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自転車競技はRPG要素が過多な話

自転車競技はRPG要素が多い。

例えば、

・経験値を貯めてレベルアップ(言わずもがな。出力が上がったり、タイムが縮まったり)

・武器や防具をアップグレードできる(フレームやホイール、ウェア・ヘルメット・アイウェア・シューズなど。レベルが上がればより性能の高いモノにアップグレードできる)

・謎解き(メカニカルな部分の解明)

・共に戦う仲間(ショップのクラブ、学校のクラブ、SNSなどでを集う仲間。時に良きライバル)

・宿に泊まって回復(これも言わずもがな)

・魔法(スプリントやヒルクライムや回復力など、他人とは違う特殊能力)

・ボス(峠や向かい風や悪路など、目の前に立ちはだかる全ての負荷)

・イベント(そのままレースやイベント)

・レアアイテム(チームや選手、大会やイベントの特別ギフト)

・世界を巡る(世界各地でのレースやイベント)

例えの時代背景がかなり古い感じですが、ざっとあげてもこれだけありました。ただ、走っても走っても通貨はたまらず(もしかしたらそれが仕事になり通貨につながる可能性はあります)、道半ばで力尽きたら生き返るのも難しいというところは共通しないところですね。。。

しかし、これだけRPG要素があれば、RPG全盛期を経験した現在の30代~50代の我々は、そんな自転車競技にワクワクを感じてしまうのも無理はないのかなと感じます。はがねのつるぎが欲しいとか、みだれうちが使いたいとか、そういう場合はかなりの時間をかけて経験値やゴールドを貯めなければいけなかった時代。レベルを上げておかないと次のエリアには簡単にたどり着けなかった時代。。。そんなことを思えば、今トレーニングで伸び悩んでいる人は、今一度昔のRPGをプレイしてみるのがおすすめかもしれません。あの辛く厳しい旅のことを思えば、トレーニングなんて時間もかからずにすぐに効果も感じられ、ゲームをやっている暇があったら。。。というモチベーションにつながるかもしれません。

そうなると、全然共通ではありませんが、PCゲーム、スマホゲーム全盛の現代の若者の感覚だと、どんな要素でワクワクを感じるのか興味があります。彼らの感覚を体感するにも、一度そういうゲームをプレイしてみた方がいいのかもしれません。通信プレイ・課金・非課金などでZwiftもそうだなぁと思ってみたり、ガチャはどこかに取り入れられないかな?などと考えてみたり。。。

その時代のカルチャーと流行したものを結びつけると、その時代を生きていた人たちのバックボーンが見えてくるかもしれません。そういうものは長く触れ合っていた漫画やゲームの中に意外とあったりするんですよね。

当然、全ての人がそうだとは限りませんけれど。

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