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コーチングって?

最近研修が非常に多くなりました。

人事の離職防止のアピールではないかと思ってます。
言い方悪いですよね。ただ私は、研修を受けて現場で役に立ったことがほぼないので、研修を好きにはなれません。

「やる内容は理解出来るが、せめて期末付近に開催するのはやめて下さい」
研修後のアンケートに書いてるのに、なかなかやめてくれません。

少し前に受けた研修のテーマは

「コーチング」でした。

営業担当の部下を持つ世代が主に集まった集合研修。

コーチングとは相手の話に耳を傾け、観察や質問、ときに提案などをして相手の内面にある答えを引き出す目標達成の手法のこと。


コーチングとは何か。その重要性を体感させるような内容でした。


さぁ、現場でやってみましょう!

講師が言います。

‥‥‥

‥‥‥



「今月いくらやる?」
「今週は?今日は?」
「目標対比出遅れてる分はどう取り戻す?」
「目標は必達だ!」

コーチングのコの字も感じさせない、恐怖で支配するような伝統的な管理が現場で流行ってます。ずっと。

いつも言われるタイミングと言われる内容は一緒です。言われなくても何を言われるか分かります。何なら偉い人が話す原稿くらい作れます。


我々より知ってもらいたい人達がいっぱいいるんだけどな。。

残念ながらそんな思いになってしまいました。


営業管理責任者だけが出席した会議にて。

私「部下の担当先で何を提案すべきか1日かけて皆で考えたよ」

と話したら、周りの方からびっくりされました。

「そんな時間ないでしょ。。」


そう現場には時間がないです。

正解に言うなら、その時間を確保出来る目標設定ではない。が正しいかもしれません。


若手の離職が止まりません。
銀行を嫌いになって辞めていく人が多いです。

コーチングは魔法の薬ではないでしょう。
ただもし若手にもっと寄り添えてたら、こんな離職バブルは来なかったと思ってます。


私は結構、銀行の仕事が好きだから残念です。

このままで良いのでしょうか。

少しずつでも良くしていきませんか?
まず自分の周りから。


「コーチング?そんなの当たり前でしょ。」

今はそんな未来は全く見えませんが、少しずつなら変えられるのではないか、と私は思ってます。


「転職活動しなよ、辞めるなら早く辞めるべきだよ」と部下にはよく言ってますが、私の直属の部下で辞めていく人がいません。

銀行の厳しさは私が教えなくても誰かが教えてくれるみたいなので、せめて銀行の楽しい部分をお伝えしたいなという気持ちを強く持ってます。

そんな仲間が増えると楽しいんですけどね!!


とか言っておきながら、1年後に辞めてるかもしれないですが笑

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