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新人っぽさはどこから?

4月1日、今日は電車も街もランチを待つ列もコンビニの店内もフレッシュマンでいっぱいだ。とにかく硬そうな襟の白いワイシャツに、きれいではあるがサイズ感の良くないスーツ。ぴかぴかの革靴の者もいれば、就活で使ってたのか、かなりかかとが斜めにすり減って汚れたきったない革靴の奴もいる。

これが不思議なことにGWを過ぎてくると、皆一様に社会人としての姿に溶け込んで新人の区別がつかなくなってくる。

このフレッシュさは未経験、不慣れから来るのだろうか。
同じ22歳でも、大学生の時に営業系のバイトなどの経験者はすでにスーツがこなれている。多くのアルバイトを管理するバイトといったマネージャー職風を経験した者も見事に格好がハマっている。

一方で、資格試験のタ浪などで30過ぎて初社会人として入社という者もいる。これまた、確かに顔や髪はさすがに20歳そこそことは違うけれども同じような、新人感や不慣れ感が見て取れる。

なぜだ。
実年齢なのか、実経験なのか。

いずれにせよ共通することは、最初は1回キリってこと。
何かのきっかけで新しいことを始めるという、その事実だけがフレッシュさをもたらす。
とにかく素直になんでも吸収して伸びていくのがいいのではないか。

社員教育などでいかにも正しそうな感動しそうなありきたりな事を言う講師の話ほどくだらないことは無い。人が話をしているときに、その言葉が自分の言葉でしっかりと圧が乗っているかを感じ取るべし。

そして今の世代に残る、何の根拠もない年功序列はとことん無視して新たらしい社会を作り上げてほしい。


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