経済的な自由を得たいあなたへ
なぜ株を買わないといけないのか
新NISAの登場以来、日本人の中で投資する人口が増えてきています。しかし、アメリカ人の株保有率と比べるとまだまだ少ないのが現状です。周りの人たちになぜ新NISAをやらないのか、株を買わないのかと聞くと、「何を買っていいかわからない」「損するのが怖い」という声がよく聞かれます。残念ながら、日本の教育システムは平準化された人材を生み出すことに特化しており、現代の日本社会が直面する問題に対処するものではありません。資産形成の重要性や確実に訪れる社会問題について解決策を教えてくれるわけでもありません。ここで言う社会問題とは、特に高齢化社会とそれに伴う税金、社会保険の増大、年金不安のことを指しています。
考えてみてください。
あなたは毎日会社に行き、毎月給料をもらいます。そこから税金を払い、社会保険料を払い、生活費などを支払い、残りを貯金します。これであなたの経済的な問題は解決するでしょうか?
日本政府や会社があなたを助けてくれますか?
税金と社会保険料は高齢化が深刻になるにつれて上がっていきます。これは日本の人口動態がすでに決定されているため、避けることのできない未来です。では、誰かがこれにメスを入れるのでしょうか?頼りの日本政府はどうでしょうか。政府は人口の大部分を占める高齢層の声を無視することはできません。税金を上げ、社会保険料を上げ、年金支給を後ろ倒しにして対処することになるでしょう。それ以外に手はありません。せめて税金を所得税や働き手にかかる税金ではなく、幅広い年代に適用される消費税を上げることくらいしかできません。次に、あなたの給料は上がるのでしょうか?会社というものは資本主義の塊です。会社はあなたの生活にはあまり関心がありません。会社の関心事は、株主の期待にどう答えるかであり、あなたの給料は安ければ安いほど、コストがカットされると株主に褒められます。労働者と株主の利益は相反してしまうため、給料はあなたのやる気が削がない程度にしか上がりません。
労働者は富めるもののためにいる。
フランスの経済学者、トマ・ピケティが『21世紀の資本』で述べている「R > Gの法則」を知っていますか?これは「資本所有者の富が労働者よりも速く増え、経済的不平等が拡大する」という法則です。(R > Gとは、資本収益率(R)が経済成長率(G)を上回る状況を指します。)
つまり、労働で稼ぐお金よりも、リスク資産で稼ぐお金のほうが成長率が高いということです。これは、会社という資本主義の団体がどんなに儲かっても、あなたへの給料を最小限にし、株主などの資本所有者に還元が進むことで、富裕層がますます富み、労働者層との貧富の差が開くことを示しています。
このような状況下で、あなたが実際にやらなければならないことは何でしょうか?政府や会社に頼ってはいけません。あなたの人生の舵取りはあなた自身がやらざるを得ません。もし、あなたがずっと会社に勤めたい、老後の問題だけに対処したいなら、それなりの方法があります。もしくは、労働から解放されたい、経済的に自由になりたいなら、それなりの方法があります。自分の目的に沿って、リスクを管理する術を身につける必要があります。
あなたが自由のためにやらないければいけないこと。
ファイナンシャルリテラシーは必須スキルです。特に現代の日本社会を生きる私たちにとって避けて通れないスキルであることを自覚してほしいのです。
もしあなたが経済的に自由になりたい、お金の不安から解放されたいと願うなら、しっかりと勉強をしてほしい。早ければ早いほど良いです。世界経済は、経済という概念が誕生してからずっと成長しています。
私は20年間、投資をしてきました。株式市場で何度も失敗し、資産の大部分を失ったこともありました。また、間違ったやり方で市場に飛び込んで停滞していた時期もあります。そのような経験から、資産形成とはどのようにすべきかを学ぶことができました。今では会社員としての給料よりも、株式市場から得られる利益が大きく上回っており、経済的には自由になり老後の心配もなくなりました。あとは自分の人生を生きることができます。
株式投資には基本があります。覚えておかないといけないことがあります。私は20年かけてそれを学びました。もし、当時に誰かが私を教育してくれていたら、もっと早く十分な資産形成ができたでしょう。
このブログでは、私が20年間で得た知識をどんどん皆さんに共有していきたいと思います。現状から抜け出したい、労働から解放されたい、老後の2000万円問題を解決したいというなら、ぜひ勉強をしてほしい。株式投資の素晴らしさを知り、一歩抜きん出た存在になってほしいのです。
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