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【#09】サラリーマン讃歌。「静かな退職」という働き方が広がっているらしい。

企業で働く労働者の諸君。
仕事は最低限に。
プライベート重視。

かんたんにいうとそういうことなんだけど。

でもまぁ、これって今にはじまった話ではなく、サラリーマン(←もはや死語かな・笑)たるもの、そもそもそうでなければならないのだっ!!

かの植木等さんもそうおっしゃっております。
「サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ!!」だね。


サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ。

植木均さんは歌う。

  • 二日酔いでもタイムカード(←これも死語かっ・笑)をがちゃんと押しとけばOK

  • ・定年なんでまだ先の話。競馬競輪パチンコ麻雀で遊んじゃえ。

・・・なんて感じで、そうなんですよ、サラリーマンの最大の魅力は「会社には行っておけばよい」「いわれたことだけやってればよい」という「お気楽さ」でありまして、よほどのことがない限りクビにもならず、そんで月末にはきちんとサラリーが振り込まれる。
会社自体の業績がどうのこうのはあるけれど、基本、会社のことなんてじつはどうでもよい。

そうだ、思い出した。
オレの友だち(話の流れから名前は出せませんが・笑)も、とある某大手有名企業(給料がよい)に新卒からずっと務めてたやつがいて、で、30年くらい前かな、彼は結婚したんだけど、彼の妻となる女性の「結婚の決め手」は彼の経済力(給料)だったそうで、以来、「あなたの価値は勤続年数なのよ。だから定年までちゃんと勤め上げてね」と言われ続けていた。

なにをいわれてもニコニコしながら、馬鹿にされてもいいから、とにかく毎日会社に行ってタイムカードを押すのよ。

と、実際に彼女が彼にそう言っているのをオレもデニーズでいっしょにメシを食っているときに聞いたことがあって、植木等ワールドは健在なのだと実感したものだ。

サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ。
うらやましい限りです。

そして見事に彼ら夫婦は巨額の退職金を手に入れた、のではないだろうか。
それから30年以上。
彼らとは疎遠になっちまったけど、なのでいまさらわざわざ「そんなことだけ」を聞くのも人としてどうかという理性がオレにもあるので、でも、彼女がハッピーエンドを迎えてくれてたらいいなと思う。

老後の心配がない。
それだけが彼女の結婚の目的だったんだからね。

それなのに。なに言ってんのあんたたち。

ところがですよ、令和6年(2024年)9月30日(月)の朝日新聞の朝刊にこんな記事が。

「静かな退職という働き方〜仕事は最低限にプライベート重視」

は?
軽くのけぞっちゃうよね。
なにをいまさら言ってんだ?
ってか「なんでこんなのがいまさら記事になるんだ」的な。

定時退社し、自分を見つめ直す。

あっはっは。
当たり前だっちゅーの。
あんたサラリーマン(労働者)だろ。

やりがいがない。

あっはっは。
当たり前だっちゅーの。
やりがいは、経営者(起業した人)にある。

それにしても。
なんでこんな記事がいまさら?
なんでこんなことが世の中の話題になってるのだろうか?

そもそもあれなんじゃないか。
就職部が諸悪の根源(←言い過ぎっすね・笑)なのではないか。

会社(正社員)にやりがいを求める。
そんなことを学生にずっと言っているからではないだろうか。

そのうえ、正社員にならないと死んでしまう(と、これも言い過ぎだが・笑)くらいの勢いで、世にはびこる「新卒正社員屋」が大学3年生あたりに「この夏の過ごし方があなたの将来を決めると言っても過言ではない」とか。

・・・過言だよ。

そんで、就職部の連中も「新卒正社員屋」のいいなり(←この際だから「言い過ぎ」を続ける)になって、自分を深堀りするだの(←やめとけって。所詮は「色即是空」だ)、面接指導だの(←結局、相手方が求める返答をしろとか、企業が求める姿形で訪問しろだとか)をわーわーやるし。

ここから先は、独断と偏見、極めて主観的な立ち位置で書きまくって世間を挑発していますので、誰でも読める状態だと「危険」かと。
「だったら書くな」というのが「ごもっとも」なのですが、漲ったうえほとばしっちゃったので(←いい年をして、と余計はお世話だよ・笑)書いちゃったよー。
あはは。
なので有料としときます。
最低金額の100円です。

ウソはやめろ就職部。

上述のとおり、労働には「やりがい」があるようなことを言ってるから、労働者の極みでもあるサラリーマンにも「やりがい」があるんだみたいな誤解というか、世の中全体で若者をそういうふうに誤誘導しているのではなかろうか。

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