見出し画像

受験×グローバル教育×海外移住をどうやって選べばいいのか? 〜私にしか語れないことについて考えてみた

こんにちは。
元大手進学塾トップクラス担当講師で、
現在はニュージーランド在住の受験&国際教育コンサルタントのTakuです。

8月はありがたいことに、
留学生や移住希望者のサポートで、
目がまわるほど多忙の毎日でした。

それもあって(言い訳でもありますが…)、
ここのところすっかりブログの更新が、
滞ってしまっていたなと思っています。

いいかげん書かなくてはと思いながらも、
日々の忙しさにかまけてズルズルときて、
ようやく今日時間が取れました。

ここまでブログが書けずにいる間、
頭の中にずっとあった疑問があります。

それはどうして自分がこのブログを、
書き続けようと思っているかです。

星の数ほどあるブログの中で、
自分の投稿が一体どんな意味があるのか。

そこで今日はこのブログを、
更新する自分なりの意義について、
ゆっくり考えてみたいと思います。

無価値観と向き合った時期

私はかつては有名大手進学塾で、
TOPクラスを担当する塾講師でした。

中学&高校受験を中心に指導をし、
志望校に合格させることを至上命題として、
自分の仕事に没頭していました。

しかし次第に受験の裏側(闇)が見えてきて、
受験教育に疑問を持ち始めて、
子供の誕生を機に脱受験を模索し始めました。

そして散々オプションを検討した挙句、
海外教育移住という選択を決断しました。

この辺については以前書いた、
下記の記事が詳しいので、
よかったら読んでみて下さい。

https://note.com/taku_nz/n/na37284070e2d

しかしこの決断直後に私の中には、
自分に対する「無価値観」も存在していました。

それまでは受験指導一筋だった自分が、
急に受験の世界から離れた反動からか、
自分の存在意義を喪失していたのかもしれません。

その後徐々にそうした感覚は薄れましたが、
残念ながら消えることはありませんでした。

生徒から教えられたこと

ニュージーランドに移住してからは、
ビザを取得するために当初は学校に通ったり、
さまざまな仕事をして過ごしました。

でも結局自分はいつの間にか、
教育の世界に戻ってきた。

それしか自分の専門がなかったこともありますが、
教育を通して生徒たちのサポートをすることが、
私の中の無価値観を払ってくれたからかもしれません。

子供たちを限界まで追い込まないと、
合格がおぼつかない国内での受験には、
基本もう関わりたくない。

でも子供達が無理のない範囲で努力し、
その先の未来を切り開く手段としての受験なら、
サポートしてもいいのではないか。

思えたからこそ僕はきっと、
帰国性入試のサポートを始められたのかもしれません。

その後地元に住む子供たちの補習塾も開講し、
早13年の月日が流れました。

この間本当にたくさんの、
個性的な生徒たちと向き合ってきました。

留学生、現地生まれのハーフ、
中にはクオーターの子もいました。

私のサポートが必要だった理由も、
帰国生入試や海外大進学、
国内の学校の補習に日本語保持など様々。

多様性が日常になっているニュージーランドならではの、
多彩なバリエーションに富んでいた気がします。

そんな彼らと接しているうちに、
自分が教育を通してサポートしたいのは、
受験そのものではないことに気づかされました。

私が教育を通して貢献したいこと、
それは生徒の成績を上げることでも、
受験で志望校に合格させることでもない。

彼らが自分自身と向き合い、
彼ら自身の未来を考える機会を提供すること。

私を通して子供たちが、
大人の都合で作ったシステムに迎合せず、
自分だけの進路を考えるきっかけになること。

それこそが自分がこれまでも、
そして今もなお教育に携わっている、
理由なのだとようやく気づけた気がします。

自分にしかできないこと〜目指すべき場所

私はここまで日本で15年以上受験に携わり、
国内受験の表も裏も嫌というほどみてきました。

その後ニュージーランドに移住し、
受験のない国で2人の子供を育ててきました。

『受験のない国に住む、元受験のスペシャリスト』

そんな自分にしか発信できないこと、
それは受験を客観的な視点で分析するとともに、
グローバル教育を受験教育と比較して検討すること。

『受験×グローバル教育』

日本で子育てをしている多くの人が、
きっと求めている両教育に挺する客観的でかつ、
本音で語る情報を発信していくこと。

それこそが自分にしかできないことではないか。
今はそんな気がしています。
(また違う気づきがあるかもですが…)

だからこそこれからは今で以上に、
外から見た受験についての意見や、
受験と比較した海外教育について考えてみたい。

受験にはどんな価値と問題があるのか、
海外教育は受験と比較してどんな意味があるのか、
自分なりに考えていきたいと思います。

まとめ

なんか今回は独り言のような記事になってしまいましたが、
最後まで読んで下さってありがとうございました。

星の数ほどある記事の中で、
読んで良かったと少しでも思ってもらえるように、
海外在住だからこその視点で語っていきたいと思います。

できるだけ本音で真っ直ぐに、
少しでも役に立つ情報を発信していきますので、
よかったらこれからも遊びに来てくださいね!

【音声配信やってます】

スタンドFMで音声配信もやってます!
よかったらそっちも聞きに来て下さい。
https://stand.fm/channels/65db0f3d53b400abe217ba9c

【質問募集中】

受験や留学、海外育や子育てについて、こんなことを聞いてみたい!という質問を募集します!
ご質問は下記リンクからお気軽にどうぞ!
https://marshmallow-qa.com/qcbfz8ypyt60w0l

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?