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【超訳】サードドア。『精神的資産』の”正しい”ふやし方。~あなたの「成功への抜け道」はどこにある?

【前置き】「サードドア」とは?


 あなたの「成功への抜け道」はどこにある?というお話をしましょう。

誰もが、今よりもっと幸せになりたい。
SNSやテレビに映る人みたいに、成功したい。
義務や責任に追われる毎日から抜け出して、夢を叶えたい。

誰もが、生まれ変わりたいと、日々思っています。

そんな「成功への抜け道」はどこにあるのでしょうか?

それをテーマに書かれた本が、『サードドア―精神的資産のふやし方』という本です。

「サードドア」とは、「第三の扉」という意味です。(いやそれぐらいわかるよ)
ただ、この言葉に込められた意味は、本を開かないとわからないことでしょう。

ここで、著者の主張する「サードドア」についての引用をさせて頂きます。

人生、ビジネス、成功。
どれもナイトクラブみたいなものだ。
常に3つのドアが用意されている。

ファーストドア:正面入り口だ。
長い行列が弧を描いて続き、
入れるかどうか気をもみながら、
99%の人がそこに並ぶ。

セカンドドア:VIP専用入り口だ。
億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが利用できる。
それから、いつだってそこにあるのに、
誰も教えてくれないドアがある。
サードドアだ。

行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、
何百回もノックして窓を乗り越え、
キッチンをこっそり通り抜けたその先に―――必ずある。

これを読んだとき、私は、
「もしかしたら、自分の努力は間違ってる?」
「ただがむしゃらに頑張ればいいわけでもないのか?」
「もし、成功への抜け道があるとしたら、それはどこにある?」
と考えました。

そして、自分も成功者への階段を示す手がかりを、その答えを、この本は教えてくれると思いました。
今この記事を読んで下さっている「サードドア」の他読者の方も、
「自分が成功するための答え」を知りたいと思って本を開いたのではないでしょうか?

でも、率直な感想として、
「自分には当てはまらない」
「こんなのは真似できないよ」
「ただの成功者の自慢話じゃないか」
という感想で終わっているかもしれません。

しかし、そんな単純な話ではありませんでした。。

せっかく、若者たちに力を与えようと、
自分にミッションを課した著者のアレックス・バナヤンさんのこの本を、
最大限活かす読み方をご紹介します。

あなたの『精神的資産』を正しくふやすために、今回のお話にお付き合いください。 

【始まり】成功者の秘密に迫るミッション!
 

ビル・ゲイツ、「Windows」などを開発するMicrosoftの共同創立者、いわゆる天才。
レディー・ガガ、「アリー/スター誕生」という映画の主演を務めた、世界的歌姫。
スティーブン・スピルバーグ、「E.T.」「ジョーズ」「ジュラシックパーク」を生み出した、映画監督。

このお三方の誰一人も知らないという人はおそらくいないことでしょう。

他にも、「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットや、
ジョブズとAppleを設立した「天才オタク」のスティーブ・ウォズニアックなど、
様々な著名人が登場するのが、この『サードドア―精神的資産のふやし方』という本です。

そんな著名人、言い換えると「成功者」たちが、
どうやってキャリアを踏み出し、成功するまでに至った道のりやその秘訣を探ろうと、
自分にミッションを課したのが、著者のアレックス・バナヤンさんです。

アレックス・バナヤンさんは、現在のキャリア(投資家)になるために整えられた環境で育ったわけでもありません。
医者志望(?)の、普通の大学生でした。

 (?)をつけたのは、本人がそこまで望んでいる未来ではなかったからです。

両親が自分のために犠牲を払って育ててくれたことを思って、
勉強しなきゃいけない、と頭ではわかっていても、

”勉強なんて絶対やりたくない„
”いったいどこで間違ったんだろう?„
”本当のところ、僕は何に興味があるんだ? 何を専攻したいんだ? どう生きたいんだ?„

と悩む毎日です。
これは、同じ世代の20歳前後の私たちは、強く共感することではないでしょうか?
そこで、バナヤンさんは、心に火をつけてくれるような成功者の秘訣を求めます。

でも、そんなものはなくて、困っちゃいます。 

 ビル・ゲイツが成し遂げたことを考えると、エベレストのふもとに立ってはるか山頂を見上げている気分になる。
 ”彼はいったいどうやって登頂の第1歩を踏み出したんだ?”
 僕はただそれだけを思っていた。そして気がつくと、成功者の自伝を次々にめくっていた。
 僕は図書館に通いつめ、答えが書いてある本を探した。でも数週間が過ぎても、何も得るものがない。これだと思うような、人生の始まりに的を絞った本は1冊もなかった。
 知名度もなくまだ無名で、誰と面会できるわけでもない。そんな時に、どうやって彼らはキャリアの足がかりを見つけたんだ?
 そのとき、能天気な18歳の思考にスイッチが入った。
 ”誰も書いていないなら、いっそ自分で書くのはどうだ?”

こうして、著者バナヤンさんの「ミッション」は始まります。

その後、「プライス・イズ・ライト」というクイズ番組で、
見事、1万6000ドル(約160万円)を手に入れました!

それを元手にして、「ミッション」を本格始動していくのですが、
そう簡単に物事が進むはずもなく、バナヤンさんは、いろんな困難に立ち向かうことになります。

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