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noteに入社して、1年間楽しく働けたので、その理由を振り返ってみる

2020年11月にnoteに入社し、1年とちょっとが経ちました。

僕が入社したときは、ちょうど某ウイルスが若干落ち着いていた時期であり、初日だけオフィスに出社して、あとは特段予定がない限り出社しない、フルリモートに限りなく近い形態で働いています。

そもそもこんなに長く在宅勤務中心のライフスタイルが続くと思っていなかったし、フルリモートで転職活動をするとも思っていませんでした。
転職後もなかなか物理的に同僚と会う機会がなく、うまくやっていけるのだろうかという不安もありました。

入社から1年経ったいまでは、当初感じていた不安は全くなく、「入社からいままで、ずっと楽しく働けている」実感があります。

何のおかげで楽しく働けているのか?1年を振り返りながら、それぞれ理由を掘り下げてみました。

充実したオンボーディング・1on1の嵐

入社3ヶ月の頃に書いた記事にも書いているのですが、オンボーディングがしっかりしていたことが、スッと業務に入っていくための大きな助けになったと思っています。

また、業務で関わることが多そうな人・上長・CEOの加藤さん…計13人と1on1をしていたことが、後々の仕事を円滑にするきっかけとなってくれました。13人って…多くないですか…!?

入社から1週間の間に入れ替わり立ち替わり1on1をして、仕事の内容・PMに求める立ち回り・組織に感じている課題・趣味の話などなどをしたおかげで、その後話しかけるとき、何かをお願いするときのコミュニケーションのハードルがグッと下がりました。

定期的なランチ・ワークショップ

所属チームが違ったり、業務で関わる機会がないと、どうあがいても話す機会のない社員も一定数いるし、リモート中心の働き方だとなおさら。

そんな状況を危惧してか、コミュニケーション活性化プロジェクトという、名前のとおりのプロジェクトを進めてくれている有志のチームや人事チーム、その他有志でいろんな集いが開催されています。

以下は一例(他にも色々あるよ)

  • 入社直後に所属チーム・人事チーム・CEO + 同時期入社社員・趣味があいそうな人…などとランチしておしゃべりするWelcomeランチ

  • いまも毎月行われているシャッフルランチ(はじまってからもう9ヶ月も経つんですね…!)

  • 人事チーム主導で企画してくれる月1のワークショップ

出社してすれ違ったところで面識がなければ話す機会もなく、知り合いも増えない。ゲームなど趣味を軸に交流を深めている社員もいますが、僕は就業後に人と時間を合わせて何かをするのが苦手、かつ人を誘うことにもめちゃくちゃ苦手意識を持っているため、業務時間内でコミュニケーションが生まれる仕掛けをつくってくれているのはとてもありがたいなと思っています。

Slackが(すごく)にぎやかで雑談しやすい

リモート中心で、自宅で黙々と仕事をしていると寂しくなることも稀にあります。比較的引きこもって、人とコミュニケーションを取らなくても生きていける自負がある僕ですら寂しいと感じることがあるくらい、です。

会議で人と話したり、雑談の時間を設けたり…ということもありますが、タスクのあいまにちょこっと、Slackで非同期で会話することがコミュニケーションの大部分を占めています。

これまで、「雑談ばかりしているとマネージャーに目をつけられるから」とか「お客さんがいるチャンネルだから」という理由で雑談がしにくい現場で仕事したこともあったのですが、noteでは敢えて雑談用のチャンネルを作らずとも、普段業務で使っているチャンネルで雑談をしたり、リアクションを飛ばしあったりできているのはとても心地よいです。

「チーム内に雑談を生むために自らがめっちゃ雑談する」
「マネージャーがいない雑談チャンネルを作って会話する」
とかやっていたこともあるのですが、そういった努力をしなくとも気軽にコミュニケーションがとれるのは尊いことだ、と1年を振り返って思います。

何かを強要する/される空気がない

noteのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の1つに、「多様性を後押ししよう」というが入っているからなのか、MVVに共感して人が集まってきているからなのか、多様なバックグラウンドの人が集まっているからなのか、理由は定かではありませんが、とにかく「誰かのモノサシでジャッジされる」ことや、「誰かの価値観を強要される」ことがない会社だなと思っています。

「社会人になったら自分が嫌いな人や、理不尽な人とも付き合っていかないといけないから…」と親から教えられて育ったのですが、いまの環境ではイラッとすることはあれど、嫌いな人や理不尽な人は(僕から見たら)いないのでは?と思っています。

そういう会社づくりをしているから、MVV設計をしているから、採用をしているから、カルチャーを守って進化させてきているから…など、これまでの積み重ねのお陰だ。と勝手に解釈しています。

的確な言語化ができないのですが、理不尽や不条理が少ないというのは、気持ちよく仕事をするために重要な要素の1つだと思っています。

好きな場所で働けている

これまで幾度となくnote社員のnoteで語られているフレキシブル出社制度。この制度のおかげで自分のライフスタイルにあわせて仕事ができています。

入社して1年が経って、問題なく仕事ができていることもあり、先月思い切ってオフィスから片道2時間の、海が近い町に引っ越してきました。

「いつか海の近くに住みたい」とは思っていたのですが、きっとフレキシブル出社制度がなかったら、楽しく・気持ちよく働くことができていなかったら、遠方に引っ越す決断はできていなかったと思います。

海の近くでのんびり快適に生活していますが、たまには出社してランチに行きたいし、たまたま出社している人と雑談したいし、就業後に流れで飲みに行ったりもしたいので、note社員のみなさんは遠いとか関係なく誘ってほしいです。遅くまで飲むなら都内に宿泊する気概を持って出社します。

この記事は「noteのみんな Advent Calendar 2021」の8日目の記事です

なんだか自社ベタ褒めな雰囲気の記事になってしまいました。

過去に某カンファレンスにて、「仕事が楽しくなかったら、それは何かがおかしい」という言葉を聞いたのをきっかけに、「成果も出すけど、楽しく働くことに妥協しない」と決めて仕事に向き合っている僕にとって、1年間ずっと楽しいと思いながら仕事ができているのはとても幸せなことだと思っています。

人にとって合う・合わないの尺度は違うし、誰しもがnoteに合うとは思っていないけれど、ちょっとよさそうだな・楽しそうだなと思った直感は間違っていなかったと感じています。

2年目はもっと楽しく、成果も出す!(まだまだ十分とは言えないので)
以上、1年の振り返りでした。


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