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とにかく、なりきること!

去年やっていたドラマの話になるのですが。

「グランメゾン東京」というドラマがとても好きでした!

ザックリとした内容は、

 木村拓哉さん演じるシェフは、天賦の才能でパリに自分の店をオープンさせ、二つ星を獲得。
カリスマシェフ!ともてはやされるうちに、
自信が慢心に変わってしまいます。
けど、一方でどうしても三つ星に手が届かず、プレッシャーに苦しみ、
壁にぶつかり、悩んでもいます。

そんな時、ある重大事件が起こり、店も仲間も全て失い、どん底まで落ちてしまいます。

そんな失意のどん底にいる時、
鈴木京香さん演じるある女性シェフと出会います。
そしてもう一度シェフとして生き直そうと決意し、
昔の仲間も再び集めて、シッチャカメッチャカののち、
晴れて「グランメゾン東京」をオープンさせます。

その後も競合ライバル店の存在や、過去の事件で傷ついた人たちの策略…

様々な困難や苦難に奮闘しながら、

世界最高の三つ星レストランを作り上げよう!!

という目標に向かって、仲間と一丸となって頑張る姿を描く“大人の青春”をかけたヒューマンストーリー。

です。

個人的に大好きな俳優さんばかり出演されていて、
ドラマにも美味しそうな料理が沢山出てくるとの事で、
始まる前からとても楽しみにしていました。

実際観出したら、内容もとても面白く、グングンハマって毎週日曜日が待ち遠しくなりました。

ドラマを観て以来、
私は勝手に自分の家のキッチンを「セントラルキッチン」と呼び、
自分をそこの「カリスマシェフタコさん」だと思い混んで料理をしています。

馬鹿みたいですが、
料理をする時はかなり本気で自分の事を「カリスマシェフ」だと思い込んでいます。

もちろんセントラルキッチンも、さすがに星はついていませんが、
今年こそは「星がつくんじゃないか」と世間で噂される隠れた名店。
位のセルフイメージを勝手に創り出しています。

そんなカリスマシェフタコさんが、セントラルキッチンで使う食材はもちろん!

どこのスーパーでも買える、いたって普通のお肉や魚、野菜たち…

調味料も種類はそこそこあるかもしれません。
けど、同じくどこででも買えるモノがほとんど。

しかも自分なりに日々節約に励んでいるので、
特売品のオンパレードです。

セントラルキッチンの設備はいたって普通のガスコンロ。(だけど3つあります!)

使う道具達は

包丁だけは学生時代のアルバイト先を退職した時にもらった、堺の職人さんのホンマもん。

まな板やボウル、ザル類はニトリ。

その他ピーラーなど細々したモノにいたっては百均。

鍋やフライパンも、口コミを調べたり、自分なりに吟味はするけど、
Amazonとかで購入してきたお手頃価格。

新婚の時にちょっと奮発して買ったオーブン、トースター、ブレンダー…
それらも最新のモノに比べたら機能もかなり古くなってると思います。

圧力鍋やノンフライヤーなんてありません。

お皿や食器類も、
同じく新婚の時にちょっと奮発したモノもありますが、
実家から持ってきた30年選手や百均のモノも沢山あります。

自分なりにはこだわるポイントや
それほどこだわってないポイント、
色々ありますが、平たくいうと、

「よくある一般家庭のキッチン」

です。

作る料理も、ちょっとした記念日やイベントはそれなりに張り切ります。
だけど普段つくるのはいたって普通の家庭料理。
献立も、味付けや栄養のバランスは考えるけど、
中華のメインに和食の副菜がついていたり、
作った料理をテーブルに並べると結局、
献立に統一性がないことなんかしょっちゅうです。

要は

「よくあるキッチンで主婦が毎日家族のご飯を作ってる。」

それだけです。

だけど、ただ生姜焼きの肉を焼いてるだけでも、
ドラマのキムタクを意識して、
耳を済ませて肉がベストに焼き上がるタイミングでタレを投入してみたり
(ホントの所何もわかってないけど、パフォーマンスがしたいだけ)

実際はオーブンの前でグラタンが焼けるのをボーッと見つめてるだけだけど、
最高のグラタンの焼き加減をチェックしてるつもりになってみたり。
(結局ボーっとタイマーがなるまで見てるだけだから、他の事をした方が効率は良い)

とにかく実際はどうであれ、
私は料理を作るときは「セントラルキッチンのカリスマシェフ」になりきっています。

いくら料理が好きでも、毎日作ってたらたまにはしんどくなる時もあります。
そんなときほど、しっかりエプロンをつけて、
「カリスマシェフタコさん」を憑依させると、
以外に気分も上がってきます。

なので、コロナの影響で家でのご飯が増えて、食事作りを負担に感じている方にも、

自分をカリスマシェフと思い込んで料理をする事をオススメします。

本当にバカみたいなんですが、
これ、やりだすと結構楽しいです。

それに、いつもと同じ手順で作った料理でも、
制作過程で自分がカリスマシェフになりきっているからか、
なんか美味しく感じるんです。

ノリノリの旦那さんや、お子さんがいらっしゃる方は、
恥ずかしがらないで、家族の目の前でも堂々とカリスマシェフになりきってみてください。

なんとなくそれっぽいウンチクをひたすら大げさに喋りながら、
ダイナミックにアクションします。

なりきればなりきる程、きっと一緒にゲラゲラ笑いながら効果音をつけたり、
合いの手をいれてその場を盛り上げてくれることでしょう。

そして、カリスマシェフが腕によりをかけて作ったいつもの料理を

「なんかいつもより美味しい。」

とありがたがって食べてくれます。

でも、あくまでカリスマシェフになりきって料理を作ることが大切なので、

役になりきりすぎて、
肝心の料理を失敗しないように、
そこだけは気をつけて下さい。

そんなカリスマシェフタコさんが昨日作った料理がコチラ

鶏肉の焼き加減に全神経を集中させて作った「鶏肉と野菜の黒胡椒炒め」です。

結局何が言いたかったんだって感じになってしまいましたが、
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

皆さんの食卓に幸あれ!



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