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星のように輝く人生を~クロノス的善、カイロス的善~

北海道芽室町

今週は北海道の十勝の方へ行ってきました。十勝と言っても広いのですが、その中でも、芽室町という人口約1万8千人の街へ行ってきました。
芽室町という名前、もしかしたら北海道の人でも知らない人がいるかもしれませんね。僕も通過したことはありますが、目的地として行ったのは今回が初めてかもしれません。

「メモロ」とは、アイヌ語の「メム・オロ・ペツ(泉のわくところの川)」から来たと考えられています。人口は約1万8千人、総面積は、513.76平方キロメートル(東京ドーム約1万1千個分の面積)と、東京ドームが1万個とか、1万個の東京ドームを想像するのは難しいですよね。それくらいの大きさがあります。
小麦、馬鈴薯、てん菜(ビ-ト/砂糖大根)を多く育てている地域です。馬鈴薯の看板はよく見かけました。
そして、なんとあの「ゲートボール」の発祥の地だそうです!

今回はとあるイベントに参加するために、芽室にあるキャンプ場に泊まり、1泊2日でのんびりと滞在しました。と言っても、札幌から高速で約2時間半、下道だと3時間半の距離。東京へ行くのとあまり変わらないのでは(新千歳から東京までは1時間半)? と思う距離。近いのか、遠いのか。

芽室町ではいま、30代、40代の若者たちが町おこしの活動を行っているそうです。そのイベント会場にも、それらしき人たちが入れ替わり立ち替わりできていました。どの地域もそうですが、高齢化と人口減少が進み、そして、若者は少ない。でも、そういうフェーズだからこそ、若者の出番でもある。そういう若者を応援できる地域は、もしかしたらこれから面白い街になっていくかもしれませんね。

それは昔のように賑わうというのではなく、大切なものを大切にしつつも、今の街の規模にあった、心地よい感じ。大きく何かを変えるのではなく、自分たちから少しずつできるところから小さく変えていく。きっとこれまで見たことがない小さな革命が至るところで起きるのではないかと、そういう人たちに会っていると感じます。
芽室町の5年後、10年後はいかに。また遊びに行きたい街が増えました。
そして、旅は続きます。

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