【めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAIが作った「株」入門】初心者の知りたい事が詰まった1冊

おススメ度(最大☆5つ)

☆☆☆☆

少額ながら株式投資を始めて約2ヶ月ほど経った頃に読んだ本書。

イラストや図も多く、株初心者には非常にわかりやすくて良い本だった。

株初心者が最初に読む本としても良いし、知識がまとめきれていない人にとっても非常に有用な一冊だった。
今後、僕はこの本を辞書的に使うことになるだろう。

〜図や画像が豊富〜

月並みな感想になってしまうが、イラストや図が豊富にあるので、かなり読みやすい。

また、使われている画像が実際のチャート図であったり実際の決算短信、証券会社のページであったりするので、文字だけで説明されるよりも遥かにわかりやすく、内容は実用的だ。

一通り読み終わった後に、もう一度読み返したい場合も、目的のページを見つけやすく、実用書に近い感覚の本だと思う。

〜基準となる値を明確に示してくれる〜

株をやる上でさまざまな指標を扱うことになる。株に関する本では「この値が高過ぎる場合には注意」などと書かれていることが多いが、じゃあ実際に標準の値っていくらぐらいなのか？という疑問が初心者の場合は起こりうる。

本書では、PERなどの値の標準値を明確に示してくれている。また、高い値であっても「こういうパターンなら大丈夫」というような補足までしてくれている。

正に初心者にとっては、かゆいところに手が届く内容だ。

〜実践的なテクニックや考え方も網羅〜

また、本書の第6章の「儲けるための9の知恵」の内容はまさしく実践的な内容だ。

中〜上級者にとっては当たり前の内容かもしれないが、初心者にとっては取引の腕を上げるために必要最低限の心得や考え方が書かれている。
基本に立ち返りたい時には、この章は非常に役に立つだろう。

株の雑誌が手掛けた本、という事で、その内容はかなり満足度の高いものだ。
株初心者には必読の本である。