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大切な写真をバックアップしよう

■写真はバックアップしよう

写真には、思い出・記録・作品等いろいろな写真があると思います。
大切な写真がなくなったら…、考えたくもありませんね。

私はHDDを落として壊したり、誤って写真を削除したりしたことがあります。
その瞬間は冷や汗ものですが、バックアップがあったので事なきを得ています。

ということで、バックアップして万が一の場合に備えよう、というお話です。

■私のバックアップ環境

バックアップ環境の概略図です。

バックアップ環境

①写真データ
写真データはDドライブにあります。容量が1TBしかないので、直近1年分ぐらいのデータだけです。
2年ぐらい前のデータは、見る機会も減ってくるので外付けHDDに格納しています。
大容量の外付けHDDを常につけておけば、2箇所にデータを保存する必要はありませんが、常に外付けHDDをつけていると移動時に邪魔になるので、保存先を分けています。
DドライブのデータはAmazon Photosというアプリケーションを利用し、Amazon Driveにバックアップしています。

②Lightroomカタログ
カタログの読み込みが遅いとLightroomの動作速度に関わってくるので、SSDに配置しています。
Lrの機能を利用してDドライブにバックアップし、その後Amazon Driveにバックアップしています。

■超重要!

バックアップで重要なのは、『すべてのデータが物理的に異なる場所にバックアップされている』ことです。

故障や盗難被害にあった場合、物理的に同じ場所にバックアップを取得していると、バックアップしていたのにも関わらずすべてのデータがなくなってしまします。
なので次の(A)(B)(C)のいづれかを満たすと良いです。

(A)物理的に異なるHDDに保存する。
(B)別筐体(別のパソコンやNAS)に保存する。
(C)異なる場所(クラウドサービスや、レンタルサーバ)に保存する。

私はノートパソコンの破損や盗難被害を考慮し、(C)を採用しています。
(C)であれば(A)(B)ともに包含できると考えています。

■キーマンはAmazon Drive(Amazonプライムフォト)

Amazon Driveは本当に便利です。

Amazon Drive単体の契約ですと年間ストレージプランは100GB(2,490円)、1TB(13,800円)とちょっとお値段がします。
しかし、Amazon Prime会員(年会費4900円)だと、「Amazon プライムフォト」というサービスが利用可能で、写真データは容量無制限でAmazon Driveにアップロード可能です。
写真データはjpgだけでなく、RAWファイルにも対応しています。

専用のAmazon Photoというアプリが提供されており、フォルダとアップロードスケジュールを設定すると、自動でアップロードしてくれます。

ちなみに、Amzon Photoのアップロードには、「バックアップ」「同期」の2種類があります。
2つの違いは、パソコンもしくはAmazon Driveでデータを削除すると、もう片方のデータも自動で削除されるかどうかです。
「バックアップ」は自動削除されず、「同期」は自動削除されます。
オススメは「バックアップ」です。
「同期」は確かに便利ですが、パソコンでデータを削除すると、バックアップ先のAmazon Driveのデータも削除されます。
間違ってファイルを削除してしまった場合、Amazon Driveから復活できないので「同期」はオススメしません。

■バックアップは正義

カメラ本体のメモリカードスロットは、2つでバックアップを取得できることが主流です。(Z6、Z7、EOS Rがシングルスロットで一時期話題になっていましたね)
撮影時のデータはとても大事ですが、撮影後のデータもそれと同じぐらい大事ですね。

■余談

先日投稿した脱Lightroomのnoteにある通り、バックアップ環境の改良を検討中です。
メーカー純正アプリ(ViewNX-i、Capture NX-D)のサイドカーファイルは厄介だ…

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