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25キロ歩いたつもりで感謝する

3/8(月)の日経MJを読んでいて、心に残った言葉があった。

ヨークベニマル会長の創業精神。お父さまが6坪の乾物屋を始めたが誰も来ず、お母さまがスルメや昆布をもって自転車で行商していたそう。

10キロ、20キロと野を超え、山を超え、25キロ先でようやく商品を見てもらえた。

試練にぶつかったら「ひとりのお客様に25キロ歩いたつもりで感謝しなさい」、「必ず道が開けるよ」という言葉に支えられ、日々接客に努めて来られたそうだ。

すごい話だなと思った。今ではインターネットで情報がすぐに発信できる。簡単に発信できるツールがありすぎて「発信主義」の世の中になっているから、相手のことを思って伝えるのを忘れがち。

「何度かメールをしたんですけど、返信がなかったので電話をしました」と営業電話が来るけど、これも発信者都合ですよね(自戒も込めて)。

発信主義は、one-way コミニケーション。コミニケーションは、相手がいないと成立しない、だからtwo-way、というかboth-way なんでしょうね。「双方がお互いに思いやり会話をする」という価値が上がっている気がする。

今は発信が簡単にできるからこそ、そのこと自体に感謝しないといけないですよね。感謝があれば、自ずと伝える言葉にも“気持ち”が入るはず!

今日は、ちょっと日記を書く気分で、感じたことをしんみりと書く新しいスタイルでした(笑)。

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