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#写真撮る人の鞄の中身 2024

こんにちは、Takuma です

2024年はこんな鞄の中身で写真を撮り歩こうと思っている、という内容です。すでに2024年も1ヶ月以上経っていて焦っています🫨

数年前、Twitter で #写真撮る人の鞄の中身 というハッシュタグが流行したのを思い出して、いまさらやりたくなりました

使っている小物をご紹介することで、同じく写真を撮る誰かのお役に立てたなら幸いです

なお、ときおり長い補足が入りますが、オタクが早口で捲し立ててるような熱量で自分のために書いてますので、読み飛ばしてください😅

ざっくり概要はこのとおり
本当はカメラを上の方に置いて撮りました。見出し画像は雑なコピペです

       

では、本題へ。カバンの中身の話です。最初の2つの内容が濃いです

■ ELECOM - ZEROSHOCK 一眼レンズケースMサイズ

レンズを収納するためのポーチです。取手を引っ張ることで左右2つのジッパーを同時に動かせるので、楽々開閉できます


中身は替えのレンズを持ち歩くかどうかで2通りのパターンがあります。まずは、レンズを入れない場合の中身をご紹介します

中身
収納してみます


□ カメラ・レンズのキャップ

人と一緒に写真を撮っていると、よく人とレンズを貸したり借りたりすることがあります。マウントやレンズの組み合わせによって一時的にキャップをすべき場面もあるので、常に持ち歩いています


□ ブロア

出先でレンズ交換する可能性があるなら必携です。出先でレンズ交換しない場合でも撮り歩いていれば、チリが前玉に付着していることはしばしばあるものです。出かける前に家でレンズを交換したときにチリが混入していてセンサ保護膜に付着してることに撮影し始めてから気づく、なんてことも私は一度や二度ではありません

絞り開放でだけ撮るなら不要かもしれませんが、ブロアを持ち歩いた方がいいと思っています


□ レンズクリーナ一式

写真に写っているのはSIGMAの試供品ですが、中身は蔵CURAのクリーナー&ペーパーセットです。ハイクオリティです。クリーナ液が劣化するまえに使い切れるか怪しいので、メガネや鏡、その他ガラス製の製品の掃除にも使っています



次は、ポーチにレンズを入れる場合をご紹介します

ブロアは直接カバンの中に、それ以外のアイテムは後でご紹介するガジェットポーチの中に移します。レンズを入れてみるとこのように

SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary。純正のレンズフードだと直径が太すぎてポーチに収まらないのですが、自作したレンズフードなら余裕があります
SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary と SIGMA 90mm F2.8 DG DN | Contemporary。コンパクトなSIGMAIシリーズですが、やはり純正のレンズフードだと、以下略


■ 無印良品 - ポリエステルガジェットポーチ

 外見からはすごさが伝わらない

シンプルな見た目です。厚みある生地というか、薄いワタが中に入っているように感じられます。クッション性があるのでゴツゴツしたガジェットをしまうのに適しています

このガジェットポーチの何が良いって、ポーチの真ん中に輪っか状のメンファスナのフープがついていることです。面ファスナなので、太さを調節できます

かさばるし硬い卓上三脚をポーチの中で固定できるメリットは大きいです。両側に網目状の小分けスペースもあります

私の持っている黒色は完売しています。グレーは2024年2月10日現時点では売っています。無印良品はロングライフデザインの気配を醸しつつも売れゆきの悪い商品は容赦なく廃番にしますので、気になるかたはお早めに。明るいグレーの方がカバンの中で探しやすくていいかも


中身を取り出して並べてみます。右上から順にご紹介します

□ プレーリーカード(名札)

Suicaやマイナンバーカードのように、ICチップが埋め込まれているカードで、スマホをかざすと、設定した URLにアクセスできます。表裏両面のデザインは自由に作り込めます

2023年10月に参加したグループ写真展「10p10fp展」での名刺代わりに作ったもので、使い勝手がいいので持ち歩いています

使わなさそうな日はポーチの中に、使いそうな日はカバンに直に入れています

なお、外枠は3Dプリンタ製です。紐はハイキングギアのダイニーマコードを流用しています。カラーリングがデザインとマッチしています。ダイニーマはとても頑丈な繊維なので、万が一何かに巻き込んで首がしまってしまう恐れに備えて、外れるようにアタッチメントを自作しました

Simple Badge Holder - Vertical by sixtyk is licensed under the Creative Commons - Attribution license.




□ Leofoto - MT-03 + MBH-19

卓上三脚はつねに色々試しています。今はこれ、というだけです。不整地でも柔軟に足を立てられる構造なので、活躍できる場面の多い三脚だとは思います

自由雲台のボールが小さめなので、保持力はそこまで高くありません。最近は2kg近い重いレンズを持ち歩くことも多いので、そのときはやや力不足だと感じます


□ Herman Miller -USB・Lightningケーブル

ノベルティの品です。片側ずつ、USB-C/Lightning、USB-C/USB-A 端子になっているのでさまざまな機器を接続できます。先端を束ねているパーツは栓抜きにもなっている点に、舶来のセンスを感じます


□ Peak Design -  4 + 2.5 mm Hex Wrench

咄嗟に六角レンチでしめたくなることがあります。カメラを持ち歩いていると仕方ないことです

4mm と 2.5mm のヘキサレンチがついています。コンパスのような構造になっていて、コンパクトですしトルクをかけやすい構造なのが気に入っています

もともとはPeak Design のトラベル三脚の付属品です。単品でも販売しています


□ AUKEY - Lightningケーブル (10cm Circlet Series)

Hearman Miller のケーブルと機能がかぶっています

今は移行期で、このケーブルの挙動に不満がなければUSB-Cケーブルも含めてこのAUKEYに乗り換えるつもりです。端子の先端同士を磁石で留められるので、コンパクトになるのが魅力的です


両側USB-Cタイプのケーブルはこちら


□ ANKER - Nano Power Bank (5000mAh)

iPhone 13 mini を使っているため、Lightning端子のモバイルバッテリも念のために持ち歩いています。以前はMagSafe (Qi2) のモバイルバッテリーを使用していたのですが、へたってきたので割安な物理端子のタイプに買い替えました


□ ANKER - 充電器 Nano II 65W

出先でiPhone、iPad、fpを充電するために持ち歩いています。USB-Cポートの数を増やしたものに買い替えたいと考えています


□ Ulanzi - クイックリリースプレート

Peak Design が展開するキャプチャーと、Ulanziブランドが展開するF38タイプの両方に対応する、アルカスイス互換のベースプレートです

……あれ? これはもしかして今カバンの中に入れてる意味がない。最近活躍していない。UlanziのF38タイプの卓上三脚を持ち歩いていたときは、とっさに他人のカメラを据えつけるときに活躍していました


□ SIGMA - 小型フラッシュ EF-140s SA-STTL

販売終了品です。SIGMAは純正のフラッシュを終売してしまいました。既存のFoveon機もディスコンとなって久しく、現行機種の fp と fp L はフラッシュの同調速度も遅いため、売れ行きが芳しくなかったのだと愚考します

fp でフラッシュを多用する某御仁が、販売終了を聞いてこのフラッシュをまとめ買いしたという話は一部界隈では有名です

最近のカメラは高感度ISOでのノイズ耐性が良くなったとはいえ、暗所や室内では、フラッシュがあると嬉しいこともあります


□ SIGMA- fp 用ホットシューユニット HU-11

fp に付属しているホットシューの外部ユニットです。フラッシュを装着するために持ち歩いています

fpと通信・通電する金属端子には純正カバーがついているのですが、うっかり無くしたのと、むき身では折そうなので端子カバーを作りました。販売もしていますが、まったく売れてません😅


□ Peak Design - iPhone MagSafe対応三脚 Mobile Tripod

iPhoneを三脚に据えて撮る機会はそう多くないのですが、あると助かる場面もあり持ち歩いています。新幹線内でiPhone を立てて眺めるときが一番活躍している瞬間かもしれません

さすがはPeak Design、小さいながら堅牢な作りなので簡易的な自撮り棒としても使えます


□ 自作のfp用折りたたみ液晶フード

fp の液晶画面が見づらいときに活用している、折りたたみ式のフードです。fpの排熱溝に引っ掛けて使います。fp の液晶画面は表面のガラスの品質が高く、現行カメラの中でも屈指の明るさ・見やすさだと思いますがそれでも見にくい状況はあるので持ち歩いています

写真に写っているのは販売していない ver.. 4。販売している ver. 3 とは一線を画す強度なのですが、いかんせん高価な素材を使用しているため販売できずにいます


□ パーマセルテープ

映像業界の人は確実に持ってるパーマセルテープ。プロの中には芯材を剥き取ってテープを潰して、コンパクトにして持ち歩いているかたも多いかと思います

私はそこまで多量には要らないので、有効期限の切れた会員証などのプラスチックカードに、十数回巻きつけて持ち歩いています

余談ですが、リセールバリューを高めるための傷防止や、ブランドロゴ隠しのために、カメラやレンズ本体にパーマセルを貼っている方をみかけます。パーマセルの糊は、長期間貼ったままにしていると固着するなどしてカメラ・レンズの外装に悪さをします。丁寧にやればきれいに剥がせるものの、あまりに長期間貼っていると剥がすときに本体の塗装ごと剥離したり樹脂パーツが劣化していることがあります。定期的に張り替えるか、あくまで一時的な利用にとどめた方がいいのではないでしょうか

余計なお世話かと思いますが、ご存じないかたもいらっしゃるかと思い補足しておきました


■ WILDSWANS - 革手帳 GENESIS

文房具が好きなので、なんだかんだ紙とペンからは離れられません

3Dプリントするアイテムのアイデアを描いたり、数式を展開したり、絵を描いたりするのがメインの用途です。日頃のタスクをやったどうかのチェックもこの手帳に書き込んでいます。いい道具を使うとそれだけで気分が高揚するたちなので、満足しています


■ ENVELOPE - 財布 WALLET COMPACT SOFT

日本スエーデンのENVELOPEシリーズは最高です。なめらかな革の触り心地が最高です。以前はWILDSWANSやFREITAGの財布を使用していましたが、キャッシュレス化に伴い持ちあるく金銭の量も減りましたのでコンパクトなこの財布に切り替えました

真ん中には小銭入れ用の1ポケット


■ ENVELOPE - CASE EXTRA SMALL

またもやENVELOPE。おそらく2008年か2012年のどちらかに買ったはず。ENVELOPEとの出会いの品。いずれにせよ、購入してから文字通り毎日持ち歩いています。まだまだ現役。YKKの良質なジッパーと、日本スエーデンの素晴らしいレザーの組み合わせは最高です。ポーチはサイズ展開されています。圧倒的オススメ


生活系の小物をまとめています

  • 替えのコンタクトレンズ

  • メガネ拭きの布

  • 美術館などのロッカーで使うための100円玉

  • 無印良品の爪やすり

  • 絆創膏

  • 十徳ナイフ

  • 目薬

  • ホイッスル

ホイッスルは3Dプリンタ製です。SNSで知り合った宮﨑正紀さんが立ち上げたアウトドアブランド MIYAGEN Trail Engineering のものです

宮﨑さんは有名アウトドアブランドで商品企画・設計等をされていました。直接話したり、SNSで宮﨑さんのモノづくりの過程を追っていますに、信頼がおける方と製品だと感じています


■ ISSEY MIYAKE - サングラス IM-101

年齢を重ねると目の衰えを痛感します。少しでも労わるために、サングラスをするようになりました

というのが表向きの理由で、副次的でありながらこちらの方が効果としては大きい点が、私は素顔がたいして怖くないので写真を撮っていると難癖をつけられることがあるのですが、このサングラスをしていると大丈夫になりました。オススメです

ケースはまたもやENVELOPEのペンケースを流用しています


■ FREITAG - エコバッグ F621 JACK

廃番商品です

レジ袋が有料化してから何年経ちましたか? 結局意味があるんだかないんだか。ともかく、これは折りたたみやすいのが気に入っています


■ Apple - iPad mini (6 Gen)

出先で撮った写真を大きな画面で確認するためにも活用していますが、移動中に技術書や論文、雑誌を読むのが主の用途です。次世代の iPad mini が M系チップになってくれたら嬉しいです

ゼリースクロールが非難された機種ですが、私の使い方では満足しています


■ 自作の予備バッテリーケース

SIGMA BP-51 のバッテリーが3つ収納できるバッテリーケースです。BOOTHで販売もしています

SONYのカメラはオレンジ色が差し色に使われており、もともとはSONY機用のバッテリーケースのために調達したオレンジ色の素材でした。このようにカバンの中に入れると目立つので、自分用にはオレンジ色を使っています

目立つ


■ さいごに

急な悪天候に備えてカメラをカバンの中にしまう余裕はありますが、基本的には出しっぱなしです。首か肩にかけています

ちなみに、カバンはFREITAG の R120 AUSTEN という廃番モデルの肩掛けカバンです。トラックの幌を再利用しているので防水性能、耐久性が高いのが良い点です

2023年はリュックを使っていました。ですが、レンズ交換などの荷物の出し入れのたびに肩から荷を降ろす動きが面倒だったり、背中に汗がたまったりと、気になることもあり肩掛けに変更しました

替えてからというもの、荷物の出し入れは楽になりました。カバンを腹側に持ってくれば、カメラをカバンの上に乗せてウエストレベルで撮ったり、長秒露光の手ぶれ補正にも使えます。左右で負荷がアンバランスになるので、体の歪みには要注意ですね


ぜひ、皆さんの「 #写真撮る人の鞄の中身 」を教えてください!
私もより快適な撮影を目指して、新たな道具を探し続けます!


本当に最後に、コンパクトな SIGMA fp は常にオススメカメラです!


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