希望があるから、人のモチベーションはあがる!
こんにちは!個性型リーダーシップ開発トレーナーの脇坂です。
今日は、「希望があるから、人のモチベーションはあがる!」ついてお話をしたいと思います。
1.「モチベーション」の定義
「モチベーション」とは、日本語で言うと「目的や目標の達成に向かって行動するための原動力となる意欲」を意味し
「やる気」や「意欲」というニュアンスで使われている言葉です。
2.2種類のモチベーション
更に、モチベーションには2種類あって「外発的モチベーション」と「内発的モチベーション」があります。
①外発的モチベーション・・・目的のために頑張る!
生活の為、給料の為、評価の為、・・・
②内発的モチベーション・・・好きだから頑張る!楽しいから頑張る!やりたいから頑張る!
そのもの自体が、たまらなく好き!例えば、野球が好き、サッカーが好き、将棋が好き!
楽しいから野球を頑張る!練習も頑張る!トレーニングも頑張る!というように、自ら自発的に行動する源泉となるモチベーションになります。
メジャーリーガー大谷翔平選手を見てると、本当に野球が好きで上手くなりたい!だから、トレーニングも頑張るし栄養学も学ぶし、全ての時間を野球の為に投資しているイメージですよね!
藤井聡太さんも、子どもの頃から将棋が好きで、学校から自宅に戻ると将棋のことばかりに熱中していたという話を聞いたことがあります。
「外発的モチベーション」は不満の減少にはなっても満足度向上にはならない。
「内発的モチベーション」が満足度向上に寄与すると言われています。
つまり、「内発的モチベーション」を強化することが、人が喜んで楽しく働くための大きな要因となります。
3.未来への希望
じゃあ、具体的に何をすればよいのか???
それが、今日のテーマでもある「未来への希望」なんです。
子どもって「大きくなったら、〇〇になりたい~~」って、目を輝かせて言いませんか??(笑)
その時には、「自分には無理だ・・・」とか「自分にできるわけがない・・」なんて、否定的な考えや感情なんてもってませんよね?
でも、成長するにつれて外野から、「お前に出来るわけがない!」「そんなことやめとけ!」なんて、ネガティブシャワーを浴びせられて、自信を無くしていってしまってるんだと思うんです・・・
だから、簡単です!!
子どもの頃のように、無邪気になって「〇年後には、こんなリーダーになりたい!」「将来は、こんな仕事をしていたい!」「こんな会社にしていきたい!」「お客様や地域に、こんな風に貢献していきたい!!」
というイメージを強く持つことで、「内発的モチベーション」は高まってくるんです!
しかも、このイメージを持つのは「タダ!!無料です(笑)」
企業研修では、プログラムによっては自身のなりたい理想を発表するワークをやります。
こんなケースがあります。
クライアント企業様で、2泊3日の幹部合宿研修を企画しました。
3日目の最後に、「10年後の我が社について」というワークを実施しました。
グループごとにディスカッションをして「10年後の我が社」のプレゼンをやるんです。
ワーク中も、楽しそうに喧々諤々と意見交換をして、各グループのプレゼンです。その時のルールは、「出来ないとか無理はNG!これが、実現したらめちゃめちゃっ楽しいし、嬉しいなあ~という視点で描くこと。」
聴く側も楽しんで前向きな姿勢で聞くこと。否定的な言動はNG!
すると、プレゼンが進行していくと会場の雰囲気も熱くなってきて、最後には、こんな会社にしたい!と本気で思うようになってくるんです。
後日、担当役員の方にお話を伺うと、「これまで、会議でもあまり会話の無かった雰囲気でしたが、会議も活発化しコミュニケーションも多くなりました!」「お互いに協力し合うことが多くなりました!」
とのお話を頂いたことがあります。
つまり、「ビジョンの共有化」から「ビジョンの共感化」へと進化しているんです。
「共有化」というのは、理論、理屈・言葉の世界
「共感化」というのは、感性、感情、好き、楽しいという世界。
だから、理屈でなく「好きだから、楽しいから頑張ろう!」という強いチームのモチベーションになるんですね!
4.それでも人生にイエスと言おう
名著「夜と霧」の著者で精神科医、心理学者のビクトール・フランクルは、自身の体験を通して、こんな言葉を残しています。
第二次世界大戦、ナチスの強制収容所で、約3年にわたり僕たちの想像を絶する環境を生き抜いてきました。
マイナス20度超える極寒の地、連日の重労働、わずかな貧しい食事、衛生状態が最悪の住環境・・・・
その中で、多くの人が飢え死にや病死などで、毎日多くの人の死に触れる生活を送っていました。
まさに、明日の希望さえ見えない暗黒の日々です。
また、屈強な男たちもバタバタと倒れたる、精神的に耐えかねて脱走を試み、命を落とす人もいたようです。
そんな環境で、なぜ彼は生き残ったのか?
それは、「必ず生きて帰って、愛する家族に会うんだ!!」という強い決意と希望だったそうです。
〇意味への意志・・・どんなに絶望的な環境の中でも、人間には、自分の人生をできる限り意味あるものにしたいと願う根源的な欲求がある。ということです。
〇それでも人生にイエスと言おう・・・「どんな時にも人生には意味がある。未来で待っている人や何かがあり、そのために今すべきことが必ずある」
5.まずは自分から
今、私たちの置かれている外部環境は、厳しい環境なのかもしれません。
だからこそ、未来に希望持って生きる!今日の朝、目が覚めた。新しい1日が始まる!きっと、今日はもっと良くなる!
というリーダーがいれば、周囲に好影響を与えて素晴らしいチームに成長していくはずです!
そして、チームのメンバーには、いつも希望を与えましょう!
まずは、自分から希望を持って、今日1日行動していきましょう!
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では、また!