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女性の生き方。会社も社会も自分の人生の踏み台たれ。


春は何かと飲み会が増える季節。サラリーマンを一足先においとました私にも、有難くもお声掛けを頂き今月は計3回ほど都会に出没する。
会えば元部下には偉そうに日経平均と米国株について論じ、元同僚とは原材料高と人手不足による工場課題を嘆き、元上司には・・・元上司には会いたくないから絶対会わない。いやな上司に会ったら会社辞めた意味ないもんね。

コロナ禍の2022年にキャリア入社した「国立大卒/TOEIC900点/30歳子持ち
/海外赴任経験あり」というピッカピカの女史がわずか1年あまりで休職→退職したと聞いて、へ~~っと妙に感心してしまった。退職の理由が「チームメンバーが自分の仕事を理解できない、顧客の要求が理不尽」というもので最終的な退職の連絡は家族(夫さん)からの電話だったらしい。昨今は退職代行が流行っているし家族から電話があっただけまともだったということかしら。前の会社は夫さんの転勤で辞めたと聞いていたけれど、もしかしたら別の理由があったのかもしれないなあと勘ぐってしまったりして。

そういえば同じ頃に隣の部署にも1年程でキャリア入社から退職した女性がいた。その人もコロナ禍の中途採用だったがリモート中心でぶっちゃけ大した仕事ができる時期でもなかったけれど、確か遠距離恋愛中の彼氏が海外赴任になりせっかくだから結婚してついていくことにしたとのことだった。
うちの会社は好きなので(楽なので?)会社の「お帰りなさい制度(元社員に優先的に再入社してもらう制度」の登録をしたかったが在籍期間が短すぎてNGだったと報告を受け、そりゃそーだろ。と笑ってしまった。

かくいう私は大学卒業後出版社希望だったが間違って広告代理店に入ってしまい、3年間広告取りの下っ端仕事をしながら親の言う「石の上にも三年」を守って4年目にうちの会社のグループに仕事のツテを頼り中途採用で入社した。
その後約30年はストレスだらけの日々。胃腸が弱いので丸の内線のトイレは全部制覇した。都心のオフィスビルの綺麗なトイレを把握するのは外回りの重点課題だったが、再開発が進むうちにそれも心配なくなりどこでも安心して飛び込めるようになったのも今となっては懐かしい。振り返ると30代は「充実」40代は「必死」50代で辞めるまでの間は「苦痛」だったような。
同じ女性でも世代によってこうも違うのか、、トホホ。

いや、彼女たちが正しい。絶対に正しい。
自分の人生、キャリア、生き様は自分で決めて責任をもって突き進むべし。顔にシワができて白髪の手入れにウンザリし身体全体がズド~~ンっと下垂したオバサンになってからでは遅いのだ。
会社も社会も自分の人生の踏み台だ。明るく突き進んでほしいのだ。

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