Captain note vol.1
これはイギリスの自然科学者として有名なチャールズ•ダーウィンが残した言葉です。
ただ強く、知的であるだけではなく、その時々の環境や状況の変化に適応し、進化してきた者が生き残るというダーウィンの進化論ですが、
これはまさに2023シーズンのオービックシーガルズにも通ずるテーマと言えます。
生きるか死ぬか
長年に渡り日本フットボール界をリードしてきたオービックシーガルズですが、2013年シーズンのライスボウル4連覇達成以降は、企業チーム優位の情勢が続き、(コロナ禍の変則シーズンとなった2020シーズンを除き、)優勝から遠のくシーズンが続いています。
ここ数年で選手の入れ替わりも加速し、チームの半数以上が優勝経験のない入団三年目以内の若手選手です。
長くチームを支えてきた首脳陣も勇退し、2023シーズンは新体制で始まりました。
かつては強豪と言われていた組織が、体制の変化や情勢の移り変わりに取り残され沈んでいくことは、スポーツ界に限らず少なくありません。
一方で、体制や情勢が変わっても、変わることなくその強さを誇示し続けた組織は”伝統”となります。
今僕らも、そんな生きるか死ぬかの試練を迎えています。
本気
どちらに転ぶこともできるこのチームの命運を握るのは、
選手一人ひとりの"本気"です。
真面目と本気は似ているようで違います。
真面目は受け身で、本気は能動的
一人ひとりが成長と進化を渇望し、
自らアクションを起こし、変える。
それが僕らの本気です。
一人ひとりの本気の挑戦と成長が、このチームの挑戦と成長となります。
一人ひとりの本気の主体性が、チームに変化をもたらし、新しい文化、風土を作ります。
これまであたりまえとしてすごしてきたコンフォートゾーンから脱却し、今までと違うことに挑戦し、新しい文化やスタンダードを築くことは容易なことではありません。
挑戦には失敗がつきものです。恥ずかしい思いも、悔しい思いもすることがあります。
どんな結果も受け止め、そして乗り越える
その覚悟と勇気が挑戦には必要です。
それでも、
その変化や挑戦を楽しめる組織こそ、
オービックシーガルズである。
そのことを大橋誠前HCが率いたこれまでのチームで教えてもらったように思います。
REDEEM
このまま企業チーム優位のリーグ情勢に取り残され、強豪としての輝きを失うのか。それとも、もう一度進化し、栄光を取り戻すのか。
僕たちはもう一度進化し、
今のこの時代、このフットボール界をリードする、強いオービックシーガルズの栄光を取り返すことを誓い合いました。
そして、その意志を強烈に示す言葉として
”REDEEM” (取り返す、取り戻す)
を2023スローガンとして掲げています。
革新の心意気
今このチームには
失敗を恐れず、果敢に挑戦する風土
変化を楽しみ、新しい文化を築く風土
があります。
若手選手を中心に、
一人ひとりの本気で
オービックシーガルズを変えようと
新しいオービックシーガルズの本気で
今この時代の、このフットボール界を
リードしてやろう、変えてやろうと
革新の心意気は、確かにチームDNAとして僕らに継承されています。
#満員4連覇
そんな日本フットボール界の革命児、
オービックシーガルズの”本気”を
ぜひ多くの方に観に来ていただけたら嬉しいです。
満員の富士通スタジアム川崎で
パールボウル4連覇を勝ち取りましょう!
長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
先日練習に足を運んで来てくださった、OBの遠藤紀彦氏(1996-1998, 2001-2003主将)から頂いた言葉で、今回のnoteを締めさせていただきます。
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