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脂肪を燃焼するメカニズム ダイエットの方法はケトン体が正解

▼目次
■脂肪を分解する方法とは?
■ケトン体とは?
■ケトン体質になる五箇条
■ケトン体アップの食事法5つのポイント
■カロリーと体重増加の関係性は?

■脂肪を分解する方法とは?

今回は、「ケトン体」こそ人類史上、最高の薬であるという書籍をご紹介します。

人類本来の食生活から考えると、現代人は明らかに糖質をとり過ぎているのです。  糖質を抑えると、血糖値を下げるためにインスリンが働く必要がなくなります。糖が体に入ってくる間は、人間の体はブドウ糖をエネルギー源にするため、たっぷりと溜まった脂肪を燃やすことはありません。しかし、糖が入ってこないと分かれば、脂肪を使って体を動かそうと、ようやく脂肪燃焼の機会が生まれるのです。こうして、糖質制限によって体が蓄えた脂肪を使うようになり、体はより健康に、スリムになっていきます。  この〝脂肪を分解して栄養にする代謝〟に切り替わるとき、出てくるのが「ケトン体」です。ケトン体が体内に増えれば増えるほど、脂肪が燃焼され、体についた余分な肉がみるみるうちに落ちていくことになります。糖質をエネルギーにできているうちは、ケトン体をエネルギーとして生み出すことはできないので、糖質を控えることが、自然と脂肪を燃やす体へと変えていくもっとも有効な方法だと言えるでしょう。

■ケトン体とは?

ケトン体とは、脂肪酸とアミノ酸の代謝産物です。ケトン体を構成するにはアセトン、アセト酢酸、βヒドロキシ酪酸。
糖質をとらなかった時に脂肪を燃やして動くのが、ケトン体エンジンとなります。

■ケトン体質になる五箇条

1.糖質をたっぷりと含む食品は食卓から避ける
  ※50g以下/1日

2.メインは肉、食事の中で肉を十分にとる

3.やせたければ脂肪を十分にとる
  ※脂質がケトン体の源

4.カロリー制限をしない。カロリーと血糖値には何の関係性もない

5・ケトン体をエネルギー源にして生きることが健康への近道

全体的に、以前紹介した、『超一流の食事術』のファットバーニングの考え方に似ていますね。

■ケトン体アップの食事法5つのポイント

1.主食は食べない
2.主食分のカロリーを肉、魚、卵、チーズなどのタンパク質でしっかりとる
3.野菜、きのこ、海藻をとる
4.アルコールは、焼酎などの蒸留酒やワインならOK
5.お腹が空かなければ、無理に3食食べる必要はない

主食の代替として、豆腐をお勧めされていました。
白くて、おかずの味を引き立てるたんぱくな味はご飯に似ていて、心理的にもほっとする効果があります。
豆腐には、タンパク質と脂質が含まれ、カルシウムやビタミンEも豊富な優秀食材です。

■カロリーと体重増加の関係性は?

カロリーとは、「ある物体を空気中で燃焼させた時の熱量が、水の温度をどれくらい上げるか」
という物理学的な数値となります。
物質を燃やしたときに発生する熱量と、食べたときに私たちの体が得るエネルギー量が同じ単位というのはおかしな話です。
炭水化物とタンパク質は1gで4kcal、脂質は1gで9kcalといわれていますが、栄養素は体内での役割が違います。
消化のメカニズムも違うので、その内容をしっかり見ずに、「カロリーさえ減らせば痩せられる」というのは、強引な考え方なのです。
地味に、素朴な疑問を持っていた部分でしたので、とても参考になる意見だと感じました。
何か参考になる部分がありましたら幸いです。


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