見出し画像

マネジメントは何手先まで読めるか。先を読む力を身につけよう!

先日、こんな記事を書きました。

ここに書いた通り、マネジメントは難しいのです。

「右」か「左」か。
「上」
「下」か。
「A」「B」か。

マネジメントは常にこのような意思決定の分岐が訪れます。その都度、「最善」と思う方に意思決定していくのです。

「上」「上」「下」「下」「左」「右」「左」「右」「B」「A」

こんな感じでいくつもの分岐を積み重ねていると思います。

■ 管理者の意思決定は将棋のような感じ

私はマネジメントは「将棋と同じ」という表現をします。将棋を指せる人はイメージがわくのではないでしょうか。(将棋がわからない人は囲碁でもオセロでも良いです)

管理者が最善と思う方法で自分の駒(チームメンバー)を動かす。その手に対して相手(ステークホルダー)が何かのアクションをする。管理者がまた最善と思う方法で自分の駒(チームメンバー)を動かす。その手に対して・・・。管理者の意思決定はこれの繰り返しです。

私は5歳で将棋の駒の動かし方を覚えて、その後、一人で将棋を指すくらい好きでした(強いとは言ってない)。

マネジメントをしていると、将棋を指している時と似たような感覚になります。自分の意思決定に対して、相手がどう返してくるか、それに対して次はどう意思決定するか・・・。

■ 木を見ず森を見よう!

意思決定で重要なことは俯瞰して全体を見ることです。

将棋盤全体を見ているか?
相手の持ち駒まで見ているか?

将棋経験者であれば、将棋をやり始めたときは「自分はこういう手で行くぞ!」ということは考えられても「相手がどう返してくるか」が疎かになって、自分のプラン通りに指せずに負けるということがあったと思います。

でも、経験を積んでいくと将棋盤全体を見ることができるようになり、相手の持ち駒も見ることができるようになって、強くなっていったと思います

マネジメントも同じです。

最初はなかなか全体を見ることが出来ません。でも、そこは経験の積み重ねです。だんだん視野が広がっていきます。「全体を俯瞰しているか」を意識しながらマネジメントをしましょう。

■ 将棋をしよう!

囲碁でも、オセロでも、麻雀でもなんでも良いかなと思いますが「先を読む遊び」をするのもマネジメント力の向上につながるんじゃないかなと思っています。

ですので、ちょっと気分転換に将棋のようなものを取り入れてみてはいかがでしょうか?

将棋はやっぱり木ですね!

この記事が参加している募集

#とは

57,836件

最後まで読んで頂きありがとうございました! いただいたサポートは全て執筆活動の資金としてありがたく活用させていただきます。