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【キャッチボールを上手くなる】

全国のサービス業の店長達!

「気合いだ!モチベーションだ!」
「仕事だからプロ意識を持ってやれ!」
「仕事とプライベートのスイッチを切り替えればなんでもできる!」

等、気合で従業員たちのやる気を操作しようとしていませんか?

もちろんおっしゃる通りです。
プロ意識を持ってより良いサービスを提供する。
サービス業の鏡です。

しかし、自分の気合いを押し付けているだけでは、従業員の前に立ちはだかる壁を取り除くことはできません。

壁、つまり「困難は乗り越えるためにある!」
とお考えでしょうか。

非常にポジティブ!いい言葉ですね!

ただ、その言葉について来てくれる人はどれくらいいるでしょうか?
言葉では共感してくれていても、実際行動が伴っていない状態になっていませんか?

甘くしろと言っているわけではありません。
時には厳しい言葉も必要になるケースもあるでしょう。

ついてきた人には
「よくやった!」
ついてこられなかった人には
「なにやってるんだ!もっとあいつらを見習え!」

等と突き放していませんか?

精鋭を育てたい場合はそれでいいかもしれませんね。
しかし、お店、会社全体のレベルを上げたければ全員の能力を底上げしませんか?

ここで重要なのは、『キャッチボール』です。

みんなに同じ目標を掲げました。
次に、結果を出す者がいて結果を出せない者もいる。
そのとき、結果を出せない者がいたときに、その人は何が問題なのか分析してみましょう。

例えば、人前が苦手だった場合。
話す機会をどんどん与えればいいです。そのなかでダメなところがたくさん浮き上がってくると思います。その中の一部をピックアップして、「こうしたほうが良いよ」と改善案を伝えましょう。一部がポイントです。

そして、少しでも改善の傾向が見えていたら褒めてあげましょう!そして、次のステップで残りの改善箇所を小出しにして、改善案を伝えましょう。
これの繰り返しです。

苦手なことをやるとき、一気にいろいろ改善しろと言われても当人はどうしていいかわかりません。とりあえず言われたからやって失敗。何度もトライして失敗。何やってるんだと怒られる。自信なんて一生付きません。

分業制なら、苦手なところは避けて得意分野を伸ばすというのも良いですね。しかし、全員が同じ土俵にたたなければならない場合は、苦手なものを少しでも克服してもらうしかないんです。

営業に行かなければならない場合には、マニュアルの対応は出来ていても、臨機応変さが足りず結果に結びついていないかもしれません。
「なにやってるんだ!あいつはお前の5倍取ってきてるぞ!」
ではないんです。
「お前さ、何件もまわってるんだよな?どんな感じに営業かけてるの?」
「頑張ってるのに結果出てないのは、なにか原因があるんじゃないのか?ちょっと見せてみ?」

どちらの方が、成長できそうですか?モチベーションが上がって生産性が上がりそうですか?

結果ばかり見て、コミュニケーションのキャッチボールを上手くできていない人には、結果の出ない部下がたくさんいませんか?

どのみち叱るなら、

結果を見て→叱責 ではなく

結果を見て→叱咤→改善点話し合い→激励

叱咤激励を使いましょう。

ただ叱るだけでは、何の解決にもなりません。
叱られたくないから頑張るだけでは、成長するために見ようとする場所が見当違いなことが多いです。

キャッチボールをしっかりして、やる気を焚きつけてあげれば、その人の成長スピードは格段に上がるでしょう。
やる気もないのに、毎日職場にきますか?
本当はあるけど、諦めているんです。どうしていいのかわからないんです。

あなたの職場にそんな部下いませんか?

人は会話をすることでお互いの理解を深めます。
日々業務に追われ、上からの圧力もあり下は結果が好ましくなく、ストレスが溜まり、いつのまにか部下とのコミュニケーションを取れていない状態になっていませんか?
状況を変えたければ、自分から変わりましょう。
そしてこれは、すぐに結果に現れない。
はじめからできている人が強いです。
営業スキルも部下からの信頼も、モチベーションが維持できる環境も、

日々の積み重ねなんです。

成績ばかりに目を配るのではなく、しっかりと人にも目を配ってください。
言葉態度一つで、人の能力は段違いに変わります。

成長してほしい人がいるなら、会話のキャッチボールをしっかりと行いましょう。いつまでも、的にボールを投げているだけではいけません。


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