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「休む日を作る」Part2(節約目線)


以前に仕事目線で「休む日を作る」という記事を書きました。

今回は節約目線で見ても「休む日を作る」ということは節約に繋がるということを自身の体験も踏まえてお伝えできたらと思います。


日本という国は世界で見ても、働き過ぎであるということは前回の記事でも書きました。

年末になり私の兄が帰省し、兄自身の仕事のことや、義実家での奥さんの兄弟の仕事の話も少し聞いたのですが、働き方改革という言葉をよく聞くようになった今でも、まだまだ長時間労働の縛りが消えていないんだなぁと思ったんです。


私の兄は某大手企業に勤めており、年収は800〜900万程ではあると聞いています。
しかし、出張や残業が多く平日はもちろん家族との時間が取りにくかったり、土日も不定期で仕事に出るため休みも不規則であると聞きます。

義実家の奥さんの弟さんも、都内のコンサルタント企業に勤めており、給料は手取りで40〜50万あると聞いておりますので年収に換算すると恐らく年収800〜900万程?ではないかと思います。
しかし、深夜残業ばかりで帰りはいつも終電で、間に合わない時にはタクシーで帰ることもしばしばあるということでした。


収入面で見れば間違いなく勝ち組に入る部類の人達であることは間違いありません。
しかし、パチスロや競馬などのギャンブルをやっていたり、タバコを吸っていたり、福袋をいっぱい購入したり、割とあっさり高い布団をその場の思いつきで購入したり、タクシーを利用する機会が多かったりと…
やはり収入に反して支出も多いんだなぁ、というのがまず最初に感じたことでした。


これらが、収入が多い余裕から生まれるものかと言えば、それだけではないと思うんです。

不規則な休日、長時間労働、職場での人間関係、更には自宅に帰ってからの家事や子供の世話、色々なストレスがかかっているからそれらを発散するために消費を行っているのではないかと。


収入が多いことは、社会的なステータスにもなりますし、当然貯蓄の面でも有利です。
しかし、ストレスにより消費が重ねばそれらのメリットは打ち消されてしまいます。
また、なかなか家族との時間がない日々が本当に幸せなのか?ということです。


家族との時間を作ることは、会社で言われることも多いかも知れませんがワークライフ・バランスを充実させるためにも大切なことですし、

金銭面においても休みを作って、しっかりとリフレッシュしてストレスをなくすことで、ギャンブルやタバコ、買い物などの消費行動によるストレス発散が無くなれば収入の多い方は更にお金を貯めることができるようになりますし、どうかこの記事を読まれている方はしっかり休む日を作って欲しいと思います。

日本の多くの会社の風土が、長時間労働当たり前の文化がまだまだ根強く残っており、頭では分かっていても実行するには難しい問題であるとは思うのですが…

まとめると、休むことは
①時間内に仕事を終わらせるため、仕事を効率化することにも繋がる
②誰かが休んでも会社が回る仕組みを生み出すきっかけにもなる
③家族と過ごす時間もできて子供や奥さんも喜ぶし、家族関係も円満になる
④ストレス発散により消費行動による無駄な支出もなくなる。

会社で有給を取りづらそうにしている人や長期休暇を取る人がいれば、「休暇を楽しんでこいよ」と背を叩いてあげて下さい。


仕事的な意味合いでもお金の面でも、時間はかかるかも知れませんが必ず効果は表れてくると思うのでぜひ実践してみて下さい!

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