輪行旅2019年7月:山陰(5日目):鳥取市⇒東郷湖⇒倉吉市⇒三朝温泉
山陰輪行旅5日目も相変わらずの土砂降りの雨である。そういう運命なのだ・・・と諦めて、淡々と鳥取駅に向かう。
鳥取駅から倉吉駅まで輪行し、そこから三朝温泉まで自転車走行して宿泊するというプランだ。
鳥取駅で列車の到着をひたすら待つ。雨は相変わらず土砂降りだ。
前から気になっていた「東郷湖」の現地調査を急に思いつき、倉吉駅の手前の松崎駅に降り立つ。
駅周辺は東郷温泉という観光地のようだ。
駅の商店街を抜けると、前は東郷湖だ(東郷池とも呼ばれる汽水湖)。なかなか、興味深い雰囲気の湖だ。土砂降りの雨なのが残念だ。シジミも沢山とれるらしい。さすが山陰だ。
強い雨だれが湖面を叩く。あきれ果てて、雨宿りを兼ねて休憩する。ボーッと湖を見つめつつ、色々と考え事をする。
東郷湖は周囲12km程だが、温泉街やら山道やらがあって表情が豊かだ。軽い登りの道を淡々と走る。
標高50mほどの高台の展望エリアに到着する。対岸の倉吉側には有名な「ハワイ温泉」もある。
対岸側に向かって一気に下る。相変わらず雨は激しい。倉吉側には色々なレジャー施設がある。
有名なハワイ温泉はパスして、国道179号を倉吉駅方面に走行する。
倉吉駅は綺麗な駅だった。
倉吉市街のラーメン屋で食事をする。自転車から離れる場合は、しっかりとした地球ロックが必要だ。それにより、なんの不安も無くラーメンを楽しめるのだ。
再び、国道179号を走行する。天神川に架かる橋の手前から川沿いの県道21号を走行する。
やがて、宿泊候補になったホテルが突然現れた。全然、三朝温泉のホテルじゃないじゃないか。ひどいなあ・・。
ん?岡山大学惑星物質研究所???何なんだこれは?⇒後日調べてみたら、三朝温泉の泉質に関する事が設立の理由の背景のようだ。
いよいよ、三朝温泉に近づく。ミササオンセンと読む。初めて知った。サンチョウオンセンだと思っていた。情けない。
清く正しい、正統派の温泉街の風情だ。
予約していた宿に到着する。凄い重厚な趣の宿だ。泊めてもらえるのだろうか?
泊めてもらえた。嬉しい。実に立派だ。
宿の窓から見える夕暮れの温泉街も素敵だ。素晴らしい。明日はいよいよ名峰大山の勇姿を見ながらの走行だ。