Koyama Takuma🕊

学校教育、社会科教育、道徳教育などをテーマに発信します。 好きな言葉は、「人は微力だが…

Koyama Takuma🕊

学校教育、社会科教育、道徳教育などをテーマに発信します。 好きな言葉は、「人は微力だが、無力ではない。」 JICA海外協力隊を志しています🇯🇵

最近の記事

教員への批判について思うこと。#未来のためにできること

私は公立中学校で社会科の教員をやっています。私はこの仕事にやりがいを感じており、将来的にも、教職に携わる人が増えていってほしいと願っています。 しかし、近年、日本の教員は厳しい立場に置かれています。私が気になることは、このような厳しい状況に置かれた教員に対しての批判です。例えば、「教員は社会を知らない」といった意見が見られることが多々あります。「日本の教員は時代遅れ」という意見もよく耳にします。 色々な考え方がありますし、全体的な話をしているとは思いますが、教員という仕事

    • 【北極星を目指して】元子ども兵の社会復帰施設で学んだ教育の価値#未来のためにできること

      私は山梨県で中学校の社会科教員をやっています。 この仕事は、どのような意識で子どもたちに携わるかが非常に大切だと思います。 その意識とは、北極星(究極の目標)を目指して目の前の子供に向き合うこと。 私にとっての北極星は、戦争のない平和な社会を実現すること。 先日、アフリカのウガンダ共和国を訪問し、NPO法人テラ・ルネッサンスが運営する、元子ども兵の社会復帰施設を訪問しました。 ウガンダでは、内戦によって子どもが戦場で戦う「子ども兵」の問題が深刻でした。戦場で戦う術しか教わっ

      • 防災意識を広げていく。#未来のためにできること

        私が未来のためにできることは、自然災害に備えることだ。 そして、「備え仲間」を増やすことだ。 私は、つい最近までアフリカのウガンダ共和国を訪れていた。 アフリカでは、生活する上で気をつけなければいけないことがたくさんある。 特に、マラリア対策には徹底的にこだわった。市販のマラロンという薬を毎日飲み、虫除けスプレーを満遍なく身体に塗った上で、できるだけ長袖長ズボンで生活した。夜も、虫除けのペーパーで身体を吹いた上で、室内に虫除けスプレーをまき、蚊帳をかけて眠った。マラリアの潜

        • 私がウガンダで見たもの、感じたこと。

          約1週間のウガンダスタディツアーを終え、無事日本に帰国しました。最高に濃密な時間を過ごすことができました。 ツアーを企画し、現地でアテンドてくださった原貫太さん、本当にありがとうございました。原さんの知識やご経験、非常に学びになりました。人生の財産となる貴重な旅になったと思います。一緒に学びを楽しんだスタツアメンバー、本当に感謝しています。 ツアーの手配等、万全な準備をしてくださったエス・プランナーの皆様、ありがとうございました。 ウガンダで出会った全ての方々、ありがと

        教員への批判について思うこと。#未来のためにできること

          アフリカへ行ってきます!

          8月10日(土)〜8月17日(土)で、アフリカのウガンダ共和国へ行ってきます。 フリーランス国際協力師の原貫太さんが主催する「ウガンダスタディツアー」に参加する形で、アフリカへ足を運びます。中学時代、社会の授業でアフリカ州について学習した際、「いつか行ってみたいな〜」と漠然とアフリカに思いを馳せていました。約12年越しに夢が叶います。笑 ◇ウガンダ共和国とはイギリスの植民地だったこともあり、公用語は英語です。(他にも、スワヒリ語なども公用語です)水の衛生問題、紛争による子ど

          アフリカへ行ってきます!

          【過去記事です。】2022年3月福島県被災地訪問レポート。

          2022年、3月に訪問した福島県での被災地訪問レポートです。

          【過去記事です。】2022年3月福島県被災地訪問レポート。

          【過去記事です。】2022年3月宮城県被災地訪問レポート。

          2022年3.11被災地訪問時(宮城県)の、学級通信の紹介です。

          【過去記事です。】2022年3月宮城県被災地訪問レポート。

          災害ボランティア体験記〜能登半島地震〜

          今年、1月1日に起きた出来事を覚えているでしょうか。「令和6年能登半島地震」と名付けられた震災です。「今日という日を無事に迎えられる」、このことは当たり前ではないと強く思わされました。私たちの日常は、いつ崩れてもおかしくないバランスの上に成り立っている。私たちは、きっかけがなければこのことを忘れたまま日常を過ごしてしまいます。改めて日常の価値を理解して、1日1日を大切に、命を大切に生活していきたいと思います。 . 5月18日に石川県の能登町で災害ボランティアを行ってきまし

          災害ボランティア体験記〜能登半島地震〜

          平和について漠然と考えていたら、「人間とはどのような存在か」という問いにたどり着いた。

          ウクライナ情勢、イスラエルとハマスとの武力衝突など、世界での争いは収束に向かう気配がない。「人は微力だが無力ではない。」という言葉を信念に持ってはいるものの、折に触れて、自らのちっぽけさを自覚します。なんとなくやるせない想いを抱えながら、少しでも何かできることを探すために学びは続けています。池上彰氏の『新・世界から戦争がなくならない本当の理由』では、地政学や歴史学の知見を踏まえながら戦争がなくならないメカニズムについて詳しく解説されていました。ふとあることに気づきました。それ

          平和について漠然と考えていたら、「人間とはどのような存在か」という問いにたどり着いた。

          人生で大切なことは知覧で学べる。

          鹿児島県の知覧という場所に行ってきました。ここは、太平洋戦争の時に多くの特攻隊員が飛び立った場所になります。日本の未来のために、命を捧げた若き方々の存在を日本人として知っておきたい。特攻隊員やそこに関わった人々の想いや願いに近づき、未来の平和について考えたい。そんな想いから、知覧へ足を運びました。『30代を無駄に生きるな』(永松茂久)という本では、「人生で一度は、知覧へ行った方が良い。あそこへいけば必ず何かが学べる。」と説明されていました。また、勤務校の職業講話で講師の方がお

          人生で大切なことは知覧で学べる。

          変化を楽しむ。だけど、流されない。【今年の振り返りと来年の抱負】

          毎年、12月31日には、自分の「死」について考えます。いきなりすみません。 人間はいつ死ぬか分からない。当たり前だけど忘れがちなこと。このことを忘れないための自分への儀式だと思っています。どんな最期を迎えたいか、残りの人生で何を成し遂げたいのか、想いを馳せます。真面目です。 いつからか、自分が生きた証を残したいと思うようになりました。証といっても大それたものではなく、小さなごく平凡な記録でも大丈夫。このnoteも、そのような理由から書いています。お忙しい中ですが、お手隙でした

          変化を楽しむ。だけど、流されない。【今年の振り返りと来年の抱負】

          教師を選ぶ理由

          こんにちは。山梨県で中学校の教員をやっておりますTakumaです。日曜日の昼下がり、久しぶりに文章を書きたくなったため、noteに執筆してみました。 先週、教員の働き方改革についての研修を受けました。その研修の中で、「もう一度仕事を選べるとしたら、「教師」を選びますか。」と問われ、自分なりに考えてみました。 結果、「教師を選ぶ」と自分なりの解が出たのですか、理由を整理してみたいと思います。 1.目の前の子どもたちと向き合う時間が何よりも愛おしい いきなり、ありきたりで

          教師を選ぶ理由

          今年が終わる。来年が始まる。

          こんにちは。 2021年の終了間際、今年の振り返りと来年の抱負をnoteに綴りたいと思います。 2021年も、本当に多くの方に支えていただきました。改めて、「自分は生きているのではなく、生かされている」、このことを実感した1年だったと思います。 関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。 誠にありがとうございました。 . 1. 「社会人0年目」への挑戦が日常を変えた 「未来につながるかけがえのない1年に!人生の「点」をたくさん打ちまくれ!」 上記は202

          今年が終わる。来年が始まる。

          目線を社会に向けてみる。

          こんにちは。こやたくです。 めちゃくちゃ久しぶりにnoteで発信しようと思い、 めちゃくちゃ久しぶりにnoteにログインし、 めちゃくちゃ久しぶりに記事を書くために筆を取りました。(筆ではないですね) ここ最近、自分自身の考え方に対して変化が生じてきたので整理も兼ねて。 . 突然ですが、今までの私は「自分が自分が」タイプで、「自分が成長するために…」「自分が成功するために…」と日々考え続けている人間でした。 先にお伝えいたしますが、この考え方が悪いとは1ミリも思

          目線を社会に向けてみる。

          アートとの対話。

          こんにちは。 先週の日曜日は1日オフだったので、一人で山梨県立美術館に行ってきました。 山梨県立美術館といえば、ミレーの作品で有名です。 詳しくはこちらをご覧ください。 美術館自体には行ったことがあるのですが、一人は今回が初めてでした。 ただ、その分一つ一つの作品とじっくり向き合うことができました。 『アート思考』という本を読んでから、美術館にいきたくてたまらなかったのです。 . 作品と向き合いながら問いを立てて鑑賞する。 「農民の絵が多いな。なぜ農民ばかり

          アートとの対話。

          つながりを意識する。

          こんにちは。 本日は久しぶりの1日オフなので、午前中はお気に入りのカフェで読書にふけっていました。 自由気ままにゆったりと読書できる。なんて贅沢なんでしょう。 . いろいろな本を読んだり、いろいろな人とお話ししていく中で、「つながり」というものを意識できるようになりました。 今日読んだ本の中に、このような文章がありました。 「自分を大切にすることが他者を大切にすることにつながり、他者を大切にすることが自分を大切にすることにつながる。」 人間関係はつながっていると

          つながりを意識する。