 一方で昨今、「コンパウドスタートアップ」という言葉が各方面で聞かれてくるようになりました。国内でいうと、LayerXさんやラクスルさんなどが採用されている戦略です。 今回は、実際にマルチプロダクト戦略を

          スタートアップ企業はコンパウンド戦略かマルチプロダクト戦略どっちが良いのか?[前編]

          【創業ストーリー】インターネットを支える3-way handshakingのように、社会の根幹を支える会社を目指して

          はじめにスリーシェイクの吉田です。 おかげさまでスリーシェイクも創業10年目を間近に迎え、社内外で新しいメンバーやパートナーとの出会いが増えております。 そこで今回は、私自身の振り返りを含みつつ、皆さまによりスリーシェイクを知っていただくために、改めて創業のきっかけや想い、企業のこれからについてお話したいと思います。 創業のきっかけ創業のきっかけはシンプルです。 日本のインフラエンジニアが、世界に名を馳せるサービスを出して、あっと言わせたい。インターネット全体をスリーシェ

          【創業ストーリー】インターネットを支える3-way handshakingのように、社会の根幹を支える会社を目指して

          9年目スタートアップがカルチャー(MVV)を見つめ直した話

          はじめにスリーシェイクの吉田です。昨年、半年ぐらいかけて会社のミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を再定義しなおしました。 その経緯と想い、得られた経験をシェアできたらと思います。 きっかけスリーシェイクは創業9年目になり、Sreake(SRE総合支援サービス)、Securify(セキュリティサービス)、Reckoner(ノーコード型ETLツール)、Relance(フリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス)と4事業を抱え、メンバーも100名を超えてきました。 おか

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