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人生初めての挫折と人生のレールから逸脱したことによってボクが得たもの

そもそもボクが海外を意識するようになったのかっていうのを話すね。 
※かなりプライベートな部分なので、
興味なかったら今回は飛ばしていただいて大丈夫!

実はボク、高校卒業後現役で合格した大学を
自主退学という形で辞めてるんだよね。

8歳からサッカーをスタートして、
選抜チームにも選ばれるくらいそこそこうまかったのよ。
学校の友達からもプロになったらサイン書いてねと約束されるくらい。

そして、プロのサッカー選手になるという大きな夢を持って
サッカーの強い強豪大学に入学したんだけど、
推薦組として入学してきた同期の子達は
入学後すぐにトップチームに参加していて、
下部組織や全国大会に出るような高校出身の子達は
やっぱりすご〜くうまかった。

まあ簡単に言うと入学して
その上手さとライバルの多さを見て
挫折しちゃったわけ笑

一方で大学に入ったら自分の興味のあることを
たくさん勉強しようと思ってたんだけど、
そこは少し特殊な大学だったので、
幅広く学ぶという環境が整ってなかった。

よし、それなら辞めよう! って決心したわけ。

当時、すごく怖かったことを思い出す。
六畳ほどの何もないボロボロの寮に住んでて、
部屋の中には布団とスーツケースしかなかった。
 
将来に対する不安がいっぱいになって18歳だったボクは、
その小さな部屋の隅っこで夜にずっと泣いてた。

保育園から高校まで
ずっとストレートに生きてきて、
初めてレールから外れることに対する
恐怖心がすごくあったんだよね。 

その将来に対する恐怖と
母子家庭で経済的にも余裕があるわけではない母親に、
入学金等を無駄にさせたことに対する申し訳なさ。

大人になってから思うけど、
この決断が人生のターニングポイントに
間違いなくなったと思う。
自分の決断を後押ししてくれた母親にはすごく感謝してる。

ある意味、 この若い時点で人生というレールから、 
早期離脱したことによって怖いものがなくなった。 

そこから雑草のような人生がスタートしたと思ってる。

さっきも言ったけど家は母子家庭で、
裕福な家庭ではなかったから、普通の浪人生とは違って、
アルバイトをしながら神戸市立中央図書館の
自習スペースに通って独学で勉強していた。

アルバイトのお金は、
模試の費用や予備校の夏期講習、
受験費用として貯めていたんだ。

節約するために家から自分でおにぎりを作って、
お昼は図書館の隣にある野球場の草野球を眺めながら食べたなあ。
味は基本的に塩だけ。しょっぱい。
今でも塩むすびを食べるとその時の記憶が蘇る。 

一方で高校の友達はすでに大学生になっている子が多くて、 
サークルとかに入って大学生活を謳歌してた。

ボクがどういう状況なのかあまり理解しないまま、
「アルバイトなんかしてて大丈夫なん?笑」と小馬鹿にしてくる子もだね。
涙が出るくらいめちゃくちゃ悔しかったの覚えてる。

私立の大学に通う余裕はなかったから、
受験先は国公立のみ。
チャンスは年に2回で前期試験と後期試験。
残念ながら1年目は受験に失敗。
つまりそんな生活を2年間過ごした。

自分のことを誰も知らない環境に身を置きたかったから
関東圏の大学を志望。

晴れて大学の合格が決まったあと、
何としても遅れを取り戻したかったから
知り合いの社会人の人に大学生活で
何をしたらいいのかアドバイスをもらったんだ。

「大学でしかできないことね〜・・留学してみたらと?」

それまでは自分の中で
あまり留学なんて考えたことがなかったけど、
そういう道もあるんだなと納得して、
大学生活の一つの目標として意識し始めた。

大学を1度辞めたという背景もあって、
視野も広がり、大学入学後は割と熱心に勉強した。
社会人になると勉強する時間を確保するのが難しいとわかっていたし、
なにより受験科目以外の勉強することに飢えてた笑

教育学部だったので、
教員免許を取るためのカリキュラムが必須になっていて、
それだけでも結構 一週間の予定は埋まっていた方なんだけど
自分の学部以外の授業も興味のあるものや、
将来役に立ちそうなことは積極的に受けに行ったりね。

第二外国語を勉強したくて、
空いてる時間でスペイン語を勉強しようと思ったけど、 
時間的に都合が合わず、結局ドイツ語を取ることになったんだ。

これがボクがドイツに来ることになった元々の理由。
ごめん、長々と書いたけど、すごくシンプルだったんだ。
サッカーもビールも好きだったしね笑

ベルリンのイーストサイドギャラリー(ベルリンの壁)の最寄駅

そこからボクは交換留学制度を使って、
ドイツのシュツットガルト近郊にある大学に入学することになったんだ。

今日はここまで。
ボクは人生、挫折が多い方が人は成長できると思ってる。
いま、苦しいと思ってるあなたもきっとそれを乗り越えれば、
大きなものが得られると思う。


みんな昨日はたくさんのスキありがとう!
励みになります!

tschüss!!


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