見出し画像

実行力を爆上げする方法3選

こんにちは!
突然ですが、みなさんは「成果」ってどうせれば得られるか考えたことはあるでしょうか?

例えば、副業を始めた人にとっての成果はお金を稼ぐこと。

営業の仕事をしている人は、目標契約数を達成すること。

もっとモテたい!!と自分磨きに勤しんでいる人にとっては今よりもモテるようになること。

これらがいわるゆ「成果」ですよね。

それぞれ成果を出すための具体的な方法は違うでしょうが、この世にはどんな分野に行っても成果を出す人というのが一定数存在します。

では、そんないつでも成果を出す人と、なかなか思うような成果が出せない人は何が違うのでしょうか?

今回は、こちら↓の『後回しにしない技術』という本を基に、成果を出す人になるためにやるべきことを解説していきたいと思います。


成果を出す方法というのはいわば、なにか目標を達成するための基礎力のようなものです。

目標に向かってがんばっているけどなかなか結果が出ない。そんな人に読んでもらえたらと思います!

ぜひ最後まで読んでいってください。


1.成果とは

まずは成果が何で成り立っているのかを考えてみましょう。

みなさんも少しだけ読む手を止めて、考えてみてください。




色々な答え方があるとは思いますが、この本では、

成果=力量×実行力

と定義されています。

力量というのは、個々人の能力、才能、知識、アイデアなどのことです。

そして実行力というのは、文字通りやるべきことを実行に移す力のことです。

本書の作者は、成果を出すためには、力量よりも実行力こそ大切であると説いています。

平凡な人と成功した人の違いは、知識ではなく実践にあり、成功した企業とそうでない企業の違いは、戦略ではなく実行力にある。個人であれ組織であれ、実行力こそが真の競争力なのだ。

『後回しにしない技術』

どんなに優れたアイデアを持っている人でも、それを実行に移さなければ何の成果も得ることはできません。

反対に、平凡なアイデアしかもっていなかったとしても、それを形にすることによって、新たなアイデアを得ることができます。

私たちが望む成果を得るためには、実行力こそが肝心であることをまず知ってもらえればと思います。

そのうえで、さらに重要なことは、

実行力はピアノの演奏や車の運転と同様に、一種の技術であるということです。

つまり、練習によって上達することができるのが実行力だということです。

この実行力を鍛えることで、あなたはあなたが望む成果を他の人よりも圧倒的に早く得ることができるようになることでしょう。

本書では、実行力をたとえて、アルキメデスのこんな言葉が紹介されています。

わたしに十分な長さのてこを与えてくれれば、地球でも持ち上げてみせよう

『後回しにしない技術』

少し前まで平凡だと思っていた友人が、信じられないような成果を上げている、、、自分より能力で劣っていると思っていた同僚が評価されている、、、

こんな悔しい経験をしたことがある人も人も多いのではないでしょうか?

でも、もう大丈夫です。

実行力という「てこ」を手に入れることができれば、地球(大きな成果)さえも持ち上げることができるようになるからです。

本書には実行力を伸ばす考え方がいくつも紹介されていますが、さすがにここですべてを紹介することはできませんので、独断と偏見で厳選した3つを紹介させていただきたいと思います。

2.実行力を爆上げする方法3選

実行力を上げる方法をお伝えする前に知っておいてもらいたいのは、
実行力は「決心 ー 実行 ー 維持」の3段階から成り立っているということです。

そして、これら3つのうち1つでも欠けると残念ながら成果にはつながりません。

本書では、この3段階に分けてそれぞれ効果的な方法が紹介されていますので、私もそれに則って、それぞれの段階ごとに1つずつ紹介していきたいと思います。

2-1.決心の段階

決心の段階は、目標を立て、それを達成するための計画を立てる段階です。
その際に効果的な方法の1つがこちらになります。

①「スケジュールは逆から立てる」

皆さんも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

いわゆる「逆算スケジュール」というやつですね。

内容はいたってシンプルです。

まずは目標を決める。

そしてそこから逆算して、1年後、半年後、3か月後、1か月後、2週間後、1週間後、3日後、1日後にやるべきことを洗い出すのです。

とてもシンプルで多くの人が知ってはいることですが、なかなか実行に移すのが難しいんですよね、、。

逆算スケジュールを実行するための実行力を先ずは鍛えないといけないという人も実は多いかもしれませんね(笑)

少し冗談のように聞こえますが、実際私も逆算スケジュールを立てる力を練習して伸ばしました。

やりかたはいたってシンプルです。

日常の些細なことも、逆算スケジュールを使ってこなしていくようにしたのです。

例えば、私は朝出社する際、いつも時間ギリギリになってしまっていました。

自分的には十分余裕をもって起きて準備をしているつもりだったのですが、毎度出かける直前になってあれがないこれがないと探したりしているうちに、いつの間にか時間ギリギリになっているのです。怖いですよね(?)。

そこで私は、余裕をもって出社する時間から逆算し、この時間までには朝ご飯を食べ終わり、スーツにも着替え終えていないといけないな、とすべての時間を逆算しました。

するとどうでしょう、これまでぎりぎりにしか出社できなかった私が、余裕をもって出社することができたのです(当たり前)。

これは少しレベルの低い話に聞こえたかもしれませんが、このように日常の些細なことも逆算スケジュールを立てて考えていくと、大きな目標を掲げる際も自然と逆算思考になっていきます。

皆さんもぜひ試してみてください。

2-2.実行の段階

実行の段階では、決心の段階で立てた計画を実際に実行に移していきます。

この計画の段階で効果的な方法はこちらになります。

②「すべての行動を実験ととらえる」

本書によると、発明王で知られるエジソンのこんな日記が残されているそうです。

『消化不良の苦痛を和らげることができるかと思い、オフィスまで3キロメートル歩く実験をした』

「エジソン」「実験」という2つの単語を並べられれば、かの有名な白熱電球の発明を思い出す人も多いかもしれませんが、エジソンの素晴らしいところは、日常でも実験精神を忘れなかったところにこそあると書かれています。

普段から消化不良に悩まされていたエジソンは、ある日会社に向かう電車を途中で降りて、残りの3キロメートルと徒歩で移動した。

一見すると何の変哲もないエピソードですが、この行動を「実験」と定義するところに、非常に大切な考え方が潜んでいます。

この考え方が効力を発揮するのは、主に失敗しそうなとき。もしくは実際に失敗してしまったときです。

失敗を「経験」ととらえると、それはもう取り返しのつかないものとして、間違えようのないマイナスの体験として自分の中に保存されてしまいます。

しかし、それを「実験」と捉えたらどうでしょうか。

実験をした結果、「このやり方ではうまくいかないことが分かった。」

こうとらえると、ではなぜうまくいかなかったのか?どうすればうまくいくようになるのか?という思考に自然に切り替わっていきます。

考え方を変えるだけでそんなに変わるの?失敗は失敗じゃないの?と思われた方もいるかもしれませんが、

『呼び方が変われば考え方が変わり、考え方が変われば行動も変わる。』

ほんの少し呼び方が変わっただけ、考え方がかわっただけと思われるかもしれませんが、実際のところその効力は思っているよりも大きいことを覚えておいていただけたらと思います。

私(筆者)も、数か月前に

「顔がタイプじゃない」

と取り付く島もなく振られてしまった女性がいました。

こんなこと言われたら、普通の人ならあきらめますよね(笑)

実際私も、こういわれた直後はとても傷つき、大げさではなく足元から地面が崩れるような衝撃を受けました。

そんな折に、本書から実験思考を学んだ私は、

「顔がタイプじゃなくても付き合ってるカップルなんて五万といるし、自分がフラれた原因は顔だけじゃないかもしれない。」

と思い直し、そこからありとあらゆる方法を試しながら、再アタックを繰りかえし、見事付き合うことができました。

どんな些細なことでも、物事をよく観察し、自分の中で仮説をたて、その仮説を実験する感覚で物事に取り組んでみましょう。

いつもより気負いなく物事に取り組むことができ、実行までのハードルが低くなっていることに気が付くはずです。

2-3.維持の段階

最後は維持の段階です。

一度始めたことをあきらめずにどれだけ継続できるか。

成功はここにかかっているといっても過言ではありません。

この段階で効果的な考え方はこちらになります。

③「雨が降るまで雨ごいをしよう」

アメリカインディアンの雨ごい氏であるレインメイカーが雨ごいの祭りを行うと、必ず雨が降ったという。

『後回しにしない技術』

皆さんはなぜだかわかりますか?





すぐ上に答えが書いてありましたね(笑)

答えは、雨が降るまで雨ごいをやめなかったから。

当たり前のようですが、なかなかできる人は少ないようです。

以前、アメリカのマーケティングリサーチ会社が、営業マンは顧客に何回断られたら諦めるのか、という調査を行いました。

その結果、1度断られただけであきらめてしまう人は48%にも上ったそうです。

2度断られてあきらめた人は25%、3度まで声をかけてあきらめる人は15%だったそうです。

つまり、3度断られてもあきらめない人は、わずか12%、全体の1割強という結果となりました。

では、3度断られるまでにあきらめてしまう9割弱の人と、3度断られてもあきらめない1割強の人では、どちらが売り上げが高かったのでしょうか?

多くの人の予想通り、3度断られてもあきらめない人のほうか売り上げが高かったそうです。

しかも、その12%の人たちが全体売り上げの80%を占めていたというから驚きですね。

こう聞くと、「確かにそうだ、粘り強くやることがやっぱり大切なんだ!」と思う人と、「そうはいっても、続けたからと言って必ず成功するわけではないし、自分にはできそうにない」と思う人があると思います。

後者の人に知っておいてもらいたいのは、「物事には必ず臨界点が存在する」ということです。

わら1本で象の背中が折れることがあるだろうか。そんなバカな、と思うだろう。だが、いま言った「臨界点」を仮定すれば、十分ありうる話だ。

『後回しにしない技術』

わらを1本ずつ象の背中に乗せていっても、象は全く重さを感じません。

しかし、それをずっと続けていけば、あるところで必ず象が重みに耐えられなくなる「臨界点」がやってきます。

勉強でも、ビジネスでも、スポーツでも、人間関係でも、何か成果を上げようと思うなら、それに見合った準備期間が必ず必要です。

そこであきらめずに挑戦することができるかどうかは、いつか必ず臨界点がやってくるということを知っているかどうかにかかっているといっても過言ではないのです。

しかし、ここで注意してもらいたいのは、一度失敗した方法をただ繰り返せばいいというわけではありません。

必ず試行錯誤しつつ、新たな方法を試すようにしてください。

3.まとめ

今回は、実行力を爆上げする方法3選ということで、成果を出すために大切な実行力を上げる考え方を3つ紹介させていただきました。

①「スケジュールは逆から立てる」
②「すべての行動を実験ととらえる」
③「雨が降るまで雨ごいをしよう」

実際私も実行してみて、どれも大切な考え方だなということを実感しています。

ぜひ皆さんも実行してみてください!

本書(『後回しにしない技術』)では、ほかにも多くの有用な考え方が紹介されています。

ためになる内容ばかりですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

最後に、この記事がよかったと少しでも思われた方、100円でも応援してくださるととても励みになります。

今後もためになる記事を上げていきますので、よければ応援お願いします!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?