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働くのが大嫌いだった僕が変われたきっかけ

20代の頃、僕はとにかく働くのが嫌で嫌でたまらなかったんです。就職は人生の墓場だと思っていたし、就職初日の絶望感はいまでもよく覚えています。残業、休日出勤なんてしたくない。残業でデートをキャンセルしたときは残業をさせた上司を恨みました。


そういう時って、毎日が楽しくないんですよね。そりゃそうです。嫌な仕事が毎日の大部分の時間を占めているので。会社に行くのも嫌でした。当時の職場は銀座だったんですが、出社前に毎日会社近くのドトールに行って、そこで自分にスイッチを入れて、無理やり会社に行ってました。そんな日々が続くこと数年…。


そういう苦しい状況から逃れたくて、いろいろ本を読みました。かなりのビジネス書を読みあさったのですが、そこで大きな気づきがあったんです。


「仕事とプライベート、どちらも同じ自分の人生の時間だ」

いまの自分からしたら当たり前のことだけど、当時の自分にはこの言葉が響きました。全部、自分の人生。仕事とプライベートを分けるから苦しくなる。仕事とプライベートの二択ではない。分けるのをやめよう。
この気づきで、僕の人生は大きく変わりました。これ以降、急に仕事がおもしろくなったんです。本当に「急」に変わったんです! 仕事とかプライベートとか分けるのはやめて、プライベートの時間でも仕事のことを考えるし、仕事中も遊びみたいな感覚で楽しんでやる。

その気づきをくれたのは数々の本でした。一冊ではなく、大量にビジネスジャンルの本を読んだので、「仕事とは何か」とか「働くとは何か」とか、何冊も読むと同じようなことを言っていることに気づくんですね。つまりはそれが本質なのだと。そうやって読むうちにだんだん自分の中で府に落ちてきて、行動まで落とすことができるようになりました。

働き方改革とかいろいろあるけど、一番大切なのは全部自分の人生であり、どう生きるかを最終的に決めるのは自分だということ。

そのことをたくさんの本が教えてくれました。

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