低脂質クリスマスケーキ(もどき)をつくる試み
1. 目的
クローン病でもクリスマスケーキが食べたいので、低脂質なケーキもどきをつくります。
市販のケーキは脂質の塊なので、クローン病の腸にとっては爆弾のようなものです。
2. 材料
材料は出来るだけ脂質を抑えたものを用意します。
材料は下記の通りです。
・米粉ホットケーキミックス
市販のホットケーキミックスだと脂質が高いのですが、米粉に置き換えると脂質が抑えられる。今回の場合、脂質は100gあたり0.7g。
・無調整豆乳
生クリームのかわりに豆乳をつかってホイップクリームをつくります。
乳製品は脂質が高いので、豆乳で代用します。
・レモン
豆乳ホイップクリームをつくる際に必要になります。
・てんさい
砂糖としててんさいを使います。腸内環境を整えるオリゴ糖が含まれいます。また脂質も低いです。
・いちご
トッピングにはもちろんいちごを使います。
豆乳ホイップクリーム
無調整豆乳
いちご(あすかルビー)
3. 調理方法
3.1 豆乳ホイップクリーム
豆乳ホイップクリームのレシピはこちらを参考にしています。
今回は豆乳:200ml、砂糖:大さじ3杯、レモン:1/2個を使いました。
そして、
[1] 豆乳にてんさいを加え、泡立て器で泡立ちとろみがつくまで混ぜます。
[2] レモン汁を先ほどできた液体に入れ、同様に泡立て器で混ぜます。
レシピでは、上記手順だけでホイップクリームのように固まり始めるとありました。しかし、すぐにはそのような気配がなかったので、冷蔵庫で冷やして置きました。
冷蔵庫で冷やして時間をおくと、クリーム上に固まった部分と液体部分が分離していました。なので、クリーム上の部分をすくいとるようにして使います(下記写真、左:冷蔵庫に入れる前 左:冷蔵庫に入れた後)。
豆乳ホイップクリームの変化
(左:冷蔵庫に入れる前 左:冷蔵庫に入れた後)
3.2 スポンジ部分の作成
2.材料で示した米粉ホットケーキミックスを分量どおりつくります。
今回は、厚みのある生地を作りたかったので、セリアで販売されている厚焼きできるホットケーキ型を使用しました。
まず生地をこの容器の取手部分までいれ、底面を加熱します。
ある程度生地が膨らんだら、この容器をひっくり返し同様に加熱します。
すると、下記の写真のように厚焼きのホットケーキができます。
ホットケーキ型の手順
3.3 組み立て
最後に、できた厚焼きホットケーキといちご、豆乳クリームを交互に挟んでいきます。
そして全体を豆乳ホイップクリームでコーティングして、イチゴをトッピングすれば完成です。
完成品
4. 結果と考察
結果として、約1時間半という短時間でケーキもどきをつくることができました。
問題の味ですが、美味しいです。
まず生地ですが、米粉の甘みと硬めでもちもちした食感でした。
豆乳ホイップクリームは、豆乳臭さがなく、レモンの程よい酸味が爽やかさがあり美味しかったです。
市販されているケーキとはまた違うが、これはこれでありです。
5. 感想
ケーキというよりホットケーキを積み重ねただけ、というような捉え方もできる。なので、どのようにしたら米粉でケーキのようなスポンジをつくることができるのか知りたい。
おそらく、脂質は多く見積もっても8g以内にはおさまっていると思います。
参考文献
[1]豆乳ホイップクリームの作り方 : https://cookpad.com/recipe/4602837
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