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ラスベガスのデジタル事情 ~Google Cloud Next'24(ラスベガス)参加レポート(1)~

はじめに

一番左のMandalay Bay にて開催

スリーシェイクの吉田です。
今回は、ラスベガスで4月9日~ 11日にかけて開催されたGoogle Cloud Next'24 に参加してきましたので、番外編ということでイベントやセッション以外のことについてレポートしたいと思います。(次回、イベントの中身についてレポートします)

なにもかもが大きい!!!

ラスベガスに限った話ではないですが、道路も建物も食べ物も全部がびっくりするぐらい大きい

空港が大きい

ハリー・リード国際空港

年間利用者が5000万人と日本でいうと羽田空港(6000万人)とほぼ同程度の規模の空港です。観光地なのに日本のフラッグシップ空港と同程度の広さです(1130ヘクタール)

そして、ターミナル内に地下鉄が走っています(トラムと呼ばれる)
降りる場所を間違えると迷子になります。(到着後に降りるゲートを間違えてしまい、シャトルバスで戻るなんてことがありました)

建物が大きい

空港から市街に向かってUberを使って移動すると、日本では考えられないような建造物に出会います。スフィンクスやピラミッド、自由の女神など… 

もっともびっくりしたのが、球体型アリーナ施設のスフィアです。街を飲み込むような大きさ!
今回はGoogle Cloud Nextというビックイベントがありましたので、Googleのロゴが出ていました。残念ながら中に入ることはできませんでしたが、外から見るだけでも強烈な物体でした。

夜になると一層目立つ

ちなみに、Google Cloud Nextが開催されたMandalay Bayの会場も広く、1日の歩行距離は10kmを超えました…

日本とのデジタル化の違い

日本のデジタル化はかなり進んでいる印象

オフライン決済

現地での決済は基本、クレジットカードです。現金を出すケースはありませんでした。決済時に端末で、チップ額(%で)を設定するのはアメリカならではでした。

日本だとQRコード決済やモバイル決済が主流ですが、現地の決済端末はほとんど非対応でした(スターバックスだとVisa Touchが使えた模様)。決済端末もかなり古め。Square端末もあまり見かけませんでした。

非接触決済については、日本がかなり前をいってるのかなという印象です。

オーダーシステム

最近、日本ではモバイルオーダーも進んでいます。席に座ると、QRコードを渡されてスマホで注文するやつです。

このあたりはアメリカではスターバックス以外は皆無でした。
(Nextではモバイルオーダーでコーヒーを買うユーザーが多数いましたが、受け渡し時に誰がどのコーヒーかよくわからない感じで、混乱している状況でした。このあたりはオペレーションの改善が必要そうです。)

観光地で、言語レス接客が可能なオーダーシステムとしてモバイルオーダーはかなり有益だと思うので、日本企業が進出するチャンスではないでしょうか。

Webサービスは圧倒的なスピード感と機能で先を行くアメリカですが、リアル世界はデジタル化、という点ではUberを除いてほとんど進んでいる感じはしません。

ライドシェアは一般定着化

ホテルにUber/Lift専用入口があるぐらいライドシェアは定着化しているように感じました。もちろんタクシーも走っていましたが、皆さん進んでUberを利用。単なるタクシーの代替ではなく、1産業としてライドシェアが定着している感じでした。(ちょっとした往来も15ドル程度なので、かなり割安感)

日本でもライドシェアが一部解禁されるようですが、定着するとタクシーの代替という点だけでなく、結構社会インパクトは大きいかもです。

次回はイベントレポートします

今回は先に番外編を持ってきて、ラスベガスで感じたデジタル化事情も交えて緩めのレポートをお届けしました。

後編ではGoogle Cloud Next'24 での技術よりのイベントレポートをします。

最後にいつもの

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ぜひ一緒に、インフラをシンプルにして世の中にイノベーションを起こしていきましょう!