見出し画像

高圧的な人に“あたふた”しない方法

どうも!声づくりと話し方コーチのたくです

今回は、
▶口調が強めの人
▶沸点が低くてすぐ感情的になる人
▶上から目線でマウンティング取ってくる人

そんな高圧的な話し方や態度の人に“あたふた”しないための
具体的な対策方法と克服方法をレクチャー致します。

この記事をお読みいただく事で…

①   高圧的な人になぜあたふたしてしまうのか?
②   今日から始められる高圧的な人に動じないための3つの対策Step
③   どんな状況でも焦らず慌てず冷静に対応できる自分づくりの方法を知る
事ができますので、是非、最後までお読みください!

威圧的・高圧的な人との接し方|マウンティングに"あたふた"しないために大切な事


「この書類さ、23Pの文言確認した?
 て言うか、書類ちゃんと読んでるの??」

こんな感じで、いつも口調が強めの人

「聴く前に確認しなさいよ、こっちだって忙しいんだからさ!!」

こんな感じで、沸点低くてすぐ感情的になる人

「あなたじゃ話にならないからさ、とりあえず上の人と話させてよ」

こんな感じで、上から目線でマウンティング取ってくる人

本当に困りますよね~

こうやって高圧的な話し方や態度を取られると
「どうしよう~!」て焦りますし慌てます。

そうなるともう
「ロジカルに話そう!」なんて余裕はなくなります。

「えっとですね…それはですね…う~ん…」

言葉に詰まり、言いたい事が言えず、まさに“あたふたあたふた”です。


この状況、実は僕も散々経験しました。

サラリーマンだった頃は、
・オラオラ系パワハラ系上司
・いつもピリピリしてる役員社長など経営陣
・自論の強いかなりややこしいクライアント

こんな方々と、毎日エキサイティングなビジネスコミュニケーションを繰り広げていたので毎日が胃痛と不眠でした。
思い通りに話せない、伝えられない。
すぐに否定されたり理詰めされる。
自分はとことんダメなヤツなんだと痛感の日々でした。
そんな自分が情けなくて仕方ありませんでした。


当時は、売上をガンガン上げてバリバリ稼ごう的なイケイケの営業会社でしたので、時代的にも、そのような環境が当たり前と言えば当たり前だったかもしれませんが…

完全に自信喪失して仕事のパフォーマンスが落ちてしまったりとか、
人によっては心を病んでしまったりとか、
メンタルブレイクしてしまった人をたくさん見てきました。

高圧的な態度を取られ続けられると、何の良い事もありません。
ただただ精神が疲弊するだけです。

でも残念ながら、高圧的な態度を取ってくる側は、自覚も反省もありません。

「間違っているのはあなただ!」とか「全ては君のためなんだから!」
と、あたかも正論を掲げます。
とは言え、誰が悪い!誰の責任!っと嘆いたり、叫んでも何の解決にもなりません。
そして、自分の身は自分で守るしかありません。
とは言え、まとめもやり合えば勝ち目はないですし、真っ向から立ち向かうだけが正攻法とは言えません。
とくに仕事の場面では、社内も社外も関係調和が必要不可欠です。

ですから、巧みに躱して、流して、程よく受け止める。

このようなビジネスコミュニケーションスキルを身に付ける必要があります。
でないと、皆さんのメンタルが持ちません。
そして、高圧的な人々に自分のメンタルを脅かされて、仕事のパフォーマンスや評価を落としてしまうなんて、何の得もありません。
むしろ、巧みに躱して、流して、程よく受け止める事ができれば、
どんな状況でも、焦らず慌てず、堂々と冷静に対処ができるようになります。
言葉に詰まらず、自分の考えをハッキリと物言いできるようになります。
そんなロジカルでクリティカルな自分になれるように、
これより、高圧的な人にあたふたしない3つの対策方法をレクチャーしていきます!

その前に先ずは公式LINE登録をお願い致します!


公式LINEでは、声づくりと話し方が更に学べる定期情報を配信しております。
また、手軽に受講できるオンライン講座、お試しで受講できる無料講座のご案内なども行っておりますので、是非、ご登録ください!



早速結論を申し上げると…


「心構え」を取る事です。

▶口調が強めの人
▶沸点が低くてすぐ感情的になる人
▶上から目線でマウンティング取ってくる人

そんな高圧的な話し方や態度の人に対して、
先ずは、自分自身の心構えを整えましょう。

「何ですか心構えって、抽象的すぎますよ、結局根性論ですか?」
っと思われた皆さん、抽象論でも根性論でもありません。
むしろ非常に戦略的な内容となりますので、先ずは最後まで話を聞いてほしいです。
っと言う事で改めて、高圧的な人には「心構え」を整えましょう。
そもそも、あたふたしてしまう大きな原因の一つは、準備不足によるものです。
会議も、商談も、プレゼンも、いきなり始まったらどう思いますでしょうか?
「やっば、何の準備もできていない、何話そう…」
ってなりますよね。
これぞまさに、あたふたしてしまう典型です。
準備不足で、良い結果をもたらす事は決してありません。
むしろ
「失敗したらどうしよう」「誤った発言をしてしまったらマズイな」
「相手の状況が全然分からないから何から話せばいいんだ」と
心の不安が積もりまくって、冷静ではいられなくなります。
これでは、ロジカルに話す事も、自分の思いをしっかりと言葉にする事もできません。
焦りと不安で、終始あたふたしっ放しです。
つまり準備不足こそ、あたふたしてしまう原因なのです。
ですから、高圧的な人に対してこそ、「心構え」と言う「事前準備」が絶対に必要なのです。
しっかりと「心構え」が出来ていれば、焦る事も、慌てる事も、動じる事もありません。
相手のどんな物言いにも「想定内」でいる事で、堂々と冷静に対処する事ができます。


「確かに心構えと言う準備が大切なのは分かりましたけど、高圧的な人にそんな都合よく心構えってできるんですか?」
と思われたかもしれません。
確かに、簡単ではありません。
自分の心をコントロールするって、大変です。
でも、だからと言って「心構えはできない」「心構えはしない」と言う結論に至るのは早計過ぎます。

1日ランニングしたけど体重落ちなかったから、もうランニングもダイエットもしない!ばりに諦めるの早すぎです。
大変でも、ある程度の時間はかかっても、心構えは絶対にすべきです。
なぜかと言うと、僕自身が“あたふた”を克服して、高圧的な人に動じない自分づくりをする事ができたからです。

僕は以前、“契約更新に関する企業交渉”と言うかなりハードなネゴシエーション業務をしていた事があるのですが、その時の交渉相手は企業の役員、社長などゴリゴリに強気の経営陣でした。
先方にとってはあまり喜ばしくない交渉内容でしたので、もちろん交渉が難航することが幾度となくありました。先方もあの手この手で交渉手札を切ってきます。
強めの口調で交渉してくる人、感情的に物言いしてくる人、上から目線のマウンティングでこちらに話す余地を与えない人など、多くの高圧的な交渉場面を経験したきました。
ですがどんな交渉の場面でも、あたふたせずに、怖気ず、冷静に堂々と、毎回の交渉を挑むことができました。
そこで何よりも重要だったのが、交渉までの「徹底した準備」と「心構え」でした。

●交渉相手は、どんな手法で主張してくるのだろうか?と予測を立てて
●交渉相手はこう言ってくるかもしれなから、その時はこう切り替えそう。
●交渉相手はわざと怒りをあらわにして、こちらに揺さぶりをかけてくるかもしれないから、それを間に受けず、とにかく聞き流そう。
●交渉相手は横柄な態度を取ってくるから、腰を低くするのはやめて気にしていないスタンスで話してみよう
●ここの部分に関しては譲れないから、交渉相手から合意を求められても一旦持ち帰ろう

と言う感じで、交渉の展開を自分なりに予測を立てて、対策や必要な手札を準備する。
必要に応じて、交渉のロープレを何度もする。
その日の交渉を振り返り、うまく切り返せなかった部分や表現が不足していた部分は反省して次回に活かす。

このように、交渉の都度、対策と改善を試みていたので、厳しい交渉を重ねれば重ねるほど、自分自身の交渉力が高まり、あたふたする事も、交渉が悪い展開になる事もありませんでした。
厳しい場面こそ「心構え」をして向き合う事で、
相手の態度や物言いに、自分の心が乱されなくなるのです。

「口調が強いけど、多分、そういう話し方の人なんだ」
「なんか怒り出してきた、きっと不都合な事があったんだろう」
「お、この人はマウンティング取ってくる人だな、あまり刺激せずに聞き流そう」
的な感じで、ある種、他人事で聞き流せる心の余裕が生まれるのです。
どんな相手にでも「心の余裕」をつくっておく事が、めちゃくちゃ重要なのです。

ですから、大変でも、ある程度の時間はかかっても、自分を守るために、
常日頃から「心構え」をしっかりと整えておきましょう。
そして、ここからは、高圧的な人にあたふたしない3つの対策Stepを具体的にレクチャーしていきます。


高圧的な人に“あたふた”しない3つの対策方法


Step-1「分析」


「高圧的な人」「苦手な人」「嫌な人」と、一括りせずに、相手のタイプを分析しましょう。
▶プライドが高くて、もともとコミュ障気味だから口調が強くなってしまうのか
▶感情の起伏が激しくて、自分自身のコントロールができない人なのか
▶できる人間だと思われたい、自分はすごい人なんだと思われたい、自尊心が強くて、
どうしても過去の栄光や実績に縋ってしまう人なのか
相手がなぜ自分や他人に高圧的な態度を取ってくるのか、
あなたなりに人間分析をしてみましょう。
そのために、認知バイアスや行動心理学などを学んでみるのも大いにありです。
こうやって、人間分析をした上でコミュニケーションを取るようにすれば、
都度都度焦ることなく「あ、このパターンの人ね」と割り切る事ができるので、かなり気持ちが楽になります。

補足となりますが、以下の動画でも同じような内容をお話しておりますので、是非、合わせてご覧ください。

【批判覚悟!本音で語ります!】なめられる!マウンティング取られる!本当の理由と今後の対策について



Step-2「リフレーミング」

Step2では、自分に「リフレーミング」を用います。
「リフレーミング」とは、心理学で使わる用語なのですが、
その意味は、
物事の見方や考え方を変えて、違う視点で捉えて、ポジティブに解釈し直す事。
まさに、心の枠組みを捉え直すリフレーミングと言う言葉通りの意味です。

どんな種類の高圧的な人も、
本当は悪い人ではないかもしれない。
相手には相手に言い分や主張、正義がある。
相手にも何か事情があり、実は必死なのかもしれない。
と言う相手の違う側面を考えてみる。

そして、高圧的な態度を取られたからと言って
「別に殴られるわけでもない、そうなったら相手こそ分が悪い」
「どれだけ感情的になられても、何か事態が変えられるわけでもない」
「マウンティングを取りたいのは相手の欲望であって、わたしの問題ではない」
「あたふたしてしまったら相手の思うツボだ。とにかく気にしない、気にしない」
と言う感じで、自分の被害拡大予測をせずに、むしろ楽観的に捉える
つまり
「別に死ぬわけではない」と言うくらいの気概まで持てれば十分です。
もちろん、くれぐれも相手の恨みを買うような言動は絶対にしてはいけません。
飽くまで、自分の心の中で、リフレーミングをして割り切る事です。
これができると、ある程度の事は、他人事感覚でいられるようになるので、相手の物言いに対して、あまりストレスを感じなくなります。
もちろん、僕も皆さんも当然に感情がありますから、一切のストレスを感じない。
なんて事はありませんが、それでも、格段とストレス負荷を減らす事ができます。

Step-3「トレーニング」


最後にStep3
高圧的な人とのコミュニケーション場面を、
一種の「トレーニング」と捉えてみてはいかがでしょうか?
その方が、場数=経験値なりますので、日ごと、自分のコミュニケーション力やメンタル力を高めていく事ができます。

僕も、企業交渉を行っていた頃は、
「よし、今日も交渉の日だ。どんな展開になっても良い経験になる」
とある意味、筋トレ感覚で日々の交渉と向き合っていました。
「え、鉄のメンタルですか?」
と思われたかもしれませんが、そんな事はありません。

むしろ僕はめちゃくちゃ豆腐メンタルです。
ちょっとした事でも気になりますし、すぐ凹みます。
でも、それを一つ一つ重く受け止めていたら、メンタルが持ちこたえられません。
ちょっとしたことも、気にし出したら、ずっと気になってしまう。
気になり過ぎて、頭がモヤモヤして、ずーと考え込んでしまう。
でも、どれだけ考えても悩んでも、状況は変わりません。
ただただ自分の精神が疲弊するだけ。

だから、ある時から「気にしないのが一番」と思うようになりました。
高圧的な人とのコミュニケーションに一喜一憂するのではなく、
タイプ分析をしながら、リフレーミングをしながら、躱し方、流し方、受け止め具合を学んでいく。日々のコミュニケーションを練習感覚で捉える事。これもリフレーミングですね。
ですが、数をこなすほど、メンタルが疲弊するのではなく、メンタルが鍛え上げられます。
これぞ、巧みに躱して、流して、程よく受け止めるための「心構え」です。


まとめと復習


ちなみに、孫子の兵法にこのような格言があります。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」

相手の実力や現状をしっかりと把握し、自分自身のことをよくわきまえて戦えば、何度戦っても、勝つことができる。と言う意味です。
もちろん、コミュニケーションは戦いではありません。

ですが、
●相手を分析し、知る事。タイプ分析です。
●そして、自分自身の見方や捉え方を変える事。リフレーミングです。
●何度も繰り返しながら技術を磨いて、知略で相手とコミュニケーションを取る事

孫子の格言と全く同じことが言えます。

日々直面する厳しいビジネスコミュニケーションの場面でも、
この3つのステップを取り組んでいけば、巧みに躱して、流して、程よく受け止める事ができるようになります。

どんな状況でも、焦らず慌てず、堂々と冷静に対処ができるようになります。

言葉に詰まらず、自分の考えをハッキリと物言いできるようになります。
そんなロジカルでクリティカルな自分になれるように、先ずは、自分自身の心構えを整えましょう。

そして、最後に余談ではありますが、一言だけお伝えさせてください。

それは「心構え」も絶対的に必要ですが「練習」だって必要だと言う事です。
日頃から、話し方トレーニングやロジカルトレーニングを積んでおいてください。
どれだけ「心構え」があっても、伝える技術や聴く技術がなければ、太刀打ちできない場面も正直あります。

この記事をお読みになっている方は、かなりリテラシーの高い方なので、薄々お気付きかとは思いますが、基礎体力や技術なくして、思い描いたビジネスコミュニケーションを展開する事はできません。
以下の動画でも僕が熱く語っております。

「だから伝わらない!」話し方が下手になる悪い習慣4選と改善方法|コミュニケーション能力不足に悩む全ての皆様へ【保存版】





日頃から話し方や考え方を磨き上げてください。
くれぐれも話し方が下手になる悪い習慣に吞まれないでください。
手前味噌ですが、声づくりと話し方塾では「声づくり」「伝わる話し方」「ロジカル力」に必要な基礎知識、ノウハウやテクニックをたくさん配信しております。どうか存分に学んでください。
そして、どんな状況でも、どんな場面でも、堂々と自信を持って話せる、最高のコミュニケーション術を体得してください。

っと言う事で、
高圧的な人にあたふたしないためには「心構え」を。
長期的には「話し方」と「考え方」を磨き上げてください。


以上となります。


声づくりと話し方塾では、
話し方の悪い習慣を断ち切り、新たな習慣に切り替えるための学習方法。
そして実践方法が身に付くノウハウを惜しみなく公開しております。
是非、今回の記事だけでなく、他の記事もご覧になって、話し方スキルをどんどん磨き上げてください。

そして、今回の記事が、皆さんの気付きに繋がったのであれば、
是非、この後、公式LINE登録をお願い致します。


公式LINEでは、声づくりと話し方が更に学べる定期情報を配信しております。
また、手軽に受講できるオンライン講座、お試しで受講できる無料講座のご案内なども行っております。
しかも、今であれば、登録者様限定で、話し方スキルが格段と高まるテクニックレポートをプレゼントしておりますので、是非、このタイミングでゲットをしてください。

以上、声づくりと話し方コーチたくでした!
また次の記事でもお会いしましょう!それでは!

【YouTube】
「声づくりと話し方塾」

https://www.youtube.com/@coach_taku

【Twitter】
https://twitter.com/taku_voice2021

【Instagram】
https://www.instagram.com/taku.voiceconsultant/

【stand.fm】
https://stand.fm/channels/63fd6979390e8c58c65b1caf













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?