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ことばの置き換え 時間→やる気

covid-19の騒動で今までと時間の使い方が大きく変わってきている方もいるのではないでしょうか。仕事や家庭などで日々のルーティーンに追われていた方も最近急に使える時間が増えたという方もいると思います。かくいう私もその一人。そこで見えてきた時間の使い方についての記事を書きたいと思います。今回わかった仮説は「時間がないから〇〇できない」ということばの本質はそもそも「〇〇したくない」という無意識の力が働いているのではないかというものです。


仕事であれプライベートであれ「もっと時間があれば本読めるのに」「時間がないからこれができないんだよ」とあらゆることが時間がないという理由にされがちで、私もよく使ってしまう人の一人です。今回の新型ウィルス騒動で自宅待機と言う名のもとに職場にいかず自宅で仕事をすることになりました。

 職場では「もっと事務をする時間があれば業務改善がでるのに」とか「より〇〇について考えることができるのに」といったことを無意識のうちに常にかんがえているようなところがありました。しかし、どうでしょうか。自宅待機というエンドレス事務時間が与えられているのにも関わらずあまり作業がすすみません。ケータイの着信に気を取られ、急に買いたいものを思い出してアマゾンのアイコンをおしてみたり、コーヒーを2,3回いれてみたり。全然だめです。そして結局なにかをすすめることができずに過ぎていきます。職場と自宅で環境がちがうということを差し引いたとしてもあまりにもセルフマネジメントがなっていません。そんな時間を過ごしているとこうも思うのです。

職場にもどったらまた「時間がない」とか言い始めるんだろうな…

ほんとうは時間がないということばの中にはやる気がないということが含まれていたのではないかということです。

私は体育会系ということではないし根性論も好きではありません。時間をいくらでも自己犠牲的に使うことはやりたくないし推奨もしたくありません。問題は自分で本当に時間がないと信じているところだと思っています。つまり自己分析の誤りであり自己一致不足のことです。自己一致は重要だと思うキーワードのひとつです。自己一致が低いとだいたいうまくいきません。その上改善もうまくいかず自分の論理でうまく行かないなら相手に原因があるとも考えてしまうような方向にもいきかねません。今回の時間に関してもやる気がないのに「これは、おれがやる気がないのではない。じかんがないのだ」ということばの変換をして惨めでやる気なくてだらしない自分を慰めている行為にほかなりません。

ではどうすればいいのだろうか…

どうせおなじ惨めでやる気なくてだらしない自分ならせめてごまかさずに直視するという方法はどうでしょうか。つまりしっかりと向き合うのです。方法は簡単でことばの言い換えをするだけです

「時間がないからできない」を「やる気がないからできない」のように“時間”を“やる気”に置き換えるというとてもシンプルな方法です。このポイントは3つあります

①決して自己否定しない

自己を感情的に否定してもナイスアイデアがでてくるわけでも行動がかわるわけでもなく無駄です。反省している風な自分にまんぞくするだけなのでおすすめできません。ただ「そんな自分がいるな」と現状を受け止めどうしたいか問うための判断材料にするのがいいでしょう。それで自己否定するほうがいいという選択肢がでたときには大いにして構わないと思います。

②問題の本質を問う

やる気がなくてしたくなかった問いや問題についてなぜしたくなかったのか、また逆になにがしたかったからこれに対してやる気がでなかったのかを考えることでもしかするとそのことをしなくてもより根本的な問題解決策がでてくるかもしれません。もしかして優秀だからこそ「そんなことやっても問題解決につながらないよ」と気づいているからやらなかったのかもしれません。そこでの選択肢はやるべきことを変える、やるべきことを絞る、やっぱりやったほうがよかったと気づく、全く無駄だと気づいてやることをやめるというところでしょうか。

③使用範囲は自分だけ

これはあくまで自分を見つめ直すための行為の提案です。間違っても他者にたいして要求することは避けるべきです。上司ならパワハラ、夫婦ならケンカ、友達なら絶交になるのであくまで自分に向けた考え方としてうまくつかうようにしてください。

以上が5分前に急に思いついたことでした。同じようなこと思っている人きっといるとおもうんだよな… 最後までお読みいただきありがとうございました。

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