見出し画像

現代のストレスの元凶となっているもの


はじめに


私は仕事でたくさんの方とお話しする機会があり、たくさんのお身体とお顔の施術をさせていただいておりますが、

明らかにストレスによるものだと断定できるケースが沢山あります。

みなさまにお聞きしても

「ストレスなんか感じていない」

の一点張り。

の方も比較的多くいらっしゃいます。

あなたは自らのストレスに気づいていますか?


そしてそのストレス発散はできていますか?

今回は目に見えないストレスについて、
ストレスに押しつぶされて最大の自己犠牲を行った私の経験上でのお話をしていきます。



そのストレスはどこから生まれるのか

さて。私は医学を勉強してきました。
専門は違えどほとんどの疾患で考えられるのが
「ストレス」になります。

その“ストレス”は
・気温・気圧をはじめとする天候
・騒音・悪臭をはじめとする自然環境
・食事・睡眠などの日常生活

など様々なもので起きていくものであり、ストレスもある一定以上は必要なのです。


ストレスはそれだけに留まらず現代では人間関係が多く関係していると私は感じます。

SNSが普及し、顔の表情を読み取る能力が低下してきた現代。

・裏でどういったことを言われているのかわからない。
・相手からどう見られているのかわからない。

活字も読むことが低くなり
どの言葉を選んでどういった口調で話したらいいのかわからないことから生まれる人間関係での悩み。

情報は普及してきたことにより
「調べれば出てくるんだ」

ということから生まれる脳の低下と上昇の両極端な人種が生まれているのかと私は考えます。


人と触れ合う機会が激減し、
人の温かみ・そして冷たさを知らずに成長を重ね、その問題に直面した際に悩み苦しみストレスになる。


利便性を求め効率化を図った社会が生み出した結果かもしれませんが、
人間同士の関係性も稀薄になった弊害もあるのだと思います。



ストレスに対応するために


私がストレスでの問題があると判断した方には、
まず外界からの連絡を断ち切ることをお勧めしております。

歴史を見るとこういったデバイスが存在していなかった時期には
文通、手紙にて連絡を取っていました。

歴史的に見るとやはりそういった連絡手段を取っている方々の方が出会っていない方がなにを想いなにを考えているのかを読み取る能力が優れていたからであると私は思うからです。


全員が全員そうなるとは思いませんが、
相手がどう考えていてどういう行動を取れば良いのかがわかるはずです。

自分1人になり、落ち着き自然の中に身を置き、本来の自分になる。

それが1番良い方法だと私は思います。

人間関係も1度リセットし、自分はなんのために生まれてきたのか。
自分は将来どうしたいのか。
今、自分に必要なものとはなになのか。


再確認すべきです。


そうすると今抱えている問題が自ずとなくなっていき、毎日が楽しく明るく輝いてきます。


今、デバイスで私は物事を伝えてはいますが、
人間関係を整理することが今のストレスの対応策かと私は考えます。



自らのストレスの許容量を増やす


ストレス耐性がついていないのも現代のみなさんの特徴なのではないでしょうか。


なにもみなさんに我慢してない。我慢しろ。
と言っているわけではありません。


逃げ出す勇気もみなさん持っているかと思いますが、その目の前に起きている壁に対して真正面からぶつかることが少なくなったように思えます。


もちろん精神的な許容量が減少傾向にあると実感しますし、それに対応すべき方法をもみなさんが見出せていないのが実際かと思います。

ストレスを減らすことばかり考える方も多いですが、ストレスの許容量を増やすことも重要です。


それは耐えて増やす。

のではなく、思考を広げてストレスをコントロールするということです。


ストレスをコントロールすることが今現代に生きている方の全てであると私は考えます。


自我を捨てるわけではありませんが、
自らの成長のためにも周りの方々の思考を取り入れたりすることも重要であると思います。


どんな人でも受け入れる。
仏の心を持つことが自らを規律させるひとつではないでしょうか。



最後に

社会が急速に前進することで人と人との調和が図ることが難しくなってきている世の中。

画面上で会話を行い、相手を喜ばせるために自己犠牲をする。


自分とは。人生とは。
生きている意味。意義に疑問を感じる人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。


頭を回転するが故に起こる脳の疲労。


まさにストレスが元凶であり、画面がストレスになっている。

画面から離れて休息を行い、
自分の存在意義、存在価値を見出すことがストレスに対抗しうるべくひとつの方法に繋がるのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?