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瞑想8時間を超えた不思議な感覚を1,000文字超で言葉にする。

2022年8月から瞑想を再開した。

以前、たしか100回を終えての2度目の習慣化だ。

今日(11月25日)に39回を終えて、合計時間が8時間を超えた。最近はうまくいかずに妄想の時間が長かったけど、今回とても良い瞑想ができたので体験を言葉にしておきたい。

よく晴れた秋の心地よい日。いつも通り、オフィスにきて12分の瞑想をスタート。今日はまだ誰もオフィスにいないから静か。ときおり外から子どもの声が聞こえる。

僕は座って瞑想する。ハンカチに香りのオイルをたらして、目の前に置き、椅子に腰掛けて背筋はなるべく伸ばして目をつぶる。

今日もいつもどおり、瞑想と妄想がいりまじった時間がしばらくつづく。

すって、はく、の呼吸に意識を集中させる。文字通り、心の中で「すって、はく」を唱える。あとは手や足にときおり意識を意識的にむける。たまに外の音が聞こえる。こういったことがランダムに起こる。意識は常にあちらこちらに、まるで糸の切れた凧のように飛んでいく。

そんな意識を、なるべく呼吸に集中させる。

僕はこんな事象の合間をぬって妄想の旅にでる。

仕事のことや、プライベートのこと、そのとき気にかかっていることが、いつのまに脳内を満たす。自分が妄想していることに気づいた時は、心の中で「妄想してた」と唱えて、意識をもう一度呼吸にもどす。

8分を過ぎるまでは、今日もこれの繰り返しだった。

ただ、そのあとだんだんと頭が冴えていくのを感じた。

呼吸を意識しつつ、他のことも意識せずとも感じられるようになる。とても表現がむずかしいのだけど、『HUNTER×HUNTER』でいう円みたいなイメージだ。自分の周辺で起こっていること対して、まんべんなく意識ができて、感知できているような感覚。本当はそんなことないはずだけど、そんな気になる不思議な感覚だ。

呼吸を意識しながら、その呼吸への意識からも解き放たれている。妄想はしていないけど、眠ってもいない。意識がただただ冴えている。

12分がたっても瞑想をつづけたくなって、2分のばして14分の瞑想を終えた。

終えると脳がうーーーーーーすらしびれるような感覚。しびれるというと大袈裟すぎるんだけど、ぽーっとして、すこしつかれたような、何かに没頭したあとのような感覚がある。ゆっくりと目を開けて、呼吸をととのえて、からだをすこしずつ起こした。

これが11月25日の瞑想の話。瞑想は合計8時間を超えて、僕は不思議な体験をした。

※瞑想時間の“12分”に特に意味はありません。
※僕は『頭が突然鋭くなる瞑想法 ― ブッダが悟りをひらいた人類最高の英知』にでてくるヴィパッサナー瞑想法を参考にしています。

ありがとうございます!好きな本を買うか、旅に出ます。