本末転倒な事（バチェロレッテ・ジャパン）※ネタバレ注意

ついに先日終わってしまいましたが、

「バチェロレッテ・ジャパン」、ずっと見ていました。

『バチェロレッテ・ジャパン』はAmazonプライムのオリジナル配信ドラマです。

独身女性が主役となり、
複数の男性候補から未来の結婚相手を選び抜く、恋愛リアリティ番組。
アメリカでは計15シーズンも制作されるほどの人気番組です。

初の日本版バチェロレッテに選ばれたのは、沖縄出身でモデルやスポーツトラベラーとして幅広く活躍する福田萌子（ふくだ　もえこ）さん。
常識外れの超セレブな彼女が、結婚したいと願う17人の男性達との旅を通じて真実の愛を探し求めます。

番組では役者や歌手、料理研究家、プロサーファー、会社社長、画家、中には美容男子など…

スペックもキャラクターも様々な男性陣が、彼女を巡って必死にアピールする様子が映し出されます。

豪華でロマンチックなデートの裏で繰り広げられる、泥臭い男同士のプライドのぶつかり合い。
台本なしの75日間で試される男の本当の価値とは…？？

というまぁ、「男女逆転版の大奥」のような番組です。

とにかくお金がかかった番組で、
現実では有り得ないセレブデートの目白押し。
ライバルを蹴落とすための策略やドロドロ。
時には男の友情。
様々な人間ドラマを見ながら夫婦でヤイヤイ言うのを毎回とっても楽しみにしておりました。

ついに迎えた最終回！！
残された2人の男性は見た目も性格のタイプも正反対だけど、
それぞれとっても魅力的な男性でした。

しかし！
なんと！！
結果的に萌子さんはどちらの男性も選ばなかったのです…

番組を振り返り、
彼女なりの理由をとくとくと説明されていましたが、

「真剣に男性たちと向き合うほどに、
本物の運命を感じる人とは巡り合えなかった事に気づいた。
それなのに、自分の気持ちに噓をつき、誰かを選ぶ事。
それは相手のことも傷つけるのでできない。
自分の人生は自分で決めます。」

ざっと要約するとこんな事を仰っていました。

彼女の下した決断には賛否両論あるかと思いますが、
夫婦でずっこけました。

え？？萌子さん？？
「そもそもこの番組がどういう内容かわかって参加したんですよね？？」

別に番組で最後に選んだ男性と、
是が非でも結婚しなきゃいけないわけではありません。

「とりあえずカメラの回っていない所で、まずはあなたとお付き合いから。」

そこから始めて全然OKなんですよ。

参加男性達も2ヶ月仕事を休み、
番組制作サイドも多額のお金を使って、
選りすぐりの男性を集めて、
ロマンチックなデートを盛り込んで、
感動のラストに向けて、
一生懸命番組を盛り上げてきたのに…

最高のお膳立てをしたのに、これでも選べないなんて…

一般社会に戻ったら、
一般男性なんて更に見劣りして益々こじらせるんじゃないの？？

脱落していった男性陣も残ったメンバーに希望を託して去っていくわけですよ…

「それなのにあぁーた、そんなこと言っちゃぁお終いよ…」

萌子さんには余計なお世話でしょうけど、
私の中のデヴィ夫人も納得できないエンディングとなってしまいました。

そんな今日は
「本末転倒あるある」を披露して終わりたいと思います！

・暇つぶしに読み始めた本。
隙間時間どころか、やらなきゃいけない事を放り出して読みふける。

・gotoイートで散財！

・健康を思って1駅分歩いたら、お腹が減ってコンビニスイーツを買って帰る。
よくある。

・張り切って運動しすぎて体をこわす。
年を取るとあとから疲れがやってくるから厄介です。

・ヘルシーな食事を心がけたら、満腹感がないのか量食べる。
サラダにも高カロリーなドレッシングをたっぷりかけちゃう…
ヘルシー意味ないかも。

・のどが渇く→ジュース飲む→甘さでまたのどが渇く。
負のスパイラル！
水が1番。

・1000円でスタンプ1個。
20個たまったら500円引きというポイントカード。
節約のために作ったはいいけど、1000円に届かせるために余計なものまで買ってしまう。
・500円以上お買い上げで卵１パック99円！！
で、別にどちらかといえばいらないものを結果1000円分くらい気付けば買ってる。

・セルフレジの取り扱い方に不馴れで、店員さんを呼ぶ。
ポンコツでごめんなさい。

・メーカーのサポートに問い合わせしたら
「部署が違うからわからない」と言われた。
何のための部署だよ！

・豊かになりたいから頑張ってるのに、
たくさん働くと税金も取られる…

あるあるを書いていて、

「『本末転倒』だけど、こういう事ないと、生きててもつまらないよね」

ってことも結構あることに気がつきました。

もちろん、本当に無駄なこともありますが。

そもそも、
「無駄」や「本末転倒」を気にし過ぎたら、「娯楽」もなくなってしまいますよね。

結果にこだわらず、楽しそうなことには首を突っ込んでいこう。

うん。

「萌子さんはどこまでも自分に正直な女性」
ということがわかったバチェロレッテ・ジャパン。
ヤイヤイ言い合うの、楽しかったから良しとします。

秋鮭と舞茸ご飯。
秋らしい食卓。