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「振り返り」がうまくできないなら、まずは量をこなそう

仕事をしていると「振り返り」は必ず実施しますよね。私も部下には振り返りをやれと言っているのですが、振り返りがうまくできない人も多く見てきました。

■ 振り返りがうまくできないケース

経験が不足しているケース

あまりにも経験が少ないと、何が良かったのか、何が悪かったのか、じゃあ次はどうすればいいのか?ということを考えても何も出てこないことがあります。未経験なものに対して振り返りをしろって言われても・・・っていうのは感覚的に理解できますね。

振り返りが苦手なケース

振り返りが苦手な人もいます。「振り返りをやれ!」と言われて「どうやって?」と悩んでしまいます。人それぞれ得意不得意はありますからね。そういう人もいるということを理解して、サポートをする必要がありますね。

私がこれまでのプロマネ経験の中で見てきたケースは主にこの2つでした。

■ まずは量をこなしてみる

私はそういう人たちには「振り返り」ではなく「量をこなす」ことをおススメします。振り返らずに一心不乱に圧倒的な量をこなしてください。そしてその結果を記録として残しておきます。

なぜなら、振り返るためにはある程度の実績が揃った方がいいからです。振り返りがうまくできないケースで共通しているのは「振り返るためのインプット情報が不足している」ことです。

何をするにしても「インプット情報」は重要です。インプット情報の質と量が振り返りに影響してくるのですが、振り返りがうまくできない状況で「質」を求めても難しいと思うので、まずは「量」を目標にします。

■ 振り返りのネタが揃ったら再挑戦

ある程度の量の作業記録があると、何かしら見えてくるものがあります。

例えば「この時の作業とあの時の作業は〇〇をしていたからよかったんじゃないか?」とか「これとあれは〇〇をして失敗してる」とかです。

このように振り返りの材料がいっぱいあることによって気付けることもあります。振り返りが上手くできない人はまずはそのネタ集めから初めてみるのは一つの手だと思います。

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